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2006年5月27日 (土)

アンケートの効用?功罪?その1

発言者名入りの議事録の開示請求に対する不開示決定が出る前にやるべきことがまだあった。「発言者名入りで議事録を公表すべきではないか。委員に諮ってもらいたい」と、もう一度、委員長に直談判することだ。

人生やらないで後悔するよりやって後悔した方がいい。

510日、球磨川水系の基本方針策定の2回目の審議の後、委員長に聞きに言った。と、マスコミ陣に囲まれている。もちろん、彼らが浴びせているのは審議の中身についての質問である。ふと見ると、委員の一人の福岡捷二・工学博士(中央大学研究開発機構教授)が帰る準備をしている。

そこで一委員としてどう思うか聞いてみようと「ひとつ質問をしてもよいですか?」と聞いた。「どうぞ」「現在ネットで議事録を公表する際、発言者名のところだけ伏せられています。それも公表すべきものだと思っているんでけどいかがでしょう」そう言いながら、取材であることが分かるように、ジャーナリスト名刺を差し出して言った。

すると意外にも「あ。この名前はどこかで見たぞ」という。「え?そうですか?」「なんかメールをもらったぞ。アンケートだとかって」(実際にはFAXもしくは郵送だったと思う)

「あぁ」、と失礼にも自分で送りつけておいて忘れていたものを思い出した。

カナダ取材に出る前(18)に出し、帰国後(1月23日)までに受け取れるよう締め切りにして「えいやっ」と出していったアンケートだ。

5項目からなるもの。昨年(05年)秋以来、傍聴する中で、あまりに「基本高水」という重要な要素についての審議がないので「ヒドイ」と思い、その重要性や意味、審議できる “特権”と“責任”を自覚しているのか、意識喚起することを狙って出したのだ。

1.河川整備基本方針の肝は基本高水であると、知っていますか?

2.基本高水の算定方法をソラでいえますか?

3.住民参加は、河川整備計画の策定段階で、必要とあらばという条件つきでしかできず、そこでは基本高水の議論ができないとされていることは知っていますか?

4.国土交通省が提案する基本高水の是非を議論し、その是非がチェックできるのは、唯一、社会整備資本審議会でしかないと、お気づきでしたか?

5.基本高水が足かせとなって、川のあり方をゼロから地域住民が決められないことに苛立っている住民がいることに、お気づきですか?

回答欄には (はい  いいえ) その他: とした。

それのことだ。意識喚起が出来ればいい、とダメもとで出しておいた。しかし、不躾なアンケートであることは間違いなく、お願いの出だしは、「突然、不躾なアンケートをお送りすることをお許しください」だった。アンケートの主旨も丁寧に書いたつもりだ。

しかし、誰からも回答が得られなかったので、そのようにこちらでも公表させていただいた。その後、このことは、私の意識からはまったく消えていた。(ま、これはこれで失礼なことなんだが・・・・)

びっくりなのはここからだった。(続く)

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