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2009年6月18日 (木)

公文書管理法案と海外動向と臓器移植と

臓器移植法の4案
思わず気になって厚生労働委員の事務所に電話をかけた。
どうなるんですか?と。
過半数を超えた案が可決するというのだが、まったく分からないという。

読売新聞がこれまでそれなりに書いているかなと思うが、
「臓器移植どうなる?午後衆院で4案採決…年齢制限など焦点」
(2009年6月18日11時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090618-OYT1T00354.htm 
『国際移植学会が自国外での臓器移植自粛を求めた「イスタンブール宣言」を採択』
『世界保健機関(WHO)も臓器移植の自国内完結を促す指針』

だけど、前者で言えば、
ある意味、「移植」学会が移植について物をいうのは当然として、
小児科や各種臓器の学会が沈黙してきたのはいかがなものか、
生命倫理などの学会はどうなのか、という声も聞くし。

後者で言えば、たとえば、
調査捕鯨をやめろと何度もIWC(国際捕鯨委員会)で決議されているのに
日本は「拘束力がない」と無視したり(*)、

歴史文書は30年たったら原則公開しましょうという
国際的な動向「30年原則」を無視して、
利用制限が30年を越えてもかかる公文書管理法案が今、参議院にあがっている。
政府への取材段階では、この点については今後(国会も含めてということだろう)
の議論に委ねるということだった。
衆議院では、修正までには到らなかったが、附帯決議はついた。
参議院では、来週、審議らしい。

海外の動向、国内議論、世論、専門家・・・・
1億2千万人の国民はもちろん
約700人の国会議員がすべての法案について勉強して票を投じているわけではない
その実態を知る者として、今日の投票結果はとても気になる。

臓器移植法案の中には、
人の死を法律で定義づけることになる案までが含まれていることが
(脳死における「死」の定義づけと整合性が生まれてしまうこと)
理解された上で裁決がされるのであれば、まだしも・・・・と思う。
これだけは、不勉強なままで投票して欲しくない。
しかし、記名投票により、430票のうち、A案が263票で可決。
B,C,D案は議決を要せず終わった。

*(興味ある方は、拙稿『クジラ肉を盗んだのは誰か』
http://www.kinyobi.co.jp/consider/consider_newest.php
(週刊金曜日2009年6月12日/754号)をお読みください)

これにも黒塗り文書が出てくるので、公文書管理法案とも関係が深いです。

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