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2007年7月28日 (土)

動かしめる

7.30加筆(以下、訂正してお詫びします)丸山川→円山川

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727日の淀川水系基本方針の河川分科会の取材に行き、もう一点、メモっておきたいこと。

 

その下部機関、河川整備基本方針検討小委員会の委員長報告が終わったあと、流域の関係2府4県(京都、大阪、兵庫、奈良、三重、滋賀)のうち、滋賀県の嘉田由紀子知事が「これから河川整備計画を策定していくにあたり」と述べ、3点を確認したいと次のように述べていた。

1.河川政策は他の政策と連携をとらないといけない。農水、都市計画、まちづくりなど、川と周辺は一体ですので、他の政策との連携が重要。他国と比べると、日本は利水と治水は一体だった。近代的な政策として整備されるなかで分化をしてきた。これからは領域間で連携をとらないといけない

2.河道の中だけでは対策をとれない。昨今「公助」「自助」「共助」の重要性をますます実感している。いくら情報をだして、知らしめることはできても、動かしめることはできない。洪水にあわれた円山川の人が感じただろうと思います。情報が人を動かしめることとなるには、どうすればいいか。改めて感じるのは水害は同時多発だから、行政だけでは対応できない。身近なところでやっていただかなくては限界がある。

3.財政難の中で、どこまでやるか政策の優先度を選ばないといけない。最小の費用で最大の効果を出すためにはいかにすべきか、計画論として理想をだしていただくのはありがたいが、地域でのそれぞれ実情は違う。文化、歴史、川とのかかわりかた、地方の状況にあわせて決定できる仕組みをお考えいただければと思う。琵琶湖には短い河川が200本ある。すべてにダムを作るには膨大な費用がかかる。その地方の地勢、水の流れ方、実情にあわせた考え方をして欲しい。治水を公費で行うことも考えなければ。以前は受益者負担でやっていた。税金だけではなく自己負担という考え方を取ることも考えなければならないのではないか。土砂災害はその考え方でやっているが、民間の保険などを含め、いざ本当に受けてしまったあとの経済的な政策も感じている。

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以上、傍聴による概略メモです。全体を伝えずここだけ切り取っても仕方ありませんが、他府県の知事(代理)は国に「お願いをします」という姿勢で国交省の基本方針案(ここから見ることができます→http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai/shakai/070705/index.html) をほぼそのまま認めたのに対し、特筆すべきことだと思うので、また、新分科会会長が、これについて併記する確証はないので、メモっておきます。

単なる「お墨付き機関」と批判され続けてきた審議会を、国民側、流域住民に近づけていく上で、こうした意見の併記は、とても重要だと思います。

たとえ与野党が入れ替わったところで、一昼夜にしてこの国はかわることがない。一気に攻め入るようにして革命的な変化を遂げるためにも、日々の些末なこうした先人達が積み上げてきた審議会改革のための閣議決定のような成果を、見過ごさず、軽視せず、それを守らせようとする努力をバカにせず、地道に浸透させていく国民側からの努力が必要なのだと感じている。

一人ひとりが、嘉田知事いうところの「自助」をやり、「動かしめる」ために、ぜひ、新分科会長には、会長や国土交通大臣への報告で、嘉田知事意見の添付をお願いしたい。とは言え、従来のやり方であれば、とっくに、昨日のうちに、審議会会長への報告と、国土交通大臣への報告が「国交省案通り」となされているかもしれない。それでもいい。次につながればいい。私のこの諦めモードのレポートが外れることを期待して書きます。

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河川分科会長、両論併記せず辞任

昨日、淀川水系河川整備基本方針を審議する社会資本整備審議会河川分科会があり、傍聴に行った。二つのことをメモっておきたい。まず一つ目。

冒頭、国交省事務局から「河川分科会長から『辞めたい』という話があって」と、その場で会長がシャンシャンの互選で(近藤徹小委員会委員長の推薦で誰からも異議なし)で交代があった。前分科会長に対しては、629日に「水源開発問題全国連絡会」(水源連)から抗議文が出ていた。辞任したということは、非を認めたということなのだろう。

水源連からの抗議の対象は、419日の球磨川水系の河川整備基本方針の審議の際(PDF)

、地元知事がある閣議決定をもとに、両論併記を求めたことに対し、西谷剛分科会長があっけなくそれを踏みにじったことだった。

両論併記とは審議会等の整理・合理化に関する基本的計画」 。これには「審議を尽くした上で、なお委員の間において見解の分かれる事項については、全委員の一致した結論をあえて得る必要はなく、例えば複数の意見を併記するなど、審議の結果として委員の多様な意見が反映された答申とする」という運営指針がついている。知事は「このように明文化されてございます。したがいまして、再度、私は小委員会審議会の結果におきまして了承しがたいという意見を述べましたことを併記していただきたい」と述べていた。

ところが、分科会長はそれを無視して、あっけなくその日419日のうちに社会資本整備審議会会長に、そして、同時にその会長から国土交通大臣に、球磨川水系の河川整備基本方針は国交省案どおりでヨシとする公文書を送っていた。

地域の「治水」が、地元住民の意向を無視してうまくできるわけがない。11回に渡る小委員会での審議のほとんどを傍聴したが、その間、知事が言い続けていたのは「この(川辺川ダムを前提とした)案では、熊本県民は了承しない」ということだった。それ以上でもそれ以下でもない。しかし、この意見がまったく重視されず、併記もされず、踏みにじられた。

ちなみに、審議会改革についての閣議決定は、これまで2回に渡って行われてきている。

ちなみに、こうした官僚主導の行政手法を改革する法律や閣議決定が出たのは、自民党政権がくずれたことを契機に起きている。そして、自民党政権になると、その閣議決定や、法律の運用が、また、官僚主導になっているのだ。このことは、今回の参議院選を含め、十分に考えていくべきことだろう。

さて、本題に戻る。

以下が上記にレポートした水源開発問題全国連絡会による抗議と、添付された付属資料だ。

許可を得て転載をさせていただく。

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2007629

社会資本整備審議会

会長 張 富士夫 殿

同審議会河川分科会

会長 西谷 剛 殿

 水源開発問題全国連絡会

  共同代表 嶋津暉之

  共同代表 遠藤保男

河川分科会長から社会資本整備審議会長への報告文についての抗議と要請

419日の河川分科会で球磨川水系河川整備基本方針についての審議結果が取りまとめられました。

その結果がその日のうちに社会資本整備審議会長に報告され(資料1)、それを受けた審議会長が国土交通大臣に意見書を提出しています(資料2)。

河川分科会長から社会資本整備審議会長宛の報告は、19日の河川分科会で西谷会長が提案し、潮谷義子委員が同意を与えた「とりまとめ」(資料3)に沿ったものでなければなりません。ところが、潮谷委員の意見を反映させた文がすべてカットされていることがわかりました。

球磨川水系河川整備基本方針検討小委員会における潮谷委員の地道な真摯な対応とその結果としての「了承しがたい」という意見が審議会の公文書として残らないことになったのです。

潮谷委員が繰り返し表明した「了承しがたい」という意見が社会資本整備審議会長に伝達されず、あわせて、国土交通大臣にも伝達されないのは、潮谷委員個人にとどまらず、潮谷委員が拠り所とした熊本県民に対する背信行為と言っても過言ではありません。河川分科会の議事での約束が守られなかったのはなぜなのか、西谷分科会長の責任はきわめて重大であるとともに、そこに審議会の答申をも意のままに操ろうとする国土交通省の許しがたい姿勢があります。

社会資本整備審議会会長への報告に「とりまとめ」を記載していないことは、419日の河川分科会に出席していた全員に対する河川分科会長の約束違反であり、潮谷委員に対する明白な「背信行為」です。

私たちはこのことに対して強く抗議するとともに、以下のことを求めます。

1:西谷河川分科会長は、国社整審(河)第4 号(平成19 4 19 日)文書を取り消すこと。

2:西谷河川分科会長は、419日の「とりまとめ」すなわち、「潮谷委員から了承しがたいというご意見もございましたが、当分科会全体としては原案を適当と認める。なお、河川整備基本方針については、当分科会として河川管理者に説明責任を十分果たすよう強く要請する。」を社会資本整備審議会会長への報告とすること。

3:張社会資本整備審議会長は国社整審第20 号(平成19 4 19 日)文書を取り消すこと

4:張社会資本整備審議会長は「潮谷委員から了承しがたいというご意見もございましたが、当分科会全体としては原案を適当と認める。なお、河川整備基本方針については、当分科会として河川管理者に説明責任を十分果たすよう強く要請する。」を内容とした報告が社会資本整備審議会長にされ次第、同報告を以って審議会意見とする文書を国土交通大臣に提出すること。

本件の連絡先

 遠藤保男 (ここでは略)

~~~~~~~~~~~ 

付属資料1

国社整審(河)第4

平成19 4 19

社会資本整備審議会

会長 張 富士夫 殿

社会資本整備審議会

河川分科会

会長 西谷 剛

球磨川水系に係る河川整備基本方針の策定について

平成18 2 13 日付け国社整審第20 号で河川分科会に付託された標記については、当分科会において「適当と認める」と議決しましたので報告します。

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付属資料2

国社整審第20 号平成19 4 19

国土交通大臣

冬柴裁三殿

社会資本整備審議会

会長 張 富士夫

球磨川水系に係る河川整備基本方針の策定について

平成18 2 8 日付国河計調第71 号により当審議会の意見を求められた「球磨川水系に係る河川整備基本方針の策定について」については、社会資本整備審議会運営規則第8 条第2 項の規定1 により、当審議会河川分科会の結論をもって当審議会の意見とすることが適当と認めます。

資料3 419日河川分科会議事録抜粋

http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai/shakai/070419/pdf/070419_gijiroku.pdf 

より。

この議事録5253ページにかけて

【分科会長】...次のような取りまとめをしたいと思います。つまり「潮谷委員から了承しがたいというご意見もございましたが、当分科会全体としては原案を適当と認める。なお、河川整備基本方針については、当分科会として河川管理者に説明責任を十分果たすよう強く要請する。」

以上を取りまとめといたしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。知事さんもよろしいですか。

【潮谷委員】私の意見をあったということで明確に位置づけていただいた上で、そのほかの委員の方々が了承されたという文言の整理でございますので、結構でございます。

【分科会長】ありがとうございました。

~~~~~

転載終わり。

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2007年7月25日 (水)

河川は誰のものか

研究者にぜひ、「読んで欲しい」と手前みその宣伝を今朝したものをこちらにも書いておきます。

タイトルと見出しだけ書いておきます。

月刊誌『都市問題』2007年6月号 「河川は誰のものか」

http://www.timr.or.jp/cgi-bin/toshi_db.cgi?mode=kangou&ymd=2007.06  

流域住民の参加こそ河川行政の基本    

ジャーナリスト まさのあつこ

1.「地域の意見を的確に聴取」から始まった住民参加

2.批判から生まれた「関係住民の意見の反映」

(1)ダム等事業審議委員会への批判

(2)新法施行後10年目の住民参加サボタージュ

3、河川整備基本方針の段階で「住民参加」は可能か

(1)遵守されない審議会改革の閣議決定

①いたずらに審議会等を設置することを避ける

②府省出身者の委員への任命は、厳に抑制する

③意見聴取に係る申出

④兼職の制限

(2)デコボコな市民参加規程

4.河川整備計画における「住民参加」の裁量をどうするか

(1)後退の兆しー肱川方式

(2)住民意見をいかに反映させるべきかー淀川方式

(3)住民との連携を拒むー吉野川、利根川

(4)基本方針への住民意見の反映は可能か

5.住民参加の意味

(1)整備計画での戦略アセスにおける参加

(2)流域治水

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それでヨウ素って何だ?

ここは川ワールドだが、実は、川と電力会社は密接につながっているので、何かにつけ、電力会社は日頃から守備範囲だ。

さて、「柏崎刈羽原子力発電所7号機の排気筒からヨウ素などの放射性物質が検出された問題で、東京電力は19日、問題発覚後もヨウ素の外部放出が続いていたことを明らかにした」(日経ネット)などと報道され「ヨウ素」ってなんだ?と調べた。

すると、さすが浜岡原発のご当地、そのものズバリの情報があった。

静岡薬剤師会http://www.shizuyaku.or.jp/

「原発事故とヨウ素剤について」

http://www.shizuyaku.or.jp/new/genpatu.htm

そこで緊急被ばく医療ポケットブック(作成:財団法人原子力安全研究協会)

http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/pre.html が出されており、

そこに≪安定ヨウ素剤の投与方法

http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/2_2_6.html

が書かれていると知る。

東電の発表では、ヨウ素の「放射線量は被ばく限度の500万分の1程度と微量」とされているので、それが本当なら心配はないのだろうが、電力会社に対する信頼自体が揺らいでいる今、被爆から身を守る方法も身につけておいた方がいいのだろう。

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利根川市民委が国交省に住民参加を充実させる提案提出

世の中大事件だらけだが、ここは川ワールド。

先週718日、利根川流域市民委員会が国交省等に「住民参加を充実させよりよい利根川水系整備計画案を策定するための提案」 を提出した。

  

これまで関東地方整備局が利根川水系の河川整備計画の策定にあたって開いた有識者会議や公聴会開催は、単なる「傍聴」や一方通行の「意見表明」にとどまっているとし、住民参加をより充実させるための提案だ。

  

これらの提案は、近畿地方整備局の元で開かれた「淀川水系流域委員会レビュー委員会」 が行った淀川流域委員会のプラス評価点を元にしたもの。冬柴鐵男国交大臣が、「悪かった点は排除し、良かった点は出来るだけ尊重をすることが大事」「淀川だけではなしに他の水系に対しても、尊重されるであろう」述べたことから行われている。

 

利根川市民委が国交省に住民参加を充実させる提案の内容を要約すると以下の通り。

1 河川管理者が住民との間でキャッチボールを密に行うことを前提に、有識者会議の改組や有識者会議の運営を改善すること

 

2 淀川水系流域委員会では、計画事業だけでなく、実施中の事業や既設施設の維持管理も議論の対象とした実績を踏まえ、利根川水系でも①実施中のダム事業なども検討や議論の対象とすること、②利根川河口堰や常陸川水門のゲート操作などの維持管理の方法も検討および議論の対象とすること

  

ここからは、

資料1 淀川レビュー委員会まとめ

資料2 冬志波国交大臣記者会見

もダウンロードできる。

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2007年7月24日 (火)

加藤登紀子の八ツ場の輝きDVD

2006109日の“加藤登紀子と仲間たちが唄う 八ッ場いのちの輝き”コンサートのDVDが完成した、とお知らせが来ました。

豪華ゲストの歌・コメント満載で、八ツ場ダム問題入門とも言える不思議な3時間。それを心あるプロが1時間に凝縮した熱血の1枚。

 

「第1部 Yamba やんばトーク」

ナビゲーター:加藤登紀子(歌手)、永六輔(放送タレント)

コメンテーター:大熊孝(新潟大学教授)、嶋津暉之(水問題研究家)、司波寛(都市計画コンサルタント)

ゲスト:池田理代子(劇画家)、野田知佑(カヌーイスト・作家)

「第2部 ライブ」

出演:加藤登紀子、南こうせつ(特別ゲスト) 

曲目:

1.神田川

2.時には昔の話を

3.この空を飛べたら

4.檸檬

5.そこには風が吹いていた

6.Revolution

7.Never give up tomorrow

8.故郷の空(唱歌)

録画:2006 10 9 日 日本青年館大ホール

映像:長塚 洋

制作:八ッ場あしたの会

 

DVD一枚当たり、2000円(実費相当)のカンパを募っています」とのこと。

ご希望の方は下記メールフォームにて、八ッ場あしたの会お名前、送付先などご連絡を↓

http://www.yamba-net.org/modules/formmail/index.php?id_form=1

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2007年7月20日 (金)

試される国交省

「原則ダムを建設しない」という提言を行った淀川流域委員会が国交省本省から乗り込んだ官僚によってつぶされた後、次期委員会を決める「淀川水系流域委員会委員候補推薦委員会」が開かれていた。6月20日に開催され、委員を「番号」で推薦した。http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/suisen/index.html

現在、地方整備局が「さらに絞り込む」作業の最中。 

衆目を集めるのは、彼らがどう絞り込むか、特定の人物を意図的に排除するかだ。

一方、遠く離れた淀川には縁もゆかりもない“学識経験者”が構成する社会資本整備審議会河川整備基本方針検討小委員会で、淀川河川整備基本方針が審議された。

http://www.kkr.mlit.go.jp/river/yodo_sui/index.html 

上段は20年~30年を決める委員を決める委員会

下段は100年の計画を決める委員会

上段の「公募」枠に公募した住民の中には

かつての国交省官僚、現在一住民の宮本博司さんが含まれている。

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首都圏の水があぶない

ここの文字化けを直したら、「夏は徳島へ」が下へ行ってしまったので再掲。

川を流域住民(あなた)が取り戻すための全国シンポジウムin徳島

http://www.daiju.ne.jp/kawashimpo/top.htm

本日のオススメ

岩波ブックレット

「首都圏の水があぶない利根川の治水・利水・環境は、いま」

著:大熊孝、嶋津輝之、吉田正人 ¥ 504 (税込)が7月5日に刊行!

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SEAリンク

先日、ブツブツと戦略的環境アセスメントの件を「SEA意見交換会に参加して考えたこと」とだけ書きましたが、まずは関連リンクをまとめました。(ほとんど自分用のメモですが)

戦略的環境アセスメント総合研究会
http://www.env.go.jp/policy/assess/2-4strategic/3sea-6/index.html
2006年8月~2007年3月(1~5回)まで開かれ
平成18年第1回(平成18年8月28日)
平成18年第2回(平成18年10月12日)
平成18年第3回(平成18年12月22日)
関係者ヒアリング(平成19年1月30日)
 (国土交通省・電力事業者・NGO等)
平成18年第4回(平成19年2月26日)
平成18年第5回(平成19年3月27日)

平成18年度戦略的環境アセスメント総合研究会報告書(平成19年3月)
本文(PDF)

http://www.env.go.jp/policy/assess/2-4strategic/3sea-6/sea_h18_houkoku/main.pdf 
参考資料(PDF)

http://www.env.go.jp/policy/assess/2-4strategic/3sea-6/sea_h18_houkoku/s-ref.pdf 
参考(PDF)

http://www.env.go.jp/policy/assess/2-4strategic/3sea-6/sea_h18_houkoku/ref.pdf 

●上記に少し遅れながら同時進行で「環境アセスメント・フォーラム(NGO・アセス実務者等による新しいアセスのあり方に関する意見交換会)」が次にように開催され参加。
第一回(平成18年11月16日)

http://www.jeas.org/koho/pdf/ForumGiji061116.pdf
第二回(平成19年1月11日)
http://www.jeas.org/koho/pdf/ForumGiji070111.pdf 
第三回(平成19年2月8日)

http://www.jeas.org/koho/pdf/ForumGiji070208.pdf 
第四回(平成19年3月8日)

http://www.jeas.org/koho/pdf/ForumGiji070308.pdf 
第五回(平成19年4月23日)

http://www.jeas.org/koho/pdf/ForumGiji070423.pdf 

●その間、意見交換会に参加していたNGOとして共同
2007年2月26日戦略的環境アセスメントの法制化に向けたNGO共同声明

http://www.aarhusjapan.org/modules/news/article.php?storyid=27 
2007年3月14日SEA制度導入に関する公開質問状への電力会社各社からの回答

http://www.aarhusjapan.org/modules/xfsection/article.php?articleid=67 
2007年3月28日戦略的環境アセスメント総合研究会の報告書取りまとめに対する環境NGO緊急コメント

http://www.aarhusjapan.org/modules/news/article.php?storyid=29 
などを行い

●また、オーフスネットとしては、この間、次のような勉強会を開きました。
2007年1月18日 実効性ある戦略的環境アセスメントはできるか?(研究会)

http://www.aarhusjapan.org/modules/xfsection/article.php?articleid=65 
2007年3月5日 公共事業と市民参加-なぜ日本でPIが育たないか(研究会)

http://www.aarhusjapan.org/modules/xfsection/article.php?articleid=66 
2007年3月29日 ドイツにおける市民参加とSEA(研究会)

http://www.aarhusjapan.org/modules/xfsection/article.php?articleid=68 

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2007年7月19日 (木)

夏は徳島へ(川の全国シンポ)

川を流域住民(あなた)が取り戻すための全国シンポジウムin徳島

8.118.12

のご案内 ざっとこんな日程のようだ!エクスカーション、宿泊、参加方法、その他詳細はこちらhttp://www.daiju.ne.jp/kawashimpo/top.htm

盆踊りと合わせ技になっているので、「同じアホなら踊りゃな損損」を体験したい人はぜひこの機会に。飛行機が取りにくい期間かもしれませんが、関西からなら大阪からバスですぐ。東京からも夜行バス利用で往復2万円ぐらい!

811() 

13:0013:15 

オープニングアクト(ピアノ演奏) 河野康弘       

13:2014:20

基調トーク 「社会的共通資本としての川」 宇沢弘文& 大熊孝 

14:2015:20

全国川マップ「いま日本の川で何が起こっているのか」蔵治光一郎

15:3017:30

シンポジウム「河川法改正から10年-それぞれの挑戦」     

・宮本博司(元国交省淀川工事事務所長)

・今本博健(淀川流域委員会前委員長)

・矢上雅義(熊本県相良村村長)

・野田知佑(吉野川川の学校校長)

・松本誠(武庫川流域委員会委員長)

・住民(会場発言歓迎)

・コーディネーター 姫野雅義(吉野川シンポジウム実行委員会)       

18:3020:30

懇親会

812()

9:109:50

特別講演  「地方分権-流域住民(あなた)が川をとりもどす時代」               神野直彦 (新地方分権構想検討委員会委員長)

10:0012:00

シンポジウム「政治はどうやって川の問題を解決するのか」

・ 嘉田由紀子(滋賀県知事)

・ 中村敦夫(俳優)

・ 各政党からの代表議員

・ コーディネーター 赤津加奈美(弁護士)

 

12:0012:15

総括とシンポジウム宣言 

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2007年7月14日 (土)

過去半年の「参加体験」

・SEA意見交換会に参加して考えたこと

・不開示処分の取り消し裁判を通し、原告として考えたこと

前者は、これからの制度作りへの参加

後者は、現在の法律(情報公開法)の恣意的な運用による歪みを事後的に裁判で解消しようとした試み

この二つがほぼ同時進行で進み

私の脳みその稼働スピードが不十分で、

どちらもうまく記録できずに終わった。

前者、SEA制度の実施については

河川事業については実に芳しくない。

後者の判決はこれから(200794日)だか、

それまでに、私はこの裁判で何を求め、何を発見し、何を考えたかを、じっくり整理したい。

諦めないこと、完璧を目指し過ぎないこと、

自分の能力の限界を感じても、落ち込まずに、休みながら、行動し続けること。

のろまにはのろまのやり方があってよいのだ。(と、まず自己暗示をかける)

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「水になった村」

バイクで、高速道路ではなく下の道を通って

徳山村(岐阜県)へ通いつめた大西暢夫さんによる

ドキュメンタリー映画「水になった村」を是非見てください。

予告編がYoutubeで見られます。

http://www.youtube.com/watch?v=3VVN2HLdpbw 

トチモチの作り方やワサビの採り方

廃れて、忘れられていく日本のいろいろな食べ物の

採り方、食べ方を教えてくれる映画(ん?人と見所が違う?)

ジジババの笑い声がとても楽しくて

映画を見ているとお気に入りのジジババが絶対できる

最後に出てくるじょばあさんと大西さんのやり取りが

なんとも楽しくて、ど~っと泣き笑いさせられる

ほんとうに美しい日本の山村のひとつ徳山村の

水になる前の、宝物のような姿です

上映情報はこちら

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2007年7月11日 (水)

ダブル談合バックマージンの世界

コンサルタント業務が関わる談合事件を取材した。被告側の会社の関係者に電話取材で聞き出した話だが、裏が取りきれずに(また、これがメインの取材テーマではなかったため)原稿の中ではうまく使えなかった。しかし、構図自体は共有しておきたいので、メモをしておく。

複合的に行われる談合の構図。

Aコンサルティング会社とBプラント会社がつるむ場合。

A社が設計業務を安値で入札する。

A社が手がけるプラントの設計はB会社にしか建設ができない。

B社は事実上独占的に高く受注する。

そして高く受注した分をAにバックマージンとして渡す。

 

この話をしてくれたのは、現実の世界ではC社だった。

C社は「自分たちは談合をもちかけたが、ダンピング常習のA社が現れたので、談合が成立せず、結局A社が受注をしたではないか、自分たちは無罪だ」と言いたかったのだ。

 

だが、A社はダンピング常習者とばれてはずされ、2番目に安い札をいれたC社が受注し、B社がプラント建設を行った。

C社は、A社とB社がつるんでいたのだということを臭わせたが、D社によれば、「C社がどうしても受注しないといけない理由があった。それはB社が受注しなければならない理由があったからだ」と言った。誰がほんとうのことを言っているのか?つるんでいたのはC社が言うようにA社とB社なのか、D社が言うようにC社とB社だったのか。C社がA社とB社だという動機は分かるが、D社がC社とB社だというならD社の言うことが正しいかもしれない。もしもD社が言うように、B社が受注しなければならないなら、その理由は、その口ごもりようから、政治家とのつながりなのだろうかと思った。

そこで、めぼしい政治家の政治資金収支報告書を調べた。しかし、政治資金収支報告書はザル法なので、そのかかわりを見つけだすことはできなかった。この線は、この先を追うことができなかった。改めて分かったのは政治資金収支報告書がいかにザルなのかということぐらいだ。

ところが、このとき、念のために見たある政治家の政治資金収支報告書に、思わぬ献金の事実を見つけた。これはもともと追っていたメインテーマにもかかわる内容だったので、それを記事化した。しかし、ゲラチェック段階でこの政治家は、まもなく自殺した。

それで、もう一本の記事を書くことになった。それで書いたのが、

松岡農水相の自殺が物語る「政治資金規正法」

安倍内閣6人が談合組織から献金

週刊金曜日 第658 20070615 p.18~19だ。

 

談合組織から献金を受け取った6人のうち1人は、阿部首相が臨時の農相に任命した若林環境大臣で、6人のうち1人は、赤城農相だった。

なんと脇の甘い任命者だろう。「自殺」の直接の原因は、この談合の全容が明らかになっていくことを防ぐことにあったのだろうと私は考えていたので、わざわざ同じ談合組織から献金を受け取っていた政治家を後釜に据えなくてもいいのにと思った。案の定、問題が吹き出してきた。大臣のすげ替えを含め、応急措置はともかくも、恒久的な対策として最低でも政治資金規正法を「入」と「出」を1円から報告するという改正をするしか、国民の信頼は回復できないだろう。

ところで、裏取りが挫折して立ち消えたもう一方の線だが、その後、A社は別の地域での別の事業での談合が摘発され、すでに司法によって裁かれていた。

世の中のほとんどの人間は、良い者、悪者と分けることができないが、この世界、こと談合を可能にしているメカニズムに組み込まれている人間のほとんどは悪者ではないかと、冷めた気持ちにさせられる結末だった。

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違約金7億円の請求

7月10日、国交省が談合を行った企業に対し、請負金額の10%に相当する71778万円の「違約金を請求した」と発表があった。

水門設備工事の受注者に対する違約金の請求についてhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/00/000710_.html

見ての通り、ズラズラと見たことのある企業名が並ぶ。

かなり前、独占禁止法の担当者に

「3ストライクアウトにしたらどうですか?」と言ってみたことがある。

つまり、談合発覚1回目、2回目とだんだん罰を厳しくして、3回目に捕まったら二度と公共事業を受注できなくすれば談合やめるんじゃないですか?と。

3回という回数ですら温情的だと思ったが、行政側の反応はびっくりするものだった。

「そんなことしたら会社がつぶれます」

「いや、つぶれるのが嫌なら談合しなきゃいいだけじゃないですか?」と私。

「いや、ほんとうにつぶれます」

「いや、だからつぶれればいいじゃないですか」

つぶさないことを前提にルールを作れば、ルールを破ったもの勝ちと考えるほどに企業はずるいのではないか?談合事件で繰り返し名前が出てくる企業は「出入り禁止」とする自治体や省があってもいい。

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書籍紹介とイベント紹介

●イベント案内

「川を流域住民(あなた)が取りもどすための全国シンポジウム」

http://www.daiju.ne.jp/kawashimpo/top.htm

●書籍紹介

岩波ブックレット「首都圏の水があぶないー利根川の治水・利水・環境は、いま」

大熊孝さん、嶋津暉之さん、吉田正人さん共著 (定価:税込み504円)

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八ツ場ダム政党アンケート

「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」と「八ッ場ダムを考える会」が参院選を間近に控えて、「八ッ場ダム問題」について、政党と八ツ場ダム関係の1都5県の各候補者アンケートを行ったそうです。

政党別の回答は以下の通り(到着順)。そのまま転載します。

 
1.八ッ場ダム事業には
九条ネット     問題がある
日本共産党     問題がある
民主党       問題がある
社民党       問題がある
新党日本      問題がある
公明党       どちらとも言えない
自由民主党     回答なし
国民新党      どちらとも言えない

2.八ッ場ダム計画は見直しが必要か?
九条ネット     見直しが必要
日本共産党     見直しが必要
民主党       見直しが必要
社民党       見直しが必要
新党日本      見直しが必要
公明党       その他
自由民主党     回答なし
国民新党      見直しが必要

3.水余りの時代になっていることを
九条ネット     知っている
日本共産党     知っている
民主党       知っている
社民党       知っている
新党日本      知っている
公明党       知っている
自由民主党     回答なし
国民新党      知っている

4.八ツ場ダム計画と連動して、水質の良い地下水を切り捨てる政策が進められていることを
九条ネット     知っている
日本共産党     知っている
民主党       知っている
社民党       知っている
新党日本      知っている
公明党       その他
自由民主党     回答なし
国民新党      知らなかった

5.八ツ場ダムの治水上の必要性について
九条ネット     その他必要性なし
日本共産党     疑問がある
民主党       疑問がある
社民党       疑問がある
新党日本      疑問がある
公明党       その他
自由民主党     回答なし
国民新党      疑問がある

6.地質の問題について
九条ネット     災害誘発の危険があり、見直しが必要
日本共産党     災害誘発の危険があり、見直しが必要
民主党       災害誘発の危険があり、見直しが必要
社民党       災害誘発の危険があり、見直しが必要
新党日本      災害誘発の危険があり、見直しが必要
公明党       災害誘発の危険があり、見直しが必要
自由民主党     回答なし
国民新党      災害誘発の危険があり、見直しが必要

7.予定地での生活再建のめどが立っていないことについて
九条ネット     早急に対策を講じるべきーダムを中止すべきである。
日本共産党     早急に対策を講じるべき
民主党       早急に対策を講じるべき
社民党       早急に対策を講じるべき
新党日本      早急に対策を講じるべき
公明党       その他
自由民主党     回答なし
国民新党      早急に対策を講じるべき

8.利根川河川整備計画策定のための議論の場への住民参加について
九条ネット     住民参加を認めるべき
日本共産党     住民参加を認めるべき
民主党       住民参加を認めるべき
社民党       住民参加を認めるべき 
新党日本      住民参加を認めるべき
公明党       その他
自由民主党     今の進め方で問題ないー河川法に基づき、関係住民のご意見を
           適切にうかがっている。
国民新党      住民参加を認めるべき

公明党コメント
 一般論としてですが、ダムによる治山や治水、水源確保には限界があり、今後人口減
少時代を迎える中、明治期に日本が捨て去ってしまった古来の治山治水と水源涵養の
ノウハウをもう一度見直し、土地利用のあり方、日本の林野行政のあり方も含めて現
代に役立てていくことが必要になってくるのではないかと感じています。
 八ッ場ダムに関しては、様々な歴史的背景があることに加え、地元住民の方の生活再
建をどのように支援していくか、地域活性化をどうすればよいのかという視点を忘れ
ず、今後も地域住民の意見を伺いながら、正視眼で取り組んでいかなければならない
と思います。

自由民主党コメント(政務調査会より電話回答)
 1~7の質問については、ダム事業が進んでいること、一都五県で裁判中であることもあり、与党である自民党としては回答を控えさせていただきます。

*7月10日現在、共生新党からは回答が届いていません。 

転載終わり

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最近のアウトプット

5月6月は激しく忙しかった。

アウトプット(ネットで転載したもの以外)の主なものを挙げておきます。

それは、「闇」社会からもたらされた

高知県東洋町「放射性廃棄物処分地」騒動記

月刊「論座」20078月号(630日発売)

特集「天下り全データ 2万7882人」

週刊ダイヤモンド 07年6月23日号(18日発売)

松岡農水相の自殺が物語る「政治資金規正法」

安倍内閣6人が談合組織から献金

週刊金曜日 第658 20070615 p.18

流域住民の参加こそ河川行政の基本

『都市問題』(月刊)第 98 巻 第 6 号 / 200706月号 特集「河川は誰のものか」

脱!「脱脱」ダム  熊本県・川辺川 ついにはじまった推進派の内部崩壊

週刊金曜日 第657 20070608

神々の宿る森、アラスカ原生林と日本の関係

airbepal 070602【第1488号】

「政治的殺害を止めて!」と祈りのキャンドル集会

週刊金曜日 第656 20070601

『リレーレポート「国産材を使おう!」第一回』

オーストリアのバイオマスブーム成功事例に林業再生のヒントあり

『杣径』20076NO.5

連載「脱!脱脱ダム」滋賀県 ダムありきから、人が死なない治水政策へ
週刊金曜日 第654 20070518P56.

核廃棄物の最終処分場候補地で起きた「世にも不思議な物語」

週刊朝日 2007518日号

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