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2009年12月12日 (土)

アホむき出しのプテラノドンで

やなせたかしさんの詩で「プテラノドンの希望」という詩がある。
 あんまり変わりたくない。(略)
 火をふく山の上を歯をむきだしてとんでいたい
という詩。(ぜひ現物全部を読んでください。)
やなせ氏の詩の中で最も好きな詩なのだが。

いつになっても「穴があったら入りたいし、なければ掘って入りたい」と思う後悔を繰り返せるアホでいたい。そんなわけで、最近のアホ・エピソード。

「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が始まり、気づくと、司会役の官僚の後ろに私は立っていた。その官僚が「会議は非公開」であることを告げはじめたとき、迷わず、「非公開の理由を教えてください」と背後からリクエストしてみた。(内心では「カメラが壊れた。困ったな」と思いながら)

それでも平然と先を続けようとするので、「非公開の理由を教えてください」と再び背後霊的な位置からリクエスト。(内心「ICレコーダーをオンにしなければ」と慌てながら)

それでも進行。大臣が喋り、中川委員長が喋り、
「それではこれで報道の方は・・・」と追い出しにかかられたので
「大臣、公開してください」とリクエスト。
前政権からおなじみの広報課の役人が恐い顔をして私を追い出しにかかり、
前政権の非公開会議「ダム事業見直しタスクフォース」のデジャブでした。
当時、私が絡んだ相手は金子副大臣(自民党)でしたが
あんまり事態は変わっていない。(資料も実は重なっている)

仕方なく、会議終了後、政務官による記者会見にオブザーブ参加した。国交省記者クラブには、外部の記者でもオブザーブができますが質問ができない、というルールがあります。

記者を記者会見場に入れておいて質問させないという異常を続けている記者クラブというのもナニですが、それはともかく、今後改善を要請するにしてもルールはルール。守ろうとは思っていました。

しかし、会見にあたった政務官に対し、どうしても記者が質問をしなかった点をルール違反承知で最後に質問し、その答えではどうしても分からないので、会見後、追いかけていって質問しようとすると、廊下で立ちはだかる人がいました。

その人はこう宣ったんです。
「記者クラブでオブザーブの人は質問ができないルールを知っていますか?」
「あ~、はい」(私)
「知っていて破ったわけですね」
「あ~、はい」(私)
「じゃぁ、もう二度と参加できなくていいんですね」
「いやです。ルールの改善を要請しようと・・・・」(私)
ここで、相手の態度がどうも変だなと思って
ムンズとIDをつかんでみると記者じゃない。
なんと国交省広報課の役人でした。
「あなたは記者クラブの人ですらない。あなたが私の質問を止める権利はない。
私は政務官に質問があるから、中じゃ悪いから記者クラブの外に出てきたわけで」
というと
「ここだって国交省の廊下ですから」
「そうですよ。国交省の廊下です。国交省の建物は国民の財産です」(私)
というと逃げていきました。
その間、政務官はいなくなってしまった。ぶら下がり質問をブロックすることが目的であったのは明らかでした。

政務官が入ってくる前から、不自然な形で、不自然に連絡を取り合いながら、変な人々がたくさんコソコソと廊下に立っていました。政務官への質問をガードするためなんでしょうが、国交省の広報課の生態は、もはやヒドイを通りこして、エピソードとして使える笑いのネタを提供してくれていると思って楽しむしかありません。

これもあれも含めて、新政権の産みの苦しみと、学びのプロセスになっていけばと思っているのですが、そういうふうに受け取ってくれる前に、うるさい存在へとなっていくんでしょうね(元からか)。それはそれで歯むきだしのプテラノドンは気にしませんが・・・。虚しさを覚え、あとから考えると、「あ~、またやってしまった」と穴を掘りたくはなるのでした。

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