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2007年5月11日 (金)

第一回「閣議決定違反」大賞

取材、裁判、SEAのことが皿回し状態で、来週頭から再び、次の多忙波が押し寄せ、息継ぎが精一杯なので、今日は(恩人からの頼まれごとにもあえて不義理をして)ブログその他を高速連打する。

2007419日、社会資本整備河川分科会 を若干遅刻したが傍聴した。

球磨川水系の審議になって以来、傍聴者多数のため、常にモニタリングルームで傍聴していたが「休憩」なるものが入ったので、審議をやっている部屋に様子を見に行った。すると統一地方選(422日)前とあって、熊本からの傍聴がそれほど多くなく(それでも多数)、1席空いていたので、すかさず陣取った。

分科会の下で行われる河川整備基本方針小委員会で、球磨川水系は、他の1、2回で審議を終えた水系とは違って、2006413日から2007323日まで11回に渡った。ラオス出張でいけなかった1回ともう一度(何かの締め切りで)を除いては、遅刻や早引けはあったが全会を傍聴した。

323日の11回目の最終日には、熊本県知事が国土交通省事務局が出してきた河川整備基本方針案に「了承できない」として、そのことを併記して分科会にあげて欲しいと明言していた。

しかし、委員長であり、元河川局長の近藤徹氏は、審議会等の整理合理化に関する基本的計画 平成11年4月27日 閣議決定 が禁じている「府省出身OB」なのに就任し、その存在自体がすでに閣議決定違反なのにもかかわらず、さらにこの閣議決定で明記されている指針「審議を尽くした上でなお委員の間において見解の分かれる事項については、全委員の一致した結論をあえて得る必要はなく、例えば複数の意見を並記するなど、審議の結果として委員の多様な意見が反映された答申とする」をものともせず、「私の責任でまとめる」と言い放った。

それがどうなるか。419日は、その結果を見届けにいったともいえる。省庁が出してきた事務局案を、府省出身OB委員がシャンシャンと通す。審議会のVSOP(もう死語か?Very Special One Pattern)を打ち破ることに、果たして古い時代のVSOP元河川局長が貢献するのか。

いや、本来は、「私の責任でまとめる」と323日に言い放った瞬間に、その存在と相まって「閣議決定違反大賞」ものだ。そこで、遅ればせながら、元河川局長かつ元水資源開発公団総裁かつ現水資源協会理事長の近藤徹氏に、第一回「閣議決定違反大賞」を勝手に授与する。

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