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2006年10月17日 (火)

川はいったい誰のもの!? 

熊本から「川はいったい誰のもの!?」キャンペーンが届いたのですが、それは下記までジックリ見ていただくとして、独断と偏見により、その中にあったひとくち解説を先に持ってきてしまいます。先にそちらを読んでいただくと、なぜ、地元住民が「抗議キャンペーン」をしているのか、理解しやすいと思います。ご協力される場合、17(火)が期限です。転載がギリギリですみません。(オマケにこのブログ、エラーが多くて、直すことができない状態で、以下、すごく読みにくくて恐縮です。多少でも読みにくくするため一部省略しています)

------------------------ひとくち解説--------------------

【河川整備基本方針ってなに??】

国直轄の一級河川の整備の方向性を決めるもの。

国交省の審議会の一つである社会資本整備審議会河川分科会の「河川整備基本方針検討小委員会」において、国交省の説明と、委員による簡単な審議のみで決められている。

【河川法の改正】

1997年に河川法が大きく改正され、新しく河川整備の計画策定プロセスに住民参加、環境への配慮が盛り込まれた。それによって現在、それまでの「河川工事実施計画」に代わり、すべての一級河川について新たな「河川整備基本方針」(基本高水、計画高水流量等)とそれに基づく「河川整備基本計画」(河川整備の目標、河川工事・河川の維持の内容)が作られている。

【基本高水(きほんたかみず、きほんこうすい)って?】

基本高水とは、河川の各地点に、ダムや遊水池、放水路など洪水量を調節する施設が無い状態で流出してくる流量のこと。つまり、大雨が降った場合にどのくらい川の水が増えるかという流量。

そのピーク流量は治水計画を立てる上で基本となる。

【計画高水って?】

計画高水とは、ダムや遊水池、放水路等の施設によって洪水を調節した後、河道(かどう)により流下させることとした流量のこと。つまり、大雨になった場合でも川にある施設によってどのくらいの量の水が流れるかという流量。河道改修の基本となる。

【川辺川ダムって?】

熊本県南部を流れる球磨川の支流、川辺川に計画されている多目的ダム。完成すれば高さ107.5m、総貯水量1億3300万立法メートル(東京ドーム107杯分)と九州最大級のダムとなる。ダムの主目的は治水、利水(かんがい)、発電。1966年に計画が発表され、水没予定地である

五木村

は反対を経て計画受入を決め、1996年にダム本体着工に同意。しかし1990年代半ばより、ダムの治水効果への疑問、漁民の反対、環境影響の甚大さ、大型公共事業の見直しなどの動きから、流域で本格的な反対運動が始まった。2003年川辺川利水訴訟判決によって、ダムの水をもちいて灌漑する利水事業が頓挫。これにより従来のダム基本計画は見直しを迫られ、国は強制収用の申請を取り下げることとなった。国は現在まで新たなダム基本計画を作れておらず、地元では、水没地の生活再建工事等を除き、一切の建設工事が一時的にストップしている。代替道路や移転などはほぼ完成しているが、ダム水門そのものは未着工。

世論調査では、半数以上がダム建設に反対。また2001年からは、住民への説明責任を求める熊本県がコーディネートの下、治水、環境をテーマに住民討論集会が開かれている。地元では、

人吉市

八代市

熊本市

を中心に、住民・漁民・農民・市民・専門家の連携からなる広範な反対運動が展開されている。詳しくは http://kawabegawa.jp/

(以下転送歓迎)

-------------------------------

*;☆;*' 川はいったい誰のもの!? ★*+~;*

  住民の声を無視し、強引に進む川づくり

川辺川ダム建設ありきの国交省小委員会へ抗議FAXを!!

>> 【緊急】抗議FAXキャンペーン ご協力のお願い  <<

*;☆;*'~。★*+~;*;☆;*'~。★*+~;*;☆;*'~

数年前から実質的な「休眠」状態にある熊本県・川辺川ダム建設計画。

清流球磨川とその支流川辺川をめぐり、国はダムを作るために最後の手段に出ています。

今年4月から国交省で開かれている小委員会においてありとあらゆる手段を使って「ダムがなければ川はあふれる」と結論づけようとしています。そのあまりの強引な姿勢に、地元では怒りが爆発!暴走する国と小委員会を止めるため、今回全国のみなさんに呼びかけ緊急のメールアクションを行うことに致しました。

★ あなたが送って下さる1枚のファックスが、

★ 国交省と小委員会の暴走にブレーキをかけ

★ 川辺川ダムを止めるための大切な力になります!

どうかご協力くださいますようお願い致します!!

■ファックス送付先

河川整備基本方針検討小委員会

近藤徹委員長宛て

FAX:03-5253-1602

TEL:03-5253-8443

(国土交通省河川計画課気付)

■ファックス送付期限 ★重要★

第一次 20061017日(火)

■ぜひ指摘していただきたい問題点の例

以下がぜひ一緒に抗議の声をあげていただきたい問題点の

ポイントです。

・最初から「川辺川ダムありき」で進んでいる

・基本高水の算出法が極めて不自然で、意図的に「基本高水7000トン」を導き出すためとしか思えない

・熊本県民の代表である潮谷義子熊本県知事が納得していないのに、強引に審議が打ち切られている

・地域住民が納得しておらず、説明責任が果たされていないのに委員長決裁によって審議が打ち切られている

・住民の意見書の内容が真摯に検討されていない

・地元住民の生命財産がかかっている問題なのに、議事録で発言した委員名が非公開とは無責任

・一般から寄せられた意見書が公開されていない

・小委員会は第三者機関でありながら中立性や公平性を欠き、国の説明にお墨付きを与えるだけの機関になっている

■また、以下のファックス文例をそのままコピーして、お送りいただいてもOKです。

------------- F A X 文 例 ここでは省略

■「小委員会」という国の最後の切り札

全国初の住民討論集会の開催、強制収用の失敗、利水訴訟での国側敗訴、計画から40年を過ぎて大きく揺らぐダムの必要性・・・。

この数年、川辺川ダム問題は大きな局面を迎えて来ました。

国交省にとってはどれもダム建設を失速させるものばかり。

業を煮やした国は、ある手段に出ました。

「『ダムがなければ川はあふれる』ことを、川の整備計画の中核となる『河川整備基本方針』の中に盛り込んでしまえばいい」。

折りしも、全国のすべての川について新しく「河川整備基本方針」が作り直されていたところ。国にとっては絶好のタイミングでした。

こうして今年4月、球磨川水系(川辺川は球磨川の支流)河川整備基本方針の検討が始まりました。

■ダムありきの球磨川・川辺川の整備方針づくり

基本方針が審議される小委員会は、実は国交省の説明にお墨付きを与えるためのもの。全国ほとんどの一級河川において、たった2時間程度の審議で大切な河川整備の基本的な方針が決められています。球磨川水系の審議でも同じこと。これに対し住民側からは枚数にして数百枚、数十通に及ぶ意見書が出されていますが委員会はそれをも無視し、強権的な進行で進んでいます。「シャンシャン審議会」になりかけている中、委員としてはたった一人、住民の代表である熊本県知事だけが疑問を出し続けている状況です。

このあまりの強引な進め方に対し、川辺川ダム中止を求める市民、漁民、農家、住民の間では怒りの声が最高潮に達しています。

■川は誰のもの?~開かれた川づくりのために

小委員会は、ダムの必要性を裏付けるため、実際には起こりえない大降雨を想定し、林野庁や国も認めている森林保水力の大きさを完全に無視し、河川工学を(国交省を支持する)「専門家」の間で独占して恣意的に歪め、わたしたち住民の手から「川」をもぎとろうとしています。

1997年に行われた河川法改正は、確かに「住民参加」と「環境への配慮」を盛り込んだはずでした。ところが、結局それはうわべだけのものに過ぎず、国の姿勢は従来のものと何一つ変わっていなかったことが、今全国各地で明らかになりつつあります。川づくりの基本方針を決める小委員会を強権的に進めることは、その最たるもの。本当に開かれた川づくりのためには、地域住民が納得できるような説明責任を果たすこと、住民の声を実際に盛り込んでいくことが大切です。

球磨川・川辺川の例だけではありません。

わたしたちは、日本の河川行政そのものを根底から変えていく必要があると考えています。

どうぞあなたのお力を貸して下さい!!

■ファックス送付先

 河川整備基本方針検討小委員会近藤徹委員長宛て

 FAX:03-5253-1602 TEL:03-5253-8443

 (国土交通省河川計画課気付)

■ファックス送付期限

 第一次 20061017日(火)

19日に次回委員会が開かれるため、それまでに100通の抗議FAXを届けることを目標としています。大変時間がない中で恐縮ですが、お一人1通でも2通でも、FAX送付にぜひご協力をお願いいたします!!

■送っていただきたい内容

※このメールの前半に掲載しています。

□ 参考URL □

河川整備基本方針検討小委員会のこれまでの議事録など

これまでの議事録などが公開されています。

国交省河川整備基本方針、整備計画のサイト

住民から小委員会への意見書(一部)

県民の会HP

■本件についてのお問い合わせ

子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会

Email yu.terashima@gmail.com

FAX 0940-52-3632

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