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2008年4月19日 (土)

冬柴大臣に手紙を出したワケ

驚いたことに国土交通省河川局河川計画課は、課長を先頭に私の書いた「いろいろ」、そしてこのブログまでを読んでおり、そして「取材を受けられない」と言い出した。

仕方がない。部下の対応が悪い場合、その上司に改善を訴える。

そこで国土交通大臣に、手紙を出すことにした。

それなりに捨て身の覚悟だ。ジャーナリストにとって「取材」は命。

説明責任を果たすことは行政マンの責務。

私が聞きたいのは次のようなことだった。

福田総理のお膝元、群馬県の八ツ場ダム事業に関しては、昨年1221日に開催された関東地方整備局事業評価監視委員会で「費用便益費」が明らかにされた。

治水に係る便益は8525億円と算出されていた。これは「治水経済調査マニュアル(案)平成174月」に基づいて計算されたとされている。

しかし、八ツ場ダムの治水効果は、降雨の場所によってはゼロ(1947年カスリーン台風)、また想定した場所に想定雨量が降っても流量は想定流量の3分の1にとどまった(2007年台風9号)ことが判明している。

そこで、費用便益計算およびその手法の正当性に疑問があると考え、上記マニュアルに沿って八ツ場ダムの費用便益について質問項目を送り、詳細な取材を続行することにした。

たとえば、マニュアルによれば、便益は、破堤すれば被害額が最大となる地点を破堤地点と想定してその被害軽減額を算出することになっている。そこでその「想定破堤地点」や、その地点の「現状の堤防(左岸、右岸)の状態」を尋ねたところ、「取材を受けられない」もしくは居留守という対応を受けるようになり、当初は3月中に、最終的に47日にお答えをもらえるはずが、約1ヶ月が経過しようとしている。 

事業は粛々と進められている。この程度の説明ができずに事業が進んでいいか?いいわけがない。そこで、「なぜ、私の取材が受けられないのか、明確な説明をしてくださいますよう、部下である貴省河川局河川計画課長以下課員に対し、ご指導くださいますよう」に、大臣にお願いの手紙を今、送った。

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