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2005年6月25日 (土)

コンセンサス会議の国へ

チャリ.jpg

「風力発電」と「コンセンサス会議」の国へ行って来ました。
デンマークです。とは言っても、今回の目的は、不妊患者団体の国際会議の取材です(笑)。
その記事の締め切りが間近で、本当は、これを書いている場合ではないのだが…。

「友だちの友だちはみな友だちだ」とばかりに、友だちが紹介してくれたデンマーク人に会いにクリスチャニアという「ヒッピー自治区」とでもいうべき地区で国際会議前後はのんびりさせてもらい、命の洗濯をしてきました。

さすらいのフリーランス・ジャーナリストとしては、この「ヒッピー自治区」のことも記事にすべく、不妊患者団体の国際会議の記事書きが済んだらどこかに売り込みたいなと(笑)。この自治区はなんでもコンセンサス、つまり多数決ではなく、合意するまで徹底的に話し合いによって物事を決めていく方式で自治が行われている。

海辺に立っている風力発電の風車へと案内してくれた道すがら、その根元をきくと、なんと、バイキングの時代に遡るという。バイキングたちのルールで、杖を持っている人がたとえそれが誰であれ、話をする権利がある。他の人はそれが誰であれ、その人の言うことを聴かなければならない。遮ってはいけない。言いたいことがあるものは、その杖を手にするだけ。全員の意見が反映されていくまでとことん話をしていくのだと。
町のカフェ.jpg

 杖こそはもたないものの、この話し合いのスタイルは小学校から子どもたちに教えられ、デンマークの伝統として確立しているそうだ。

 こうして原発を拒否した国となり、オーフス条約(環境に関する政策決定に対する市民参加、司法・情報へのアクセスを確保するための国際条約)の生まれ故郷(オーフスはデンマークの第2の都市。しかし、「オーフス」と発音してもデンマークでは通じなかった(涙))となったのかと感嘆。
 
 それにしても、どこを切り取っても絵になる国だった。
 (写真は普通の町中)

まさのあつこ atsukom@mrj.biglobe.ne.jp
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