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2009年6月 7日 (日)

知る権利について

(この挿入がどうも紛らわしいので6月7日20:48加筆しますが、
このコマは私の感想です)

ここで出てくる「知る権利」についてですが
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-1901.html

情報公開法制定時からずっと続いている議論で、「開示請求権」と裏表だから、この言葉にこだわらなくていいという議論をはじめ、「諦め」がちなムードがあると思う。この言葉にこだわり過ぎると他のことが議論できなくなるとか、具体的な開示請求権に比べると曖昧な概念でしかないとか、とかく「知る権利」という言葉ばかりを語れば「とんがった人」として排除されかねない雰囲気もあった。でも、実際はやはり、開示請求権はあっても、知る権利が確保されていないというのが、私のこの10年の実感。

今回も、官僚答弁を棒読みする大臣が「今、最高裁判所の判例において認知されるに至っていない」と平然と述べている。

行政は、自分たちの不可侵な領土に侵略されるような心理で「知る権利」から防衛しようとする。たとえて言うなら、行政は、今なら国民の知りたい欲求を「不法侵入」だと言って遠ざけることができる状態。国民から言えば行政が「不法占拠」していると言いたい状態だ。

国会こそが、国権の最高機関であって、唯一の立法機関なんだからなんだから、「今、最高裁判所の判例において認知されるに至っていない」ことを理由に「知る権利」を立法によって確立させないのは、理由になっていない。

答えは常にシンプルだ。
第四十一条  国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。

最高裁判決を盾に答弁を書く官僚に、公文書管理担当大臣が見事に騙された図が、2009年のできごとして歴史に刻まれたのだ。あ~あ。

まさのあつこ

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