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2009年10月18日 (日)

東門沖縄市長の政策転換×政策転換

毎日、歴史が作られていきますね。

2009年10月15日、「泡瀬干潟裁判」で福岡高裁が一審判決を支持し、
沖縄県・沖縄市の控訴を棄却、公金支出の差し止めを命じた。
「辺野古浜通信」を転送でいただいた。
(ボトムにリンクだけ抜粋させていただきます)。

八ツ場ダムと同様、ここでも沖縄県知事と沖縄市長の政策転換が重要になってくるが、ふと思い出した。

東門美津子沖縄市長は、国会議員時代、環境NGOに頼りにされていた議員さんだった。その記憶を頼りに、国会議事録で発言者名「東門」、キーワード「泡瀬」で検索したところ、10件がヒット。やはり、毎年のように泡瀬干潟について質問をされていた。

今は野党に転落した党籍の沖縄担当大臣に噛みつき、環境大臣に噛みつき、・・・、ある時は同じ日に、違う委員会に立って、果敢に両方の大臣に噛みついていた。

その中から、いくつかを抜粋します。東門市長の本来の姿は、こちらではないか。
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●衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会平成17年3月17日
○東門委員(略)ジュゴンの保護、サンゴの保全は大事であると大臣は発言されて、「沖縄の自然環境は世界的に見ても非常に貴重であり、責任を持って守り育てていくべき財産である」と、これは私、きょうで二回目、引用しております。大臣の所信表明の中にある文言です。そのようにおっしゃる小池沖縄担当大臣ですが、泡瀬の干潟を埋め立てて、そこにホテルを建設する、辺野古の海を埋め立てて、環境破壊につながる軍事基地を建設して、どのようにして沖縄の自然環境を守り育てていかれるのか。大臣の御意見を伺いたいと思います。

○東門委員 (略) 大臣にぜひお願いしたいことは、辺野古においでいただきたい。(小池国務大臣「行きましたよ」と呼ぶ)いやいや、辺野古の皆さんとお話しなさいましたか。遠くから見ちゃだめなんですよ、キャンプ・シュワブからごらんになるだけじゃだめなんですよ。そこに座り込みをしている人と話をしてみてください。(略)、本土の皆さん、観光客もいらっしゃるとおっしゃることは、北部に来るといやされる、本当にいやしの場所だ、特にこの辺野古はという声がよくあるんです。ぜひおいでになって、あれがどうなるんだろうということを頭に浮かべながらごらんになって、そしてそこの人たちとまず話してみていただきたい、その声を聞いていただきたい。その後でまたお話ができたらと思います。

●衆議院環境委員会平成16年11月9日

○東門委員 (略)本年九月二日、環境省は、国際的に重要な湿地を保全するためのラムサール条約登録湿地候補地として、五百カ所の重要湿地から五十四カ所に絞り込みました。しかし、その中に沖縄市にあります泡瀬の干潟が含まれていないというのはすごく意外でした。あの干潟の大きさ、規模、それから価値、重要さを考えて、なぜこれが含まれないのだろうかというのは、もう本当に単純な疑問です。
 環境省が発行していますラムサール条約に関するパンフレットによりますと、「ラムサール条約に登録できる湿地」として、「湿原、湖沼、河川、干潟、藻場、地下水系等の中で、生物多様性の高い湿地、水鳥の渡来地として重要な湿地、希少種の生息する湿地、魚類の生息地として重要な湿地等、国際的な基準に合致する湿地」とされています。泡瀬干潟はそのすべてが合致するのではないでしょうか。

●衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会平成16年11月09日

○東門委員 (略)担当大臣なんですよ。沖縄北方担当大臣なんです。泡瀬の干潟の直接の担当者なんですよ。それはおわかりですよね。
 環境監視委員会とここの委員会は別々に行われていまして、それがどのように運営されているか御存じですか。それぞれの委員会がすべてうまくいっているとお思いでしょうか。ここで報告されて、これはどうなっているんだと聞くと、もう一つの委員会でやっていますというのが事実なんです。では、もう一つの委員会でこれはどうなっていますかと言うと、別のでやっていますと。こういう形がたまらなくて、委員の皆さんは今回こういう意見書を提出しているんです。ちゃんと運営されていないということなんですよ。

●衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会平成15年06月11日

○東門委員 (略) 新たに環境保全・創造委員会のもとに幾つかの専門部会が設置されると聞いております。しかし、「今後の泡瀬環境監視検討委員会体制について(案)」の方を見てみますと、専門部会については、「会議そのものの会場での公開はしないこととしたい。」「終了後速やかに議論の概要と使用された資料を公表する」と述べられています。会議を公開せず、議事録も公開しないということは大きな問題ではないでしょうか。
 この専門部会は、これまではワーキンググループとされてきたものと理解しておりますが、ワーキンググループは、当初非公開であったものが公開としたのではなかったでしょうか。それをまた非公開にするとは、情報公開の流れに明らかに逆行するものと言えます。
 また、日本はラムサール条約を批准し、自国の干潟や湿地保全に対して国際的な責務を負っています。ラムサール条約事務局やバードライフ・インターナショナルといった国際的な環境保全組織からも、泡瀬の埋立事業が生態系へ与える影響を懸念している書簡が出されているわけです。
 こうした国際的な懸念にこたえるためにも、泡瀬の埋立事業は今や国際的な関心を集めており、説明責任を果たす上でも、委員会は公開とし、議事録は速やかに公表することを強く求めたいと思うのですが、大臣、御見解をお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これらは、膨大な質問量のうちの一部です。

以下は「辺野古浜通信」の中からリンクのみの抜粋で失礼します。

判決骨子・要旨
http://awase.net/pdf/20091015Kosshi_Youshi.pdf 
判決書
http://awase.net/pdf/20091015Hanketusyo.pdf 
泡瀬干潟を守る連絡会 声明文
http://awase.net/pdf/20091015V_seimei.pdf 
内閣府、沖縄担当大臣 前原誠司宛 要請文
http://awase.net/pdf/20091015V_yousei_kuni.pdf 
沖縄県知事 仲井真弘多宛 要請文
http://awase.net/pdf/20091015V_yousei_Okinawa.pdf 
沖縄市長 東門美津子宛 要請文
http://awase.net/pdf/20091015V_yousei_Okinawacity.pdf 

> http://awase.net/pdf/20091015Kosshi_Youshi.pdf 
のP.19の最後からP20にかけて読むと、
なるほど「予算執行の裁量権を逸脱」するから「違法」と
裁判所が言うのはこういうときかと、勉強になった。

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