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2009年4月20日 (月)

足羽川(あすわがわ)ダムの環境影響評価

●足羽川ダムの準備書がでていることに、先日気がつきました。
http://www.env.go.jp/policy/assess/index.html
ところが、他の事業は、オンライン縦覧のリンクが張ってあるのに
足羽川ダムのオンライン縦覧は載っていませんでした。

そこで、足羽川ダム工事事務所に電話し、
「オンライン縦覧させてください」といったら「載せています」といいます。

しかし、見ると、「あらまし」は載っていましたが、全体はリンク切れしていて、
載っていない状態でした。電話のやり取りでそれが明らかになると「申し訳あり
ません。すぐに載せます」とのことで、載せたことの連絡もいただきありがたかった。

そこで、http://www.env.go.jp/policy/assess/index.htmlの連絡先にも「足羽
川ダムもオンライン縦覧しているからリンクを張ってください」とメールをして
おいたら、本日見ると、載っていました。

それぞれ誠実に対応してくれたのは嬉しいと思いました。

でも、一生懸命、意見を寄せてもらおう、と思って仕事をしていれば
忙しくても、もう一歩、踏み込んだ配慮が欲しいところだと思いました。

私も山のようなケアレス・ミスをしながら生きている人間ではあるので、自戒を
込めてではありますが、そう思います。

●今現在、環境影響評価法改正を視野にいれて、検討会が行われていますが、議
事録を追っていると、オンライン縦覧を義務化することに反対する意見も見受け
られます。http://www.env.go.jp/policy/assess/5-3synthesis/index.html

実に不思議です。

実態として、こうして、オンライン縦覧させることを、あの国交省ですら(失礼!?)、なん
の抵抗もなく行っていることを思えば、多少のマスキングが必要になる場合はあったとしても、もはや、常識であり、オンライン縦覧させるところと、させないところで格差が出てくることの方が問題ではないかと思います。

●足羽川ダムについて意見が寄せられるのは5月14日までです

今、★印をつけたものだけをみて意見を書きました。

環境影響評価準備書のあらまし  ★
http://www.kkr.mlit.go.jp/asuwa/pdf/iinkai_pdf/houhou_pdf/pamphlet.pdf
九頭竜川水系足羽川ダム建設事業環境影響評価準備書(要約書)
http://www.kkr.mlit.go.jp/asuwa/public_data/iinkai/hyoukajunyo.html
九頭竜川水系足羽川ダム建設事業環境影響評価準備書1/2★
http://www.kkr.mlit.go.jp/asuwa/public_data/iinkai/junbisyo1.html
九頭竜川水系足羽川ダム建設事業環境影響評価準備書2/2
http://www.kkr.mlit.go.jp/asuwa/public_data/iinkai/junbisyo2.html

私は、これについてさらなる時間がとれなければ、未完成ではあっても、そのままを意見書として出そうと思っています。

●それにしても一方的に意見書を出すだけなんて、環境アセスとは実にむなしい
ものだと思いました。

ご参考まで。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

九頭竜川水系足羽川ダム建設事業環境影響評価準備書への意見書(未完成)
まさのあつこ

主な論点
A.水循環、物質循環、生態系に最も影響を与える構造である「常用洪水吐き」、
「河床部放流設備」の構造を「検討中」としており(2-6)、「工作物の新設等
の事業を行う事業者がその事業の実施に当たりあらかじめ環境影響評価を行う」
と定めた環境影響評価法に違反している。この準備書を撤回、破棄し、「常用洪
水吐き」、「河床部放流設備」の構造の「検討」が終了し、「実施に当たり」、
再度、手続を開始すべきである。

B.これまで行われたダム事業の大半は、環境影響評価法成立前にできたもので
あり、ダム建設によりどれだけの環境影響が及んだか、またその環境影響による
経済的な損失などについては、国民に対して明らかにされているとは言えない。
また、足羽川ダムは、先行例の乏しい「穴あきダム」となり、その環境影響評価
であるため、穴あきダムによる環境影響評価のモデルケースとして、現時点まで
に確認されたすべての動植物種、土砂移動の状況、海岸線および沿岸域に生息す
る動植物への影響について、徹底的に事前・事後調査を行い、一つのダム建設に
よって引き起こされる環境影響の全体像を把握すべきである。

これにつづいて33点の指摘をしましたが、長いのでここでは略。

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