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2010年1月23日 (土)

川やハトムギや防衛や

必見!
リバーポリシーネットワーク(RPN)の新鮮情報ブログはこちら
http://blogriverpolicy.net/

ダムに勝った「きとうむらメールニュース 2010.1.21」から抜粋
☆冬の地場産品 ぞくぞく登場!!
◎ たけねえさんの「ハトムギ」(50g 500円)
  *炒って粉にしています。漢方でもお馴染みですね。
◎ たけねえさんの「きささげ茶」 (50g 500円)
* この辺りでは腎臓の弱い方がよく飲まれていたとか。
◎ かげふじのぶこさんの「切り干し大根」(100g 500円)
* 今年の大根の出来は上々。たくさん作ってくれています。
◎ 小柏タケノさんのラッキョウ漬け(約270g  700円)
* 毎回好評です!
◎ 野口みのるさんのヤーコン(約1kg 700円)
* そのまま千切りにしてサラダが最高! ゴマドレッシングがよくあいます。
他、地場産品はこちらです>>>http://zivasan.com 
他、きとうむらに関して、詳しくは、http://npokito.com/ 

●「普天間基地移設計画についての日米両政府、及び日本国民に向けた声明
「futenma_statement100118.doc」をダウンロード
珍しく(?)有識者・学者が立ち上がって出した声明です!
あんな人もこんな人も賛同、署名しています。
ぜひ、中身をジックリ読んでいただきたい。
簡単に言うと、防衛・外交をゼロベースで考えよう!ということです。

私自身、この発信(「核のない世界」と沖縄の米軍基地)
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-5338.html
をしたときに質問を受けて、こんなふうに答えました。

>「外交」はすべての国民が実は、知らず知らずにやっているものです。
>「外交・防衛」が外務省や外務大臣、防衛大臣が
>やっているものだと思っている限り、民度は上がりません。
>アメリカという国はなぜああなのか、と言えば、
>アメリカ人が「アメリカ最高!」って思っているから、
>ああやって押し付けられるし、「アメリカ最高!」という人々の意識が、
>アメリカの外交・軍事そのものなんだと、私は考えます。
>感じておられる「日本の外交は頼りない」という意識は、
>外交を人任せにしてきたほとんどの日本国民の「自分の姿」と
>イコールではないでしょうか?何事もお任せである限り、変わりません。

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e-forum総会

2010年2月6日(土)と7日(日)
環境行政改革フォーラム(e-forum)の総会が開催されます。
http://www.eforum.jp/2009soukai1.html
当日参加できない可能性が99.99%なのでレポートだけ送りました。

明日、国交大臣と群馬県長野原町の地元住民の意見交換があることに合わせて
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000214.html
自分の頭と情報を整理し、取材に臨むために書いた雑ぱくなレポートです。

「八ッ場ダムの「生活再建事業」は誰のためか?生活再建か?」

「100206masanoE-forum.pdf」をダウンロード

e-forum総会に先んじた形で恐縮ですが、あえて共有させていただきます。
6,7日、当日、注目すべき発表がたくさんあるので、
お時間があって刺激を受けたい方は、足を運ばれては?

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最近のアウトプット

2010年1月20日、新宿のライブハウス「Naked Loft」で
トークする機会をいただいた。

●笑わせる(本当はまったく笑い事ではありませんが)・・・ことを
コンセプトに構成し、誰にでもすぐに分かるパワーポイントを作りました。
今どきの「ダムにたよらない治水」も若干念頭において作成。

こんな感じ→「naked_loft_masano100120.pdf」をダウンロード

●朴保(パク・ポー)さんの音楽、
本人のあやしげな風貌(失礼^^;)に似合わず
さわやかで押しつけがましくない社会派のソフトロック
http://www.pakpoe.com/ 
全国を回られている。くたびれた心にお勧めです。

●環境エンターテイナーの田中優さん
設楽(したら)ダムの話が面白かったです。

次は3月、なにやらビッグな催しがあるようで
今度は聴衆でお邪魔したいと思っています。

以下は、最近の細々アウトプットです。

◎グローバルネット1月号
http://www.gef.or.jp/activity/publication/globalnet/2010/201001.html 
川、開発、ひと~日本の経験、アジアの経験
「第33回/求められる補助ダム見直しへの住民参加」

◎週刊金曜日11月22日号
http://www.kinyobi.co.jp/consider/consider_newest.php 
「どうしてもダムなんですか」(岩波書店)の紹介
「今」こそ読むべきオーラル・ヒストリー

次のアウトプットを目指し、昨日は取材、今日は学業、明日も取材。

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2010年1月17日 (日)

非公開をコウカイか?

1月15日(金)、第2回「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が開催されました。http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e63a795e5783f9cc2330b4991f1d97ae84f539bef.html
これについては、
「人選」「中身」「運営」の3点から書きたいところですが、
今日のところは、時間がとれないので、
ちょっとばかり、雑なレポートのみにて失礼します。

頭撮りと会議後の政務官会見の取材メモです。

●冒頭の挨拶で前原大臣が
嶋津暉之さん(水源問題全国連絡会共同代表)の紹介、宮本博司さんにご出席いただけなかったが(理由は言わず)今後、意見を伺いたいという二つを短く述べて終わり。
(取材者はここで追い出されました。)

●会議終了後の会見で三日月政務官が報告
冒頭、公開の要望が来ており中川座長から特定地域の名前などが出て一人歩きする可能性もあり混乱を避けるためにこのまま非公開でと話があり、意見が他にはでなかったので非公開を続ける。

嶋津氏の論点の要旨紹介と質疑の紹介
(資料は上記ページから)
・資料1-1_ダムにたよらない治水のあり方(骨子)
・資料1-2_ダムにたよらない治水のあり方
・資料1-3_新規ダム計画を含む一級水系の河川整備計画(策定済みと素案の水系)
・資料1-4_カスリーン台風が再来しても、八斗島地点の洪水流量
(嶋津氏に聞いたところ、意見陳述者はここで追い出されました)

今後の論点と、今後の予定としてA.B.Cのテーマ別に有識者会議が非公開で議論、パブコメを行う。(資料は上記ページから)
・資料2_今後の討議に向けての主な論点
・資料3_当面のテーマについて
・資料4_今後の治水対策のあり方に関する意見募集について(案)

会見の質疑で(主なものの要点)
Q:公開の要望はどこから?
A:全国31団体

Q:宮本氏はなぜ欠席?
A:公開を条件に出されたそうでおいでになれなかった。

Q:公開すると混乱すると言われたが河川行政の大きな転換期こそ公開すべきではないか?
A:そういうお考えもあると思う。

Q:特定地域の名前がといっても、社整審の小委員会では特定地域名を出して(公開)審議されていたが?
A:新しい評価軸で議論するのでこれまでには想定していないことが出される可能性がある。

Q:道路公団民営化の委員会でも非公開にというところ公開すべきだという意見がでて非公開になった、中川座長の非公開にといったことに対して、公開にすべきだという意見がでなかったことは人選に問題があったのではないか。自民党よりヒドイ。
A:前政権で決めたことはそれ、この政権で行うことはこの政権で。

Q:有識者の会議だから(公開で)議論することにより、逆に混乱を抑えたらいいのではないか?
A:そういうお考えもあると思う。

・・・・などなど、非公開であることの理由は聞けば聞くほど屁理屈にもなっていないので困った、というのが私の感想です。河川行政の大きな転換期こそ公開すべきというのが「そういうお考えもある」ではなく、大半ではないか?

意見陳述者の補助員として同席した遠藤保男さん(水源問題全国連絡会共同代表)が、「コウカイしてんじゃない?”後悔”」とオヤジギャクで感想を述べてくれました。

「非公開をコウカイ」してくれているのであればいいのですが、「ヤバイ」と思っていない、「公開」が持っているパワーを知らない、それが一番恐い・・・。

「運営」(民主主義の最低限の要件である公開が守られないプロセスでは、その結論がよいものになったとしても、正当性に影を落とすものになりかねない)、
「人選」(非公開にしようといった座長意見に対し、「公開にしよう」と言う委員が一人もいなかった人選が失敗、という意見に尽きる)

についてはこれ以上言うことはありませんが
「中身」については、別途、発信しなければと思っているところです。
また長くなってしまった。
毎度、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
まさのあつこ

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これも補助ダム(小豆島)

先日補助ダムの行方をご紹介しましたが、書ききれなかった内海ダム(香川県)の話題。

小豆島出身で徳島県在住の山口陽子さんからヘルプ!メールです。

瀬戸内の美しい島が今、ピンチ!
「この島の1番の自慢は、
日本3大渓谷美といわれる寒霞渓(かんかけい)です」と。

●I LOVE 小豆島! STOP 新内海ダム!
http://kankakei.web.fc2.com/

●「瀬戸内海国立公園指折りの景勝地、寒霞渓の景観を壊す巨大堰堤の新内海ダム事業の見直しを求める署名」もオンラインでできます。
http://www.shomei.tv/project-1415.html
「島のじいちゃんばあちゃん達が頑張っています。
ぜひ応援よろしくお願いいたします」

そのダム「新内海(しんうちのみ)ダム」と言いますが、
●経緯が簡単にわかるページはこちらです。
http://kankakei.web.fc2.com/page009.html

●オマケ●
1月20日は新宿Naked Loftへ!
”ダムは水よりカネを貯める”-Naked Loft 2010年環境問題プロジェクト
http://www.loft-prj.co.jp/naked/
http://www.loft-prj.co.jp/naked/map.html
田中優さんのブログ
http://tanakayu.blogspot.com/2010/01/2010.html

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2010年1月15日 (金)

民主党連立政権は開かれるか?その3

その1その2の続きです。

たとえば、今日、
第2回「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が開催されます。
http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e4d7356206c26ce7b733d6b7272b58689b334cb4f.html
日 時:平成22年2月15日(金)15:00~17:00
場 所:中央合同庁舎3号館(国土交通省)4階特別会議室

非公開です。
これは、小渕政権下で中央省庁改革の一貫で出された閣議決定
「審議会等の整理合理化に関する基本的計画(平成11年4月27日)」
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/990524singikai.htmlより後退です。
この閣議決定は審議会「等」とされていて、審議会以外の会議にもかかっており、この閣議決定の別紙3にあるように本来は公開が原則です。

当然、市民からは公開を求める声が出ています。
昨日は八ツ場あしたの会など31団体が、前原大臣と座長宛で再要請書を提出したそうです。
http://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=799

重要なところを抜粋させていただきますが、
~~~ ~~~ ~~~
 1月15日には治水政策の転換を目指してきた二人の意見陳述が予定されていました。嶋津暉之氏と宮本博司氏です。

 嶋津暉之氏(水源連共同代表)は「公開を求めたが、受け入れられなかった。有識者会議答申が少しでも後ろ向きになるのを防ぐには陳述しておくことが大切」と判断され、15日の陳述に応じることを選択されました。

 宮本博司氏((元淀川水系流域委員会委員長・元国土交通省防災課長)は、「国民の生命に関わる治水の考え方を転換する議論は国民の前で堂々と行うべきであり、また国民を巻き込んだ中で議論しないとどんなに素晴らしい方針が出ても、実効性が伴わなくなる。本気で転換をやろうとするのなら、その最低で絶対の条件は会議の公開である。私は会議が公開にならなければ、意見陳述に行きません。」としています。
~~~ ~~~ ~~~
先日、宮本氏に取材したところ(ご本人の許可をいただき書かせていただいていますが)、河川行政の転換のためには、「どんな協力も惜しまない。なんでもやる」とのスタンスで、中川座長には「なんぼでも協力します。行きます。そやけど公開してください。検討してくださいよ」、前原大臣にも「行きますけど、公開してくださいねと座長に検討してもらっています」と伝えた。ところがそれきり返事がなく、会議日程が公表された(2日前)。

この会議は、治水対策のあり方から始まり、おそらく河川行政全般の転換へとつながっていくことと思います。当初、「ダム推進派だらけ」と批判された会議ですが、第一回目に発表があったように、今日は「委員以外」からのヒアリングで、ダムにたよらない治水について積極的な発言をしてきた二人が呼ばれたものと思われます。

意見を求められた本人達が公開を求めたたった2時間の会議を非公開にすることで守ろうとしたものは何か、逆に、たかが2時間の会議を非公開にすることによって、何を失おうとしているのか。
完璧をもとめて到達できる完璧なんかひとつもない。
非公開ではじめても途中から公開にすればいいだけ。
最も大事なのは、何を失ってはならないのかの判断ではないか?

中身を取ったのが市民代表である嶋津さんで、
原理原則を取ったのが、河川官僚時代、淀川流域委員会で
公開と透明性を貫いた宮本さんだった、というところがとても面白い。
二人の決断の背景が私にはとてもよく分かります。
そしてその決断を二人にさせてしまったのが、公開を求められた側。

本来、重要なのは「ダムにたよらない治水」の中身であり、
公開だ、非公開だと、入り口で能力を浪費させる場合ではないはずです。

そこで、この際、平成11年の閣議決定をバージョンアップさせ、
各省庁がそのときそのときの会議運営規則をバラバラに設定するのではなく、
たとえば米国にある「会議公開法」にあたる法律制定も視野に入れて、
国家戦略の柱の一つにすべきところではないか。

その1その2を知り、ますます、そのように思ったのでした。

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民主党連立政権は開かれるか?その2

その1の続きです。

なぜ、「民主党連立政権は開かれるか?」と問うかと言えば、
NPO法人「情報公開クリアリングハウス」

「『開かれた政府』の実現を求める意見書」に痛く共感したからです。
http://homepage1.nifty.com/clearinghouse/opengovernment.pdf
リンクで飛んで、全体を読んで欲しいのですが、
その中で私個人が、痛く共感するのはこの部分です。↓↓↓
~~~~~~~~~~~
外務省におけるいわゆる密約問題の解明や事業仕分け過程の公開のように、鳩山政権は政府の透明性についても一定の成果を生み出しつつあります。しかし、そうした単発の出来事を積み重ねるだけでは抜本的な改革とはいえません。
~~~~~~~~~~~

その通りだ!と。一過性の出来事ではなく、政府を開くという大きな方針を政府全体の共通認識にしてもらいたい。そうでなければ、せっかくいいことを一方で99点分やっていても、そのすべてが、たった一つの汚点で帳消しになってしまう、と。

なぜ、そう思ったかは、その3でということで。

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民主党連立政権は開かれるか?その1

各府省すべての政策会議へリンクされたサイトがあるという。
探すと、あった。http://www.dpj.or.jp/policy/index.html
民主党のウェブサイトだ。

たとえば内閣府をクリックすれば内閣府の政策会議ページに飛ぶ。
すると会議に提出された資料を見ることができる。

たとえば、次期通常国会提出予定法案。
●政府の政策決定過程における政治主導の確率のための内閣法等の一部を改正する法律案
http://www5.cao.go.jp/seisakukaigi/shiryou/0011-100113/pdf/item01.pdf
●地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案(仮称)
http://www5.cao.go.jp/seisakukaigi/shiryou/0011-100113/pdf/item02.pdf

中身の是非は横へ置くが、
これがネットでこの時期に見られるようになったことはとても良い。
民主主義のインフラ整備として格段に良い。

自民党政権時代は、自民党本部で開かれる「部会」に官僚がご説明に行き、
一般国民から見ればまったくの密室だった。

たとえばある部門の「部会」が開かれると、
そこに出席できている特定の業界団体メディアがその部会資料を
有料で配信しているのを発見し、ビックリしたことがある。
特定のコネとカネがないと「政府・与党」情報にアクセスできなかった。

また、法案は、閣議決定されるまで門外不出で、
特定のマスメディアが、これもコネと日頃の“足と汗”の取材活動で
ゲットしてすっぱ抜き、ヌイタ/ヌカレタと
これも一般人から見れば、全く意味がない競争をやっていた。

【生煮え情報の見える化の良さ】
そもそも、国民の情報なのだから、
生煮えの形成過程からこうやってオープンにしてメディアだろうが一般人だろうが
見えるようにして当たり前なのだ。
そんなことに競争や努力やコネが関係してはおかしかったのだ。

だから、これまでの自民党政権と比べれば、この点はとても良い。

それなのに、というか、それにしても、というか
民主党は宣伝が下手。
良いことはあっと言う間に「当たり前」になるのだから
良いことを始めた瞬間に、それが「なぜ」良いのかを
アピールして伝えていかないと、その良さは「当たり前」になる。
意義も伝わらない。
何がどう変わったのかを説明しなければ、一般の人々には実感ができない。
歴史が作られている、政権交代したのだという「証」が有権者は欲しいのだ。
自分たちが政権を変えたのだという「証拠」が日々みたいのだ。

「政府・与党一元化における政策決定のプロセス」を見せつけるのではなく、
その意義はなんなのかという基本を国民目線でアピールすればいいのに。
「国民が生煮えの情報にアクセスできる」(=アクセスができるということは、意識ある国民がアクションできるツールを手にすることになる)ことが「良さ」なのに、その良さに多分、気づいていないのか、良さは黙っていても伝わると勘違いしているのか・・・。

今現在、「政府・与党一元化における政策決定のプロセス」がどう受け止められているかというと、「政府に入れなかった議員たちの単なるガス抜きの場になっているらしいよ」というものだ。そういう空気で伝わってくる。「自民党政権時代にはアクセスできなかった『生煮え情報』がインターネットでも見られる」と受け止めている人や理解できている人はほとんどいないのではないかと思う。

事務次官会議や会見をやめさせて、大臣や副大臣会見のみにしたことも
リンク集はあるがhttp://www.dpj.or.jp/policy/link.html
その意味や成果や変化が、万人に分かるように説明されていない。
単なるリンク集であり意義は伝わらない。

こんなマッチョな情報の出し方ではなく、
分かりやすいジェントルなアピール、
つまり意義や変化を説明するアピールの仕方をすればいいのにと思う。

そんなのはメディアの仕事だろうと思ったら大間違いで、
よくNGOにも言うが
分かりやすくアピールしないと人々は(メディアも)分からない。
情報は溢れているからだ。
人々が何も知らないことを前提に情報を出すことが重要なのだ。

なぜ、そんなことを書くのかは「その2」へ続く、ということで。

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2010年1月12日 (火)

補助ダムの行方

前のコマと関係がありますが、使い道が固定された「ひもつき補助金」メニューの一つが、ダム事業で言えば「補助ダム」。長野県議会の北山早苗さんが、この補助ダムについて、分かりやすい報告を書かれています。

●北山早苗・長野県議の
「浅川ダムと同じく、疑問だらけの県営ダム、石木ダムと路木ダム現地調査」
http://sanae.ao-zora.org/archives/1748

もう一つ紹介。
●1962年から今日に至るまで反対運動が続いている驚異的な住民運動
それを応援する「石木川まもり隊」のページ。
http://www1.bbiq.jp/ishikigawa/index.html

以下は先月書いた短信です。
●ダム建設補助金の凍結を住民や自治体議員ら国交省に申し入れ
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=942
金曜アンテナ(2009/12/25)

 九州から北海道まで一三の道府県にあるダム建設に反対する住民や地方自治体の議員らが一六日、補助金など国の予算凍結を求め関係大臣への要請を国交省の三日月大造政務官室にて行なった。
 新政権はダム事業見直しに着手し、前原誠司国交相は一二日には香川県にある内海ダムを視察。来夏に示す新基準にそった補助ダムの再検証を真鍋武紀知事に求めた。また、一五日には同趣旨の書簡を三七府県知事へ送付。しかし現状は「駆け込みで本体工事入札や強制収用手続が行なわれている」(北山早苗長野県議)。「香川県議会では一五日に内海ダムの本体工事の契約議案が、四会派の反対討論にもかかわらず可決した。このまま駆け込み得にしないために国の強力な指導が必要だ」(渡辺智子香川県議)という。
 要望書は、前原大臣が進めるように継続ダムもしくは要検証ダムに分けて来夏に見直すやり方ではなく、全補助ダムをいったん凍結し、地域住民や市民団体を含めた機関での検証を求めている。
 要請後には憲政記念館で「総事業費の七割も国が税金投入して建設される道府県営の補助ダム!?『人よりもコンクリート』の予算づけ凍結を政権与党に求める緊急集会」が開催。
 路木ダム(熊本県)を抱える中島隆利衆院議員(社民)、仁比聡平参院議員(共産)、浅川ダム(長野県)を知事時代に止めた田中康夫衆院議員(新党日本)、最上小国川ダム(山形県)を抱える吉泉秀男衆院議員(社民)らも参加し、新政権の事業見直しの手法に憂慮を示した。 (まさのあつこ・ジャーナリスト)

●オマケ●
1月20日は新宿Naked Loftへ!
”ダムは水よりカネを貯める”-Naked Loft 2010年環境問題プロジェクト
http://www.loft-prj.co.jp/naked/
http://www.loft-prj.co.jp/naked/map.html

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続・ひもつき交付金

先日、書いた「ひもつき補助金」から「ひもつき交付金」に関係する読売記事「新・交付金 使いこなせ」をご紹介いただいた。こういう前向きな考えもアリだろうが、「今日のメシ」を考え、その交付金を我が懐へ抱え込みたい人々の存在は、まだもっと強く切実ではないか。

その後、ちょっと反応をいただいたので、次のように書きました。ちょっと差し引きしながら再現します。

@ @ @ @ @ @
この際、一番下に書いた点が重要なことではないかと思います。
~~~~~~~~~
10月13日に開かれた総務省政策会議で、原口総務大臣が「地域主権とは、地域で間違った首長を選べば、その失敗の責任は地域で負うという厳しいシステム」であると語っていた。http://www.soumu.go.jp/main_content/000041056.pdf それならば、そのシステムのセーフティネットとして、住民が監視、参加、介入できる仕組みを充実させ、住民参加、住民監査、住民訴訟、住民投票を機能できるようにしないと、国民は素手でその「厳しいシステム」と闘うことになってしまう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは、今回の「ひもつき交付金」の有無にかかわらず、以前から改善が必要だった点です。

釈迦に説法ですが、問題●と提案▼と合わせて言えば、
(書いていたら長くなってしまいましたので、●と▼だけでもお読みください)

●「住民投票」については、

・住民が苦労して署名を集めて直接請求しても議会がリジェクトできてしまうのは、おかしいし(間接民主主義の補完制度になっていない)

・厳しいハードルをクリアして実施しても拘束力がない

すると、努力に伴った結果が出ず、住民は無力感に襲われ、住民自治が育たず、お任せ市民以上の市民になる意味が見いだせない。「頑張ってもどうせダメ」の諦め社会になるのではないでしょうか。

▼だから、地方自治法74条の改正で住民パワーをアップする

●「住民監査」については
・監査委員に議員が含まれている。すると、一度議会で認めた予算や事業にNOとは言わないのではないか。議員は議会で予算や事業をチェックすべきだが、知る限り監査委員は議員が半分を占めていて、監査事務局の案通りにシャンシャンで済ませている。何重ものチェック機構として設けられているはずが、委員が重複していては意味がない(矛盾した制度)。

▼だから、地方自治法第196条を改正して、たとえば監査委員の公募を義務づけ、市民オンブズマンなどが応募できるようになれば、それだけで、緊張が走り、無駄遣いは激減するのではないかと思います。

●「住民訴訟」については

・権力の一角である司法に行政を訴えているのに、事業は執行停止すらされず訴えの利益がどんどん薄れていく。

・どうみても「最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」地方自治法2条14条違反を、「違法」と断言する勇気をもたない腰の引けた裁判官が「裁量の範囲」と「合法化」してしまう。(その「裁量」が政治的社会的に妥当かどうかは別の話であるにもかかわらず、「違法」であると主張する原告の訴えが却下されただけで、行政側は図に乗る)

▼だから、行政事件訴訟法第25条等の改正が必要
▼だから、行政訴訟にこそ裁判員制度の導入が必要で、「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」の大改正か新たな立法が必要

つまり、政治的利害や既得権益によって歪むことも往々にしてある間接民主主義を補完するために、住民が直接に参加して、これまでのように行政が「聞き置く」ではなく、「結果が出せる」仕組みに変えていくことをセットにすることが重要ではないでしょうか。

そうしなければ、「一括交付金」になったとしても、政治的利害や既得権益という見えない囲い込みによって、あいかわらず民意が反映されない、ハコモノ重視の公共事業のあり方も変わらない。住民は文句をいっても遠吠えに終わり、やる気をなくし、政権交代しても変わらない、と政治不信が深まり、投票行動にもつながらない。

逆に、こうした改正、つまり住民の力を信じる、間接民主主義の限界を謙虚に認めて、直接的な参加で補完してもらうチェック機構を充実させることによって、より民意に近い税金の使い方が実現して、たとえ、誰が政権をとっても一定の民主主義の水準を満たせる。

逆に言えば、これまでこうした改革がなされて来なかったのは、まさに、既得権者がその既得権や政権を維持するためだったのだとも思えます。正当な政党が選ばれ続けるためには、「正義」を信じて行動する市民を信じる制度を作ること、社会を担う役割を自分たちが囲い込むことではなく、役割を市民に十分果たしてもらえる制度を作っていくことではないでしょうか?

その意味で、「小鳩政権」の今のやり方は、社会を担う役割を、これまでの自民党以上に、民主党だけに囲い込もうとしているやり方にも思えます。

自民党に政権を渡すまいとするばかりに、前政権で手首を後ろ手に縛られてきた国民の縄を解くことと忘れたまま、自分たちだけが進もうとしている。しかし、これでは国民は、一緒に前に進もうと思っても、こけて地面に顔面を打ちつけるばかりで、ましてやとても一緒に走ってはいけない、そんな気がします。

何よりも一番に後ろでに縛られた国民の手を解放する必要があると思うのです。

たとえば、行政府として上記のような改正に取り組んでくれてももちろんいい。
でも、国民からすれば隔靴掻痒。

市民提案による議員立法はこれまで数多く行われてきました。その多くを民主党は担ってきたと思います。それがなぜ、今、議員立法禁止なのか。今こそ、市民のための立法が可能であり、今しかなく・・・、

たしかに毒にも薬にもならない意味のない自己満足な議員立法も行われてきましたが、それも発展途上のプロセスとして社会としては許容すべき時代でもあったと思います。

今、なぜ、国会が持っている機能を、公党が国民の意見も聴かずに、勝手に禁止してしまうのか、理解ができません。政府提案の内閣法だけで、社会が成り立っているわけではありません。これまでも、省庁と対立したり省庁の利益に無関係な法律は、世論を土台に議員が主体になって作るしかありませんでした。いままで培ってきたその議員の力を削ぐことは(議員立法を禁止することは)国民の力を削ぐことになる。これは、民主党を利することにもならない。議員立法は禁止してはいけないし、してよいものではないと思います。

内閣法で提案されない法律はいつでも国会が出す、という緊張感があってはじめて市民のための法律案を出す政権が成り立つのではないでしょうか?

同様に、国会での官僚答弁を禁止することも間違っているとしか思えません。

国会が認めた予算で事務事業を執行する行政職員は、国民に対してアカウンタブルでなければ(説明ができなければ)ならない。3000事業とも言う事業のすべてを100人かそこらの政治家が管理監督することはできても、事務事業を執行するのは行政職員であり、それがきちんとなされたかどうかを国会でチェックする際には、管理監督者責任とは別に、執行者としてきちんとやったのかをどうかを、国会が問いただし(職員を矢面に立たせ)、たとえば、「大臣、こんなことでいいんですか?オタクの職員、ちゃんと仕事していませんよ」と対応を迫り、その答弁によっては、管理監督者たる大臣が改善を、国民の面前(国会)で部下に命じることを約束するという場面も必要なはずではないでしょうか。

そうやって「職員」答弁と管理監督者である「大臣」答弁を使い分けながら、国会質疑は行われ、民主主義の実現が遅々たる歩みでも進んできた。

大臣が答えなければならないと思うなら、その大臣は、好きなだけすべて答えればいい。それをわざわざ国会法で禁止するのは愚かではないでしょうか。なぜ、国会が持つ機能(官僚を引きずりだして説明を求める機能)を狭めてしまうことが、国会改革なのか。

官僚答弁を禁止したら、答弁する側の政治家はより一生懸命勉強をするかもしれないが、アカウンタブルであることを求められなくなるその部下たる行政職員は、自分が行う事務事業に対して責任と誇りを持つことができるのでしょうか?

●長くなりましたが、まとめますと
 
 官僚の国会答弁の禁止
 議員立法の禁止
 あわせて質問主意書の禁止
 さらには議員連盟の禁止?
 
は民主党の存在意義にかかわる愚かな決定ではないかと思います。
何かに心を奪われているあまりに(何なのかわかりませんが、例えば、自民党に議席を渡さないこと?自民党と自民党支持層を切り離すこと?)民主党を活用してよりよい社会にしようと考えていた国民が目に入っていないのではないか、何かを何かから防御するために、国民を遠ざけているのではないか。

たとえば、自民党政権に辟易して非自民に投票したことで誕生した政権なのに、いつの間にか、非自民政権なのに、民主党政権と勘違いしていないか?非自民に入れた国民(大半)が目に入っていないのでないかと。

自民党とその支持層を引き離して民主党政権を安定させようとする姿が目立つと、自民党のカテゴリーに民主党も入れられてしまい、国民が愛想をつかせた自民党を利することに結局はなります。その受け皿のフリをする次の党が誕生することになるんでしょう。(結局自分がしっかりしなきゃ、と国民ひとり一人が思うようになるのはいつのことでしょうか、と天唾ですが)

自民党?・・・野党になっても使えない
民主党?与党になったら使いにくいね、困ったね

そんな声は私の周辺で聞かれます。
これは必ずしも実態とイコールではなく、期待が強かっただけに「期待していたよりも使えないね」という心理が反映しているものと思います。いずれにせよ、「期待はずれ」というのは、「自民党政権だもん、こんなもんだよ」という政治への「諦め」よりも、もっと恐れるべきものではないかと思います。
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2010年1月 9日 (土)

2010年もよろしくお願いします

去年済ませておくべきシゴトが終わるまではブログを更新しない!と意地を張っていたら、松の内も終わってしまいました。今年もよろしくお願いします。お伝えすべき情報は山盛りなのですが、引き受けた責任上、まずは、これをご案内せねば!

~~~~~~【転載・転送歓迎】~~~~~~

”ダムは水よりカネを貯める”ーNaked Loft 2010年環境問題プロジェクト

◆日時:2010年1月20日(水) 開場:午後6時半 開演:午後7時半 
◆場所:新宿Naked Loft

ダムの最後を知ってるだろうか。
土砂が上まで貯まっていつの間にか地図から消される。
利益と長年の被害を秤にかけたら、ダムは全然得にならない。
ダム問題に詳しいすてきな女性、まさのあつこさんとソウルにびりびり響く
朴保(パクポー)バンドに来てもらってトークし、音を感じよう。
ダムってホントのところどうなのよ。
まずはトークと音楽を聞いてから判断しても遅くない。

【出演】田中優 / まさのあつこ
【音楽】朴保(vo.g)

前売¥1,800 / 当日¥2,300(共に飲食代別)
*12月25日からNaked Loft電話予約、ローソンチケットにて 販売します。(Lコード:33671)

問い合わせ:tel.03-3205-1556
http://www.loft-prj.co.jp/naked/
http://www.loft-prj.co.jp/naked/map.html 

 田中優 http://tanakayu.blogspot.com/
 まさのあつこ http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/
 朴保  http://www.pakpoe.com/index.htm

~~~~~【以上、転載・転送歓迎】~~~~~~

エデュケーショナルなエンターテイナーである田中優さんに誘われ、
はいよっと、引き受けたものの、
先月は、映画監督の鎌仲ひとみさんがゲストで、
「おカネを根本から問い直す」というテーマだったそうで
http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi
見ると、とてもおしゃれでエネルギーいっぱいなスポット。
ゲスト自ら浮いてしまいそう(汗)と思って、
ある意味、昨年参加した事業仕分けよりも、
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/shiryo.html
南海キャンディーズの山ちゃんが司会のCS朝日ニュースターの2時間トーク番組に出させてもらったときよりも緊張します(笑)。

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●今さらですが、今年の年賀状・年賀メールはこんなふうでした。
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 あけましておめでとうございます
 今年もよろしくお願いします。
 巻き込み、巻き込まれとにかく乗り切った2009年でした。
◎使える「公文書管理法」の制定を目指し、ジャーナリスト/日本計画行政学会一員/公文書管理法の制定を求めるネットワーク一員として政府案に挑み、情報発信・提案。6月に国会で修正・可決。施行日までに使い勝手のいいものにするのは今年が勝負。◎著作権法違反を犯すグーグルのブック検索集団訴訟に異議を申し立てた明石昇二郎の米独取材に同行通訳で勝負。日本は“集団”から除外され最悪の事態は回避。◎政権交代で1995年来のライフワーク「ダム問題」が正念場。各地の現場取材・発信にコツコツと挑みました。◎行政刷新会議の事業仕分け人(環境行政改革フォーラム幹事)として平常心で勝負。◎大学院の博士課程に入って女子学生?2年目。
 くたびれながら今年も多重人格で勝負、勝負です。(2010年正月)
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●オマケ●我が愛する村からいただいたお知らせの転送
「木頭Days in GAIAお茶の水」http://bit.ly/8R7qC0 
2010年2月7〜13日、東京・お茶の水にあるエコロジーショップ「GAIAお茶の水店」
で展示会&講演会を開催します。ダムを選ばなかった木頭村(現、那賀町)田村
好さん、元木頭村長藤田恵さんが登場します。
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というわけで、なんとかシゴトを済ませて、いち早く、山盛り情報をお届けしたいと思います。

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