« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »

2005年1月31日 (月)

東京電力への補償

 すみません、お待たせしました。前回の続きです。八ッ場ダムを計画通り使うためには、河川法41条に基づいて、東京電力に、水利権を放棄させ、国土交通省が、補償を行わなければなりません。
=======================
(水利使用の許可に係る損失の補償)
河川法41条 水利使用に関する第二十三条又は第二十六条第一項の許可により損失を受ける者があるときは、当該水利使用に関する許可を受けた者がその損失を補償しなければならない。
=======================

続きを読む "東京電力への補償"

| | コメント (0)

2005年1月27日 (木)

東京電力の水利権

前号で口頭弁論の第一報を書いた神原さんに、先日、お話を聞いていたところ、「東京電力に『水利権を放棄するな』っていう運動はどうかなぁ」という。
 
 実は、計画中の「八ッ場ダム」に流れ込む水のほとんどは、現在、東京電力が発電に使っている。東電が自分の水権利を、もしも「手放さない」と言えば、八ッ場ダムは、できたとしても、「空っぽ」になる。なぜなら今のままでは、川の水は、吾妻川(あがつまがわ:利根川に流れ込む八ッ場ダムが計画されている川)を通らずに、東電の送水管から下流へと、八ッ場ダム付近を迂回してしまうからだ。
 具体的に数字を挙げるとこうだ。

続きを読む "東京電力の水利権"

| | コメント (1)

2005年1月26日 (水)

住民訴訟・茨城の陣

 今どきの裁判には、「パワーポイント」は欠かせないツールのようです。
 1月25日、水戸地方裁判所での「八ツ場ダム住民訴訟」第1回口頭弁論の第一報が、茨城から入ってきました。登場人物は、裁判官3人、原告側9人(弁護士3人)、被告側(弁護士5人、県職員3人)、原告側傍聴人40人。「緊迫した空気のなか開廷」したそうです。
(「公判」と書いたら、それは刑事事件用語で、民事(行政訴訟)は「口頭弁論」だとのこと。スルドイご指摘ありがとうございました。)

続きを読む "住民訴訟・茨城の陣"

| | コメント (0)

2005年1月21日 (金)

「八ッ場ダム住民訴訟」スケジュール

 昨年9月10日の住民監査請求から始まった「八ッ場ダム住民訴訟」が1都5県でいよいよ始まります。
何が問題なのか?裁判とは何か?三権分立の一角「司法」の世界を、この機会にぜひ覗いてみてください。

1都5県「八ッ場ダム住民訴訟」スケジュール
第一回裁判(口頭弁論)

続きを読む "「八ッ場ダム住民訴訟」スケジュール"

| | コメント (0)

2005年1月15日 (土)

淀川のロングラン審議

 八ッ場ダムは、52年前に利根川水系に計画され、現在に至るまで増額はあっても、科学的な観点からの見直しを求める政治力が足りず、現在、その財政に直結する1都5県(東京、群馬、埼玉、群馬、栃木、千葉)での住民訴訟へと発展中です。
 97年の河川法改正を境に、それとは違う運命を取りはじめたのが、関西一円(大阪、奈良、京都、三重、滋賀、兵庫)を流れる淀川水系です。
 淀川水系流域委員会を立ち上げ、大がかりな「参加」形態を創設して、平成15年には「ダムは原則、建設しない」という画期的な提言や意見書を出しました。

続きを読む "淀川のロングラン審議"

| | コメント (4)

2005年1月11日 (火)

たとえばボツ

  「日経エコロジー」2月号の「ビジネスリーダーのための新環境学」というコーナーで、『開発援助の環境社会配慮-事前の情報公開を推進 NGOの監視能力高まる』という記事を書きました。
 三度目の正直となる駆け出しジャーナリストの仕事の半分は、記事の営業だと心得ています。そして、ボツになっても気にしない!落ち込まない!すぐに立ち上がる!をモットーに昨年の秋はもがいていました。最ももがいたのは、八ッ場ダムでした。

続きを読む "たとえばボツ"

| | コメント (0)

2005年1月 1日 (土)

冬休み中のお勧め図書

みどり池.jpg 旧年中はお世話になりました。世界でさまざまな不幸が重なった年でした。一方で、知人、友人、自分自身も含め、バカスカと本を出す実りある年でもありました。以下、その一部です。

続きを読む "冬休み中のお勧め図書"

| | コメント (6)

« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »