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2010年1月17日 (日)

非公開をコウカイか?

1月15日(金)、第2回「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が開催されました。http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e63a795e5783f9cc2330b4991f1d97ae84f539bef.html
これについては、
「人選」「中身」「運営」の3点から書きたいところですが、
今日のところは、時間がとれないので、
ちょっとばかり、雑なレポートのみにて失礼します。

頭撮りと会議後の政務官会見の取材メモです。

●冒頭の挨拶で前原大臣が
嶋津暉之さん(水源問題全国連絡会共同代表)の紹介、宮本博司さんにご出席いただけなかったが(理由は言わず)今後、意見を伺いたいという二つを短く述べて終わり。
(取材者はここで追い出されました。)

●会議終了後の会見で三日月政務官が報告
冒頭、公開の要望が来ており中川座長から特定地域の名前などが出て一人歩きする可能性もあり混乱を避けるためにこのまま非公開でと話があり、意見が他にはでなかったので非公開を続ける。

嶋津氏の論点の要旨紹介と質疑の紹介
(資料は上記ページから)
・資料1-1_ダムにたよらない治水のあり方(骨子)
・資料1-2_ダムにたよらない治水のあり方
・資料1-3_新規ダム計画を含む一級水系の河川整備計画(策定済みと素案の水系)
・資料1-4_カスリーン台風が再来しても、八斗島地点の洪水流量
(嶋津氏に聞いたところ、意見陳述者はここで追い出されました)

今後の論点と、今後の予定としてA.B.Cのテーマ別に有識者会議が非公開で議論、パブコメを行う。(資料は上記ページから)
・資料2_今後の討議に向けての主な論点
・資料3_当面のテーマについて
・資料4_今後の治水対策のあり方に関する意見募集について(案)

会見の質疑で(主なものの要点)
Q:公開の要望はどこから?
A:全国31団体

Q:宮本氏はなぜ欠席?
A:公開を条件に出されたそうでおいでになれなかった。

Q:公開すると混乱すると言われたが河川行政の大きな転換期こそ公開すべきではないか?
A:そういうお考えもあると思う。

Q:特定地域の名前がといっても、社整審の小委員会では特定地域名を出して(公開)審議されていたが?
A:新しい評価軸で議論するのでこれまでには想定していないことが出される可能性がある。

Q:道路公団民営化の委員会でも非公開にというところ公開すべきだという意見がでて非公開になった、中川座長の非公開にといったことに対して、公開にすべきだという意見がでなかったことは人選に問題があったのではないか。自民党よりヒドイ。
A:前政権で決めたことはそれ、この政権で行うことはこの政権で。

Q:有識者の会議だから(公開で)議論することにより、逆に混乱を抑えたらいいのではないか?
A:そういうお考えもあると思う。

・・・・などなど、非公開であることの理由は聞けば聞くほど屁理屈にもなっていないので困った、というのが私の感想です。河川行政の大きな転換期こそ公開すべきというのが「そういうお考えもある」ではなく、大半ではないか?

意見陳述者の補助員として同席した遠藤保男さん(水源問題全国連絡会共同代表)が、「コウカイしてんじゃない?”後悔”」とオヤジギャクで感想を述べてくれました。

「非公開をコウカイ」してくれているのであればいいのですが、「ヤバイ」と思っていない、「公開」が持っているパワーを知らない、それが一番恐い・・・。

「運営」(民主主義の最低限の要件である公開が守られないプロセスでは、その結論がよいものになったとしても、正当性に影を落とすものになりかねない)、
「人選」(非公開にしようといった座長意見に対し、「公開にしよう」と言う委員が一人もいなかった人選が失敗、という意見に尽きる)

についてはこれ以上言うことはありませんが
「中身」については、別途、発信しなければと思っているところです。
また長くなってしまった。
毎度、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
まさのあつこ

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