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2010年1月15日 (金)

民主党連立政権は開かれるか?その1

各府省すべての政策会議へリンクされたサイトがあるという。
探すと、あった。http://www.dpj.or.jp/policy/index.html
民主党のウェブサイトだ。

たとえば内閣府をクリックすれば内閣府の政策会議ページに飛ぶ。
すると会議に提出された資料を見ることができる。

たとえば、次期通常国会提出予定法案。
●政府の政策決定過程における政治主導の確率のための内閣法等の一部を改正する法律案
http://www5.cao.go.jp/seisakukaigi/shiryou/0011-100113/pdf/item01.pdf
●地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案(仮称)
http://www5.cao.go.jp/seisakukaigi/shiryou/0011-100113/pdf/item02.pdf

中身の是非は横へ置くが、
これがネットでこの時期に見られるようになったことはとても良い。
民主主義のインフラ整備として格段に良い。

自民党政権時代は、自民党本部で開かれる「部会」に官僚がご説明に行き、
一般国民から見ればまったくの密室だった。

たとえばある部門の「部会」が開かれると、
そこに出席できている特定の業界団体メディアがその部会資料を
有料で配信しているのを発見し、ビックリしたことがある。
特定のコネとカネがないと「政府・与党」情報にアクセスできなかった。

また、法案は、閣議決定されるまで門外不出で、
特定のマスメディアが、これもコネと日頃の“足と汗”の取材活動で
ゲットしてすっぱ抜き、ヌイタ/ヌカレタと
これも一般人から見れば、全く意味がない競争をやっていた。

【生煮え情報の見える化の良さ】
そもそも、国民の情報なのだから、
生煮えの形成過程からこうやってオープンにしてメディアだろうが一般人だろうが
見えるようにして当たり前なのだ。
そんなことに競争や努力やコネが関係してはおかしかったのだ。

だから、これまでの自民党政権と比べれば、この点はとても良い。

それなのに、というか、それにしても、というか
民主党は宣伝が下手。
良いことはあっと言う間に「当たり前」になるのだから
良いことを始めた瞬間に、それが「なぜ」良いのかを
アピールして伝えていかないと、その良さは「当たり前」になる。
意義も伝わらない。
何がどう変わったのかを説明しなければ、一般の人々には実感ができない。
歴史が作られている、政権交代したのだという「証」が有権者は欲しいのだ。
自分たちが政権を変えたのだという「証拠」が日々みたいのだ。

「政府・与党一元化における政策決定のプロセス」を見せつけるのではなく、
その意義はなんなのかという基本を国民目線でアピールすればいいのに。
「国民が生煮えの情報にアクセスできる」(=アクセスができるということは、意識ある国民がアクションできるツールを手にすることになる)ことが「良さ」なのに、その良さに多分、気づいていないのか、良さは黙っていても伝わると勘違いしているのか・・・。

今現在、「政府・与党一元化における政策決定のプロセス」がどう受け止められているかというと、「政府に入れなかった議員たちの単なるガス抜きの場になっているらしいよ」というものだ。そういう空気で伝わってくる。「自民党政権時代にはアクセスできなかった『生煮え情報』がインターネットでも見られる」と受け止めている人や理解できている人はほとんどいないのではないかと思う。

事務次官会議や会見をやめさせて、大臣や副大臣会見のみにしたことも
リンク集はあるがhttp://www.dpj.or.jp/policy/link.html
その意味や成果や変化が、万人に分かるように説明されていない。
単なるリンク集であり意義は伝わらない。

こんなマッチョな情報の出し方ではなく、
分かりやすいジェントルなアピール、
つまり意義や変化を説明するアピールの仕方をすればいいのにと思う。

そんなのはメディアの仕事だろうと思ったら大間違いで、
よくNGOにも言うが
分かりやすくアピールしないと人々は(メディアも)分からない。
情報は溢れているからだ。
人々が何も知らないことを前提に情報を出すことが重要なのだ。

なぜ、そんなことを書くのかは「その2」へ続く、ということで。

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