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2009年12月12日 (土)

治水有識者会議(それぞれの発信/ユリカ・ゆり子・まさの)

「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」について、いろいろな人が発信している。ここではほぼ同じ年数、ダム問題を見てきている3人の視点を順不同で並べます。

●高橋ユリカがブログで一連の流れを分かりやすくレポート
http://yurika-net.sakura.ne.jp/blog/index.php?mode=res_view&no=75

●「徳山ダム建設中止を求める会」事務局長ブログも面白い。
続・続  「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の怪
http://tokuyamad.exblog.jp/12433769/で、勝手に言えば、事務局長から泊宏河川計画調整室長への公開ラブレターといったところか。
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota/tomari091130.pdf
最後に「議事録も出すそうです。
なぜ非公開なのか、一層「理解に苦しむ」」とある。

これ、まさに知る人ゾ知る問題をはらんでいる点である。
「非公開にして議事録を出す」意味である
次のコマで、じっくり書きたい。

●ちなみに、昨日出た週刊金曜日(12月11日号)で私も書いた。

治水対策有識者会議開催 完全非公開、見えない審議
(ネットでも読めますが、買い支えていただければ幸い)
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=912
 「『できるだけダムにたよらない治水』への政策転換」との趣旨で前原誠司国土交通大臣が招集した「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」(座長・中川博次京都大学名誉教授)が三日、国交省内で開催された。
 
 大臣は冒頭挨拶で、「ダムを中心とする河川整備をいったんリセットしたい」と語り、同会議で策定される「新たな物差しで、一四三のダム事業の継続、中止、凍結を議論していきたい」と意気込みを示した。辻元清美、馬淵澄夫両副大臣と三日月大造政務官も出席し、政治主導が演出されたが、早くもその骨抜きが懸念される。
 
 第一に、河川行政の大改革を行なうのであれば、国交省設置法に根拠を持つ社会資本整備審議会に諮問し、法改正が必要だ。それは河川局長が大臣に進言すべきことであり、私的諮問機関にとどめさせたことは改革への非協力に他ならず、局長失格である。
 
 第二に、行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫内閣総理大臣)の事業仕分けでは、報道・傍聴にかかわらず、録音・撮影の制限はなかった。ところがこの会議は冒頭を除き非公開。政策形成過程を公開する内閣の方針に整合性を持たせる目配りもせず後退させたことも、河川行政における大臣補佐トップたる河川局長の怠慢だ。

 第三に、肝心の中身だが、会議終了後の政務官会見の内容は、事務局を務める河川局河川計画課が事前準備した資料の域を出ていない。幅広い治水対策の立案手法、新たな評価軸、総合的な評価方法の検討、今後の治水理念の構築を目的とするという曖昧な筋書きだ。目的の絞り込みが甘く、官僚によるコントロールが容易である。「非公開にして自由闊達な議論を確保した」(政務官)と言うが、筋書きを離れる議論があっても外部からは見えない。規約には「発言者氏名を除いたものを国交省ホームページに公開する」と書き込まれ、発言の責任を持つ者がいない。
 
 保坂展人前衆院議員は六日、八ッ場ダム集会で「委員にはダム行政を混迷させてきた戦犯とおぼしき人もいる」と委員構成を批判した。会議の最終報告は二〇一一年夏だが、大臣は骨抜きと時間の引き延ばしに気づいているのか。
 まさのあつこ・ジャーナリスト
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コメント

まさのさん、こんにちは。


下のブログは馬淵副大臣のものです。何事も不備があってはならないので伝えてあげて下さい。

http://mabuti-sumio.cocolog-nifty.com/blog/

投稿: さとし | 2009年12月12日 (土) 16時05分

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