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2009年6月 7日 (日)

議事録の作成について

(この挿入がどうも紛らわしいので6月7日20:43加筆しますが、
このコマは私の感想です)

防衛省は、ここで
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-42fe.html
宇宙開発利用推進委員会について「率直な意見交換を行うため非公開といたしまして、委員会における個々の発言者の氏名あるいは発言内容のすべてを公開することは差し控えさせていただいております。そのかわり、議論の透明性を確保する観点から、主要な発言内容等を記録した議事要旨を作成し、これを公開してきている」と言う。

ここでは詳しく書かないけれど、たとえばアメリカの州では「サンシャイン法」(会議公開法)などで、非公開にするにしても議事録は作成しなければならない。そして住民からチャレンジ(開示請求)された場合は、改めて開示するかどうかを判断する仕組みがある。

最初から行政が「非公開」と決めて、議事録すら作成しないのは、民主主義に反する。反則だ。

吉井議員が指摘しているように、山崎政府参考人が、「第四条におきまして、行政機関の意思決定に関する文書作成原則を法制化いたしました」と答弁していることともまったく矛盾する。

また、議事要旨というのは、議事録なしで作ると、「恣意」が生じる。たとえば、私はこうして国会議事録を「抜粋」しているが、「抜粋」には私の恣意が必ずはいるので、だから原文もきちんと示している。

防衛省は「出席者の自由な意見を提示することを重視する会議」としているが、より優先順序が高いのは「世界平和」だ。その目的を前にして、公開されたら自由な意志が言えない人は、最初から参加しなければいい。最初から全部を公開しろと言っているのではない。国民からそれは公開すべきだとチャレンジを受けたときに、判断され、公開されるための「記録」を公文書として保持しておくことが重要なのだ。それだけの責任を伴う会議でなければ、国家として開催する意味はない。それでは井戸端会議だ。

まさのあつこ

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