« 屁の突っ張り完成 | トップページ | 何事も最初は見真似(思い切り地点) »

2009年7月 7日 (火)

知事の顔入り「愛知県広報」と設楽ダム

ダム事業に対しては、今、どこも世論の逆風が吹き荒れているが、
これに対して事業者からの反撃も激しい。

7月5日(日)、全国紙の愛知県版を開くと、
愛知県がド~ンと半ページを費やして国土交通省が進める「設楽ダム」
の宣伝を広報していたそうだ。

「すぐ涸れ、すぐ溢れる東三河流域の問題を解消するために、
ずっと必要とされてきたダムがあります。」って。
平成32年完成を目指してと・・・。(愛知県の広報紙No.936)

見つけました(7.8加筆)↓

http://www.pref.aichi.jp/koho/paper/pdf/kohoshi936.pdf

一方・・・

●Actio2009年8月号は
http://www.actio.gr.jp/2009/07/01155056.html
特集「ダムに負けない村」(八ッ場ダム・渡辺洋子/設楽ダム・市野和夫/川辺川ダム・土森武友/元国交省職員・宮本博司)だそうだし、

「設楽ダムの建設中止を求める会」のサイトを見たら、なんと「ネコギギのうた」ができていて、ダウンロードできるようになっていて、聞いてみたらなんとも可愛らしい歌だし。(ネコギギはヒゲの生えた魚で天然記念物なのだ)

●新しいリーフレットもできていて
http://no-dam.net/leaflet_uso_shitara_dam_light_090316.pdf
「1 水道用水需要が1.3 倍にも増える?」わけないじゃん。
「2 工業用水需要は2.3 倍にも増える?」わけないじゃん
「3 農業用水が不足する?」わけないじゃん・・・
と、このダムの不要性がすぐに分かるようになっている。

●これからの時代に、県民負担を増やすだけのダムが必要だという一方的な情報を、広報の左肩に自らの顔を載せて脳天気に流すことより(まるで国交省の下請けみたいだ)、知事は本当に必要なダムかどうか、慎重に議論できる場を作ることが先決ではないか。他県民でさえそう思う。

●「設楽ダムの建設中止を求める会」の代表、市野和夫さんが、今回の全国紙の愛知県版に推進広報を打ったことに対し、次のように考えるのもさもありなんです。転載許可をいただいたので、張り付けます。

===「設楽ダムの建設中止を求める会」の代表、市野和夫さん曰く===

こんな広報を載せる、マスコミ各社も問題ではないかとおもいます。
設楽ダムに関しては県民の意見は大きく割れています。
お上の意見広告によって、一方的な情報を垂れ流す・・・広報費用について
違法な公金の支出として、住民監査請求する方向で検討してみます。

反論の主な内容

1)豊川は、不連続堤・遊水地が生きている川であること・・・堤防の不連続部分から溢れることによって破壊的な水害を防いでいること、それによって、ほとんど水害は発生していないこと、道路の冠水などは道路を盛り土してかさ上げすればすむことである、(細かいことでは、愛知県は遊水地への溢水がおきることを洪水と呼んでいるようであるが、このことは豊川の正常な営みであって、水害には直結しない)

2)豊川総合用水事業が完成し、完全運用されるようになった平成15年度以降の6年度のうち、17年度を除いて節水はゼロであり、平成17年は観測史上最少雨量を記録した例外的な年であったこと、さらにこの年も断水などの被害はゼロであったこと、需要を大幅に上回る水供給施設が完成していること、

3)環境と調和するダムなど真っ赤なうそであること・・・「寒狭川頭首工・導水路建設と併せて国土交通省が実施した流況改善事業によって、寒狭川の下流は、アユも住めない川になってしまった」こと、愛知県内に最後に残された自然豊かな寒狭川上流部が設楽ダムによって、酷い環境破壊を受けることは明らかであること、三河湾まで影響は及ぶ可能性が高いこと
==============
転載終わり。

|

« 屁の突っ張り完成 | トップページ | 何事も最初は見真似(思い切り地点) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/82688/30438344

この記事へのトラックバック一覧です: 知事の顔入り「愛知県広報」と設楽ダム:

« 屁の突っ張り完成 | トップページ | 何事も最初は見真似(思い切り地点) »