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2008年4月29日 (火)

議会と司法 八ツ場ダムも山場 

●群馬発、東京、千葉、埼玉、栃木、茨城 議会

519日、東京・永田町の星陵会館で「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」(仮称)が発足するという知らせをいただきました。2008425日の読売新聞群馬版でも報道されていますが、若干不正確な点もあるようです。以下はお知らせいただいたまま。

「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」(仮称)の呼びかけは、群馬県の有志の県会議員たちから下流都県の全都議・県議に行われる。

呼びかけ文で挙げられている八ッ場ダムの問題点(要約)は次の通り。

1. 治水上、利水上の必要性についての疑問

2. 巨額な税負担

3. 水没予定地住民の生活再建が困難

4. 事業費再増額の可能性

5. 地質の悪条件による災害の危険性

6. 名勝・吾妻渓谷の自然破壊

1都5県議会議員の会の活動目的(案)は次の通り。

1.八ッ場ダムの必要性の検証

2.ダム事業の実態調査

3.水没予定地域住民の真の生活再建を支援

そして一方、

●八ツ場ダムを巡る住民訴訟も山場へと向かっています

http://www.yamba.jpn.org/ 

傍聴スケジュールはこちら!

http://www.yamba.jpn.org/schedule.htm

訴訟資料も充実!

http://www.yamba.jpn.org/sosho_shiryo.htm

できることはなんでもやる。

そして市民は成長する。

そして、行政は?

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首相、サプライズはありますか?

この内閣はアホかと思うことが多い。首相本人があまりに思考停止状態なので、思わず一国民として「私が首相だったらこうする」と思う人も多いはずだ。 たとえばガソリン税。私が首相ならこう言うし、私が首相の補佐官なら首相にこう振り付ける。

& & & & & &

暫定税率は戻したい。ただし旧制度への逆戻りではありません。 

1.環境負荷税として、本則税率と合わせて「新税」として徴税させていただきたい。 

2.この財源は一般財源化する。 

3.クルマ以外のCO2排出源への環境負荷税については、次の税制抜本改革時に議論する。  

この提案を実現するため、租税特別措置法改正案と道路整備事業特別措置法案など関係法案の修正が必要となるので、よりよい提案は与野党の別なく協議のテーブルに出していただきたい。

協議のテーブルとして、参議院議長および参議院議院運営委員会に対し、「道路特定財源一般化特別委員会」設置の検討・即決を要請する。参議院でのこの特別委員会での議論、法案策定、成立の後、衆議院に同様の特別委員会の設置、審議をお願いする。集中的な議論、および洞爺湖サミットまでの可決成立を求めたい。

& & & & & &

 

王道はこれではないか?理由は、

A.ガソリン税を環境負荷税にするのは業界の人間だって「いつかは逃げられなくなる」と考えている潮流だろう。「CO2排出は自動車だけじゃない」という反対論には福田首相は提案3で理屈を通せばいい。

 

B.密室で議論をさせない。連日NHKで特別委員会を放映する。そのための国営放送だ。

 

C.実質的に参議院多数の野党に政策決定権を与えることになる。野党の合意形成能力が試される。参議院で福田提案の1に抵抗できる理屈があるとすれば、特別委員会という公開の場で、与野党議員とも審議すればいい。よりよい案がでれば、そのように合意形成すればいいだけだ。

 

D.参議院で可決した案は、衆議院の自民党が飲めば通る。つまり福田首相のリーダーシップにかかっている。参議院で可決した案を福田首相が飲めると思えばOK。気にくわなければ、自民党総裁自ら修正を党に提案し、党の決定を経て、正式に衆議院に参議院で可決した案の修正案を提出し、再び徹底審議して成立可決させればいい。

 

E.その案を気にくわない衆議院議員は、与党であれ野党であれ、福田首相の不信任案を提出、可決し、引きずり下ろせばいい。ただし、洞爺湖サミットを前に国際社会は自体を驚愕視するだろう。

 

F.その事態を牽制するために、「私の案が通らなければ、衆議院を解散する」と福田首相は前もって宣言する。そして衆議院の審議に入る。

これぐらいの勝負が必要だと感じないのであれば首相の資格はない。「被選挙権を行使しても、やっぱり何も変わらない」と国民に思わせないことが、首相にとって、今、最大の責務ではないか。

2006年に以下の行革推進法が成立して以来、一般財源化はすでに規定路線だ。

2009年度から一般財源化では先延ばしに過ぎない。

== == == == == == 

簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律

第二十条3 第三項 特定財源制度に係る税の収入額については、一般財源化を図ることを前提とし、平成十九年度以降の歳出及び歳入の在り方に関する検討と併せて、納税者の理解を得つつ、具体的な改正の案を作成するものとする。

== == == == == == 

 

自民党単独政権では、こう書かれていても、道路特定財源の一般財源化は永遠に実現しない。参議院野党多数の力、つまり国民の声をテコに社会の変化が要請する政策を実現することが可能なのは今しかないのに、なぜ、福田首相はそれが分からないのだろう?

 

今の自民党では解散すれば現在の圧倒的多数議席を取ることはできないから、解散を最も恐れているのは、自民党衆議院議員だ。だからこそ、何のしがらみにも縛れず、国民のための政策決定ができるのは、「今の首相」なのだ。ある意味、小泉政権のときよりも強大な力を本来は持っていると言える。

 

参議院で負けている首相こそ、参議院先議を力にして、自民党政権ではできないことを自民党総裁として成し遂げ、自民党も自らの政治生命をも生き残させることができる。

 

思考停止してそれができない総裁・首相を抱えた組織は、もう終わりではないでしょうか?

もし、思考が再開されるとしたら、もう一つ、こう加える必要がある。

「なお、議論の間、徴税できず不足する歳入分は、歳出のカットで対応する。優先順序が低く、かつ将来の維持管理費がかさむ事業の中止・削減によって埋め合わせる。八ツ場ダム事業もその一つの選択肢として検討を国土交通大臣に指示する。また、群馬県選出の一議員として、 長野原町役場および川原湯温泉他、水没予定地に明日、出向き、半世紀の非情な事業の進め方を詫び、その上で私の考え方を説明し、理解を求め、生活再建策を中心としてどのような配慮を国に求めるか、直接話を伺いたい」

これで日本社会は化石のような思考停止状態から脱する。結果的に福田首相の支持率も上がるだろう。

この程度のことができなければ、福田首相は終わり、自民党も終わり、血眼で利潤追求、生き残りを図る国内外の企業に上滑りな社会的責任を求める無気力な日本社会が続いていく。それだけは避けてもらいたいのだが。

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2008年4月26日 (土)

八ツ場あしたの会

「八ツ場ダムを考える会」が「八ツ場あしたの会」に発展改名し、新しい活動を始めている。

その一つは、国会請願の署名活動だそうだ。内容は

 1.八ッ場ダム事業の見直しを求めます。
 2.水没予定地域再生のための法整備を求めます。

トップページからスクロールするとhttp://www.yamba-net.org/ 

署名用紙に辿り着く。

それから八ツ場ダム問題
英語版
http://www.yamba-net.org/eng/
フランス語版http://linked222.free.fr/cp/links/japan/yamba.html

最近開催された「2008年 八ッ場ダムを考える会総会 記念講演」はこちら↓

http://www.yamba-net.org/modules/news/article.php?storyid=528 

そして

未来バンク仕掛け人の田中優さんを招いての学習会が

 日時: 200868日(日)  開場1330  学習会14001615 
 場所: 慶応大学三田キャンパス 大学院校舎1F 311号室

資料代500円で開かれる。

詳しくはこちらhttp://www.yamba-net.org/modules/news/article.php?storyid=540 

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情けないエリートたち

だんだんだんだん腹が立ってきた。この国のエリートは本当に情けない。

23日、4時半過ぎに用事が済み、国土交通省の情報公開室に駆けつけた。

「八ツ場ダムによる年平均被害軽減期待額の算定のもととなった資料で、治水経済調査マニュアル(案)(平成174月)に基づいて作ったもの」の文書を特定したいと開示請求に臨んだ。実に私はお人好しである。

文書の特定は、情報公開室から担当課に問い合わせて行われる。国と交通省河川局河川計画課から人がわざわざ二人来て、これは関東地方整備局に請求してもらいたいと言う。それでいいでしょうかという。

そこですでに本省河川計画課に取材の形で問い合わせたところ、関東地方整備局が担当だというから問い合わせて待っているが1ヶ月近く経つが何の連絡もよこさない。こちらからも何度も問い合わせているが担当者は何度電話してもいない。電話に出ない。開示請求をするしかないから来たというと、「そんな対応になっているとは、申し訳ございません」と言って情報公開室の人が頭を下げる。

しかし、「これは関東地方整備局の方で把握しているということなので」と繰り返し、窓口に言っておきますのでというので、おとなしく関東地方整備局の情報公開窓口の担当者名と電話番号をもらって帰ることにした。バカだった。あそこで座り込みでもすれば良かった。いや、本当にそう思う。彼らのズル賢さに私は何度騙されるんだろう。

24日朝、出先から関東地整局窓口に電話。要件を伝える。今度も最初だけ調子がいい。午後、用事を終えて帰宅途中、携帯から電話をするが、まだ担当者と連絡が付かないという。帰宅し、また連絡をするがまだ担当者が戻っていないという。あり得ない。やはりサボタージュだ。そこでとにかく文書を特定したいからFAXを送るとして、次のようなFAXを送った。 

=================

文書特定のため、添付する「八ツ場ダム 様式―7」費用対便益 資料の

出典をお教えください。なんらかの検討業務資料から取られています。

この1枚は関東地整局さんが出されたものです。

=================

という紙をつけ、「八ツ場ダム 様式―7」費用対便益 資料をFAXした。

この資料だけでは何も分からないのだ。

 

開示請求のためにこれ以上に詳しい指定はありえない。

文書が特定されれば開示請求にいくからとにかくよろしく頼むという主旨を丁寧に伝えて、電話を切る。

(本当なら「いい加減にしやがれ、バカやろう」と言いたいが)

度は紹介された窓口の担当者でさえ電話に出なくなった。夕方、情報公開の窓口担当者は捕まるが、関東地整河川計画課の担当者はまだ戻っていないから分からないという。

25日朝、再び電話をする。

文書の特定が仕事のはずの情報公開窓口はまだ担当者に連絡がつかないという。

一度出している文書なんだから、その出典が特定できないわけがない、というと

「そうですね」と応じる。

 

「開示請求しろというならする。

それ以前に取材を受けるというならその方がいい。

どっちでもいいからとにかくどちらか対応するよう言ってくれ」

夕方、他の案件の取材中に関東地整局の情報公開窓口担当から電話がかかってくる。

「どうも今日は文書の特定はできそうもない。

開示請求をするならこの文書で十分だ」という。

そして、FAXで送ったことを、郵送でやってくれれば対応するという。

つまりサボタージュであり時間の引き延ばしだ。

取材中だったので細かいことを考えている間はなくテキトウに切る。

 

そして、だんだんムカムカと腹が立ってきた。

月曜日に国交省へ行くしかない。

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2008年4月24日 (木)

熊本川辺川も山場

昨日は淡々と国土交通省の情報公開室へといってきました。

この件はまたご報告するとして、

323日に新しく誕生した蒲島郁夫・熊本県知事が動き始めた。

「有識者会議」、5月にもスタート  人選大詰め

http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/index.cfm?id=20080422000004

(リンク切れするので、読むならお早めに)

選挙前、市民団体「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」の公開質問状に対し、

      「反対」を通りこし「中止」(鎌倉孝幸)

      「現状では中止すべき」(岩下栄一)

      「全面的に中止する方向」(北里敏明)  

      「絶対、「反対」です」(矢上雅義)

 

と5人の候補者の中で、蒲島氏は、唯一、次のように慎重な意見を寄せていた。

「川辺川ダム建設に関しては、潮谷知事が8年の年月をかけて慎重に検討された課題であり、知事選挙の前に賛否をあきらかにすることは、無責任であり科学的ではない。知事就任後、中立的な第三者機関を設置し、科学的な観点から治水の方法を検討しダム建設中止かダム建設かを1年以内に結論を出してもらう。その場合、県財政への負担も当然考慮する。第三者機関の中立性を確保するために外国の研究者を少なくとも1人委員になってもらう。第三者機関の答申に基づき早急に結論を下す。」

http://kawabegawa.jp/

http://kawabegawa.jp/pq2008/kabasima.gif

【八代市の注目すべき経緯】

さて、この件で、熊本県八代市の二見孝一さんから励ましをいただいて、以下の件を思い出しました。

川辺川ダム計画には、下流の八代市にある萩原堤防が「20年に一度決壊する」という「想定」が織り込まれていた。ところがこの堤防は一度も切れたことがない。川辺川ダム計画の前提にそんな非科学的な「想定」が含まれていることを市民団体が暴いた。それではそんな堤防の改修工事はいくらかかるのかと情報公開法を駆使して調べると、わずか29億円の堤防工事で200年に一度の洪水まで耐えられる計画がある(隠されていた)ことが分かった。しかしこのことが明らかにされてしまうと、河川管理者は理屈をつけて自ら計画を立てていた堤防改修工事そのものを取り消してしまった。

【人吉市の注目すべき経緯】

川辺川ダム建設のもう一つの理由となっている地域に人吉市があります。その流域住民の「川辺川ダムを望んでいない」という声を丹念に集めた本が出版されるそうです。以下は記念集会の案内。

『ダムは水害をひきおこす―球磨川・川辺川の水害被害者は語る』出版記念集会

日時:429(火・休)14時~16

:相良村総合体育館研修室

資料代:500

*当日、『ダムは水害をひきおこす』を特別価格1200円で販売致します

主催:『ダムは水害をひきおこす』出版記念集会実行委員会   

人吉市九日町36 球磨川ハウス内

問い合わせ:090-2859-5520本村

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2008年4月23日 (水)

カカシではなく意見の反映

川上ダムに中止の意見書 建設の説得力欠く

2008423日 毎日新聞

淀川水系4ダム「必要なし」 国交省諮問委、答申へ

200804222342分 朝日新聞

4ダム計画 同意せず 淀川流域委 再提示要求整備局は拒否へ

2008422()京都新聞

事務局(国交省)が示した原案にお墨付きを与える意見をあげてこなければ、その意見は切り捨てるというのでは、「諮問機関は、単なる官庁の御用機関である。それなら最初からカカシでも座らせておけ」と思われていることを証明することになる。カカシ型諮問機関ではなく、住民意見の反映が求められていて、それを実現する機会が与えられていると考えるべきではないではないでしょうか?

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2008年4月22日 (火)

淀川水系流域委員会が山場!

淀川水系流域委員会が今日、山場を迎える。

淀川水系流域委員会 第77

日時: 平成200422() 16:30 20:30 

場所: 京都市 勧業館みやこめっせ B1F 第1展示場 B

●前回76回の資料

http://www.yodoriver.org/kaigi/iin/index20.html#76th

●関連報道

淀川水系委:「治水効果は極小」 4ダム計画見直し求める

毎日新聞 200849http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080410k0000m010070000c.html

淀川水系流域委:歴代委員長3人、見直し案に賛同

毎日新聞 200847日 大阪朝刊http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/04/07/20080407ddn003010051000c.html

現場から記者リポート:淀川水系ダム問題の行方 /滋賀

 ◇国と流域委、埋まらぬギャップ

 ◇大戸川ダム、不要決断の素地も--滋賀、京都、大阪知事

 ◆治水思想の根本的な違い◆

  ◆不十分な国の説明◆

  ◆知事の姿勢の変化◆

毎日新聞 200845日 地方版

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080405ddlk25010276000c.html

ダム凍結、警察官も削減 大阪府PTが財政再建試案

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008041100063&genre=A2&area=O10

脱ダムネット関西第6回フォーラム

ー山場を迎えた関西のダム問題-

淀川水系流域委員会では、河川整備計画基礎案よりも大きく後退した河川整備計画原案を巡る攻防が佳境に入っています.事実上の財政破綻の大阪府が進める2つのダムは新知事の判断に注目が注がれ、また財政難の兵庫県の武庫川ダムも目が離せません。いずれも節目を迎えています。

日時 2008.4.26() 14.0017.20

会場 大阪駅前第2ビル6階、大阪市立大学文化交流センター、ホール

進行 小林昌子さん

14.00 開会挨拶 高田直俊さん

         各地からの報告 

14.10   安威川ダム  江菅洋一さん

14.30   槇尾川ダム  榊原鉄二さん

14.50   余野川ダム・府民の会 増田京子さん

15.10  武庫川ダム 中川芳江さん

15.30 淀川水系流域委員会の現在 千代延明憲さん、今本博健さん

16.10   休憩

16.20 意見交換

17.20 閉会

参加費 500(会場費・資料代)

問合わせ  ()大阪自然環境保全協会 

大阪市北区天神橋1913 ハイム天神橋

電話 0662428720  office★nature.or.jp

 ★=@

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2008年4月21日 (月)

今日の八ツ場ダム情報

大臣への手紙ふりがなを間違えてしまいました。格好悪い(苦笑)

 

×鞠躬盡瘁(きっきょうじんすい) 

○鞠躬盡瘁(きっきゅうじんすい) 

ということで、直しました。訂正してお詫びします。

「努力を惜しまず職務を尽くす」という意味だそうです。

ついでに今日の八ツ場ダム情報です

4月18日 毎日新聞群馬版

「八ッ場ダム 膨らむ事業費 本体工事費わずか9%」

http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080418ddlk10010024000c.html 

「英語の方が分かりやすい」というコメントをいただきました

http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_4201.html

中学生レベルの英語で分かりますので、中高生のお子さんと一緒にぜひどうぞ。

文法はTOEFL100%のお墨付き?をいただいているので大丈夫だと思います。

学校の教材としてもご利用ください?!

では今日も取材活動頑張ります!遅刻遅刻!

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2008年4月19日 (土)

最終的な引き金はどの記事ですか?

いろいろ書いている結果、いろいろ影響があることが国交省河川局河川計画課が私の取材を受けられない理由らしいが、一体このうちのどれが最終的な引き金になったのだろうか。福田総理への直訴状のつもりで書いた岩波書店の月刊「世界」20084月号に掲載された「未来世代にとって八ツ場ダムは必要か」ではないかと思っているのだが、さてどうだろう?

こうして一覧にしてみると、随分、書いてきたなぁと我ながら思います。

しかし、書いている意味はあるのだろうかと自問自答することの方が多かった。

  

今回のように私の書き物による「影響がある」と(それがどういう意味かはトント分からないが)、当の担当課にフィードバックをいただけて、初めて、あぁ、意味があったのかと思えた。

しかし、喜んでいる場合ではない。どうしたものかいろいろな妄想が膨らんだが、わざわざブログを読んでいると言ってくれているのだから、ブログで訴えることにした。このブログ、または、以下の記事の一体どれが理由で取材を受けないというのか、逃げも隠れもせずちゃんと答えて欲しい。

国土交通省河川局河川計画課が

まさのあつこの取材拒否をする理由らしい「いろいろ」一覧

 

●週刊金曜日 連載「脱!脱脱ダム」

「長野県 5ミリの「減災」にしかならない穴あきダムの正体」2007330日号

「滋賀県 ダムありきから、人が死なない治水政策へ」2007518

「熊本県・川辺川ついにはじまった推進派の内部崩壊」2007608 

「群馬県・八ッ場ダムこれで『最後』という前にすでに適地はなくなった」2007727

「淀川流域委員会仕掛け人の脱『官僚』」20071130

「愛媛県・山鳥坂ダム アセスの担当者は『環境の素人』だった?」200844

●月刊環境情報誌グローバルネット 連載「川、開発、ひと~日本の経験、アジアの経験」

「利根川で住民参加は実現するか」200611月号

「余った農業用水の再配分で八ツ場ダムは要らなくなる」20071月号

「ナムトゥン2ダムはラオスの貧困削減になるか」20072月号

「続・ラオスのダム開発~日本が問われるもの」20073月号

「河川事業に戦略的環境アセスメントはどう活かされるのか?」2007年4月号

「穴あきダムは本当に環境にやさしいか?」20075月号

「満身創痍で法令遵守すらされない川辺川ダム計画」2007年7月号

「サクラマスのベビーブーム周期を破壊した二風谷ダム」200712月号

「肱川の知恵を狂わせる山鳥坂ダム」20082月号 

「天塩川の絶滅危惧種を救えない河川法でよいか?」20084月号 

●月刊「世界」 「未来世代にとって八ツ場ダムは必要か」20084月号

 

「  都市問題(月刊)特集「河川は誰のものか」

「流域住民の参加こそ河川行政の基本」第98巻第6/200706月号

     週刊ダイヤモンド 

特集「天下り全データ 2万7882人」2007623日号

特別レポート「財政再建どこ吹く風の選挙対策 公共事業続々復活の呆れた実態」20071013日号

●週刊金曜日

「吉原稔さん 全国初の2つの判決で税金の無駄遣いを止める弁護士」2007316 

「茨城県議に水源開発の意識調査 回答は3人」20071116

     週刊朝日

「アイヌの里にダムは必要か 「聖地」と「生活」のはざまで」20071123日号

●働くものの月刊学習誌まなぶ

「またもタレント知事誕生!どうなるの大阪」20083月号 

(大戸川ダム、川上ダムの話)

 ダム日記2(2004年~) http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/

ダム日記資料室(1995年~)http://www.korogary.com/dam/ 

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冬柴大臣への手紙

以下は国土交通大臣に今日出した手紙です。

直接大臣に手紙を出すなんて青臭いことをするのは、とても久しぶりです

経緯は、先に書いておきました。

∞  ∞  ∞  ∞  ∞  ∞

国土交通大臣

冬柴鐵三様

                     2008419日 

                     ジャーナリスト まさのあつこ

前略 

鞠躬盡瘁(きっきゅうじんすい)を信条とされる大臣にお願いがあり、初めてお便りします。ジャーナリストのまさのあつこと申します。私自身も、大臣のご公務ぶりとは比較にならないかもしれませんが、日頃より、努力を惜しまず職務を尽くし、情報収集活動、分析、および発信に心血を注いでいるつもりです。

さて、この度、ある時点をきっかけに、なんだかよく分からない理由で、「取材を受けられない」と貴省河川局河川計画課に丸ごと取材を断られる、出先機関である関東地方整備局にも居留守を使われ続けるという対応を受けるようになりました。

よく分からない取材拒否の理由は、把握できている限り、次のようなものです。河川局河川計画課の課長をはじめ、職員の言葉どおり再現します。

・いろいろ書いていらっしゃるものをよく読んでいます。

・いろいろ影響があるから。

・まさのさんにはお考えがあるようだから。

しかし、これらは「取材を受けられない」とする理由にはなりえません。そこで次のように聞き返して得た答えは、次のようなものでした。

・いろいろとは?―――いろいろです。ブログも含めて。

・影響とはいったいどんな?―――いろいろです。整備にです。

・「お考えがある」のは当たり前ではないですか?―――とにかく電話も含めて取材はお受けすることができません。

まさしく、私が書いているのは別紙に示すように「いろいろ」です。しかし、「いろいろ」書いていることが取材を受けないことの理由になるのでしょうか? ダムのことを中心に書いていますので「整備に影響がある」とはダム建設のことを指すのでしょうか? もしそうだとしたら、一体どのような影響が何に対してあるのか、そして、一体それが何故、取材を受けないことの理由になるのでしょうか? 私には皆目分かりません。

冬柴大臣、全ての行政機関は、「国民の的確な理解と批判の下にある公正で民主的な行政の推進に資する」(情報公開法第一条)活動が求められているのではないでしょうか。この文言は単に行政文書に適用されるべき言葉ではなく、「政府の有するその諸活動」全てに当てはまる精神ではないでしょうか? なぜ、私の取材が受けられないのか、明確な説明をしてくださいますよう、部下である貴省河川局河川計画課長以下課員に対し、ご指導くださいますようお願い申し上げます。

草々

∞  ∞  ∞  ∞  ∞  ∞

冬柴国土交通大臣への手紙「letter_to_minister_of_mlit.doc」をダウンロード

別紙 国土交通省河川局河川計画課が取材拒否をする理由らしい「いろいろ」一覧

「attached_list_of_articles.doc」をダウンロード

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冬柴大臣に手紙を出したワケ

驚いたことに国土交通省河川局河川計画課は、課長を先頭に私の書いた「いろいろ」、そしてこのブログまでを読んでおり、そして「取材を受けられない」と言い出した。

仕方がない。部下の対応が悪い場合、その上司に改善を訴える。

そこで国土交通大臣に、手紙を出すことにした。

それなりに捨て身の覚悟だ。ジャーナリストにとって「取材」は命。

説明責任を果たすことは行政マンの責務。

私が聞きたいのは次のようなことだった。

福田総理のお膝元、群馬県の八ツ場ダム事業に関しては、昨年1221日に開催された関東地方整備局事業評価監視委員会で「費用便益費」が明らかにされた。

治水に係る便益は8525億円と算出されていた。これは「治水経済調査マニュアル(案)平成174月」に基づいて計算されたとされている。

しかし、八ツ場ダムの治水効果は、降雨の場所によってはゼロ(1947年カスリーン台風)、また想定した場所に想定雨量が降っても流量は想定流量の3分の1にとどまった(2007年台風9号)ことが判明している。

そこで、費用便益計算およびその手法の正当性に疑問があると考え、上記マニュアルに沿って八ツ場ダムの費用便益について質問項目を送り、詳細な取材を続行することにした。

たとえば、マニュアルによれば、便益は、破堤すれば被害額が最大となる地点を破堤地点と想定してその被害軽減額を算出することになっている。そこでその「想定破堤地点」や、その地点の「現状の堤防(左岸、右岸)の状態」を尋ねたところ、「取材を受けられない」もしくは居留守という対応を受けるようになり、当初は3月中に、最終的に47日にお答えをもらえるはずが、約1ヶ月が経過しようとしている。 

事業は粛々と進められている。この程度の説明ができずに事業が進んでいいか?いいわけがない。そこで、「なぜ、私の取材が受けられないのか、明確な説明をしてくださいますよう、部下である貴省河川局河川計画課長以下課員に対し、ご指導くださいますよう」に、大臣にお願いの手紙を今、送った。

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国交省河川局河川計画課がこのブログを読んでいるというので

Surprisingly enough, this blog is read by VIPs of the Japanese Ministry of Land, Infrastructure and Transport. Getting to know that, I decided to send an open letter to Tetsuzo Fuyusiba, the Minister of MLIT for a reason. I have to ask him why his men at the River Planning Section of the River Bureau do not receive my interview.

「letter_to_minister_of_mlit.doc」をダウンロード

 

They gave me no choice. The men in charge do not pick up a phone, they do not answer my questions, and they do not want to see me, because they say, “You have your own ideas”. Of course I have an idea or two or dozen or even thousands. That’s why I ask. That’s why I need to interview them and find out if my ideas are right or wrong or what they think. That is my job. Journalists DO HAVE ideas. That’s why we interview them, the bureaucrats, don’t we?

The letter is only in Japanese though. Sorry. But basically it is simply asking the Minister to order his men to receive my interview. And I attached a list of articles I wrote about dam projects, because they refused to receive my interview saying, “You have done various writing” and I do not understand which one they did not like and became their reasons to refuse my interview. 

「attached_list_of_articles.doc」をダウンロード

You might be asking yourself why this is English and the letter isn’t. Well, the letter is for my Minister and this is for me keep going. I am always better at being angry in English than in Japanese. My Japanese speaking personality is badly easy to give up the fight I am supposed to fight. I want to and need to fight to the end this time, I need my anger keep going.

So, the bottom line is I just want to interview them. I want them accountable for whatever they are doing by using our tax payer money. This is a fight to protect my freedom of speech. Let me interview YOU GUYS, the River Bureau.

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