« 「あの川」というモティベーション | トップページ | 行政手続法 »

2004年9月 1日 (水)

キジと目が合う

脱原発社会をめざして人生を大疾走された高木仁三郎さんが遺稿として残された『鳥たちの舞うとき』(高木仁三郎著、工作舎)を、「八ッ場ダムを考える会」の渡邊洋子さんに勧められて、読みました。

作品の舞台が「八ッ場ダム」だと言うのです。

「鳥」が出てくるからというシャレではないのですが、読んで、鳥肌が立ちました。

実は、先日(8月24日午後)、八ッ場(やんば)ダムの水没予定地付近を歩いていた時に、キジと遭遇したことを思い出したのです。野生のキジです。初めて、野生のキジをみました。雑木林から道(土の道)に(向こうが)飛び出した出会い頭に目が合ってしまいました。

しまった、とばかり、彼はドタバタとコミカルに(見えました)慌てて、地面を駆けて林の中に姿を消しました。

高木さんのご本を読んだのは、その後だったのですが、目が合ってしまったキジを思い出して、それで、鳥肌が立ちました。

まるでキジからメッセージを託されてしまったように思ってしまうじゃないですか(笑)。
八ッ場ダム止めてって。今も、横目で振り返った顔がちらつきます。

みなさんにも、この本、お勧めします。
次に鳥と目が合ったとき、なんか、鳥肌、立ちますよ(笑)。

それにしても、キジって飛ぶんでしょうか。
ドタドタと走った様子はとても重そうで(ちょっと美味しそう)、君は『鳥たちの舞うとき』に出てくる鳥たちのように舞うこともできない。駆け回る生息地を守らないと、君は、死んでしまうね、と本を読みながら思ったことでした。

【必見!】
さて、この本の出版社は、なんとこれを機に、「八ッ場ダム住民監査請求」の応援を開始。「緊急情報」として、この作品の舞台が八ッ場ダムだったこと、そして、高木仁三郎さんのパートナー、久仁子さんが8月17日に現地へ行かれた時の心のこもったレポートを掲載しています。

【八ッ場ダム住民監査請求とは?】
2004年9月10日(金)、やんばダムの受益地域である首都圏(東京、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城)で一斉に、各知事に対して負担金の差し止めを求める「住民監査請求」を申し立てます(地方自治法第242条参照のこと)。オンブズマンが脱ダム戦争に突入というわけです。どなたも賛同・参加できます。我こそはと思う方は、八ッ場ダム住民監査請求関連ダウンロードページで、請求人になるための署名用紙もダウンロードできます。

お問い合せは、以下のいずれかに。(八ツ場ダムをストップさせる東京の会Tel: 042-467-2861田中清子/埼玉の会Tel: 048-825-3291藤永知子/千葉の会Tel: 043-486-1363中村春子/群馬の会Tel: 027-224-8567 鈴木庸 /首都圏のダム問題を考える市民と議員の会Tel: 03-5211-5429堀田・柴田)

【なぜ、監査請求?】
やんばダムの問題点が、うまく整理されているのはここ
やんばダムを建設する側のホームページはここ

【オマケ】
風を起こす運動には勢いがあります。応援「ひやむぎ」だってできています。群馬名産の「小麦」と「桑」で作られたひやむぎ。美味しそうです。

【高木仁三郎さん】
科学者として、そして原子力資料情報室代表として、存分に社会貢献をしてなお、遺稿でダムを提起した高木仁三郎さん。もっとしっかりやらんか、と言われてしまったような気がします。

|

« 「あの川」というモティベーション | トップページ | 行政手続法 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。