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2009年7月 8日 (水)

何事も最初は見真似(思い切り地点)

この辺の続きです。

次の政権与党が「よりよい自然・生活環境を次世代へ引き継いでいく」と
決意と意図を示したとする。
(どこの政党も抽象的にはこんなこと言っているとは思うが
実効ある法制定・法改正が伴うとして)

次に必要なのは、
「気候変動の経済学」や「生物多様性の経済学」や「成長なき繁栄」から学び、
「ダム日記2」的に言えばこういうことだ。

次世代型、ダムに替わる新しい産業を目指す
水:
電気:
治水:

大規模ダムにかわる技術はもうそこにある。
そして、何よりも、そうした技術にさえ頼りすぎることなく
実現可能で、より経済的に便益の高いローテクな
温故知新の知恵や工夫もあったが活かされずに来た。

たとえば、水。
東京でも、千葉でも、地下水が豊富な自治体まで
わざわざ、まずい八ツ場ダムに参加することは、明らかに不経済だ。
高名な経済学者に依頼しなくても、小学生だって話せばわかる。

実際に山形県の月山(がっさん)ダム周辺では、ダム事業に参加した結果、
オイシイ水が放棄され、地域の水道料金が上がった。

彼らが行うべきだったのは、
味的にも経済的にもオイシイ地下水を守るために
何が必要かに思いを巡らすだけのことだった。

そのかわりに、彼らがやってしまったのは
一部の土木建設業者だけが経済的に持続可能な利益を享受させ、
彼ら自身が、未来に向けたより将来性のある産業に転換する機会と勇気を奪った。
気づきを遅らせた。
「変わらなくてもまだ大丈夫」という間違ったメッセージを送り、
自分の首と次世代の首を同時に絞めさせてしまった。
この教訓を、たとえば東京と千葉では、繰り返そうとしている。

決意を示して、経済・産業構造の転換を迫り
 政治的な決断に続けと
 「転換」を今の産業界に迫ることによって
時代の変化にまだ気づこうとせず、
「自分の世代はまだ大丈夫」
「今さら変わることができない」と思っている旧態依然の思考を
未来へ向けさせることが求められていると思う。

今、謳われている「地方分権」で心配なのは
 旧態依然の経済・産業構造を、
 地方の思うままの予算配分で牛耳りたいという思考が
 見え隠れすることだ。

次の政権与党を担おうとする人々、
また、「地方分権」を叫ぶ人々は、
最低でも、「気候変動の経済学」「生物多様性の経済学」
「成長なき繁栄」を書かせた「政治家の決意と意図」に触れ、
ターニングポイント「思い切り地点」の作り出し方を
中身と共に真似て欲しい。

まさのあつこ

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