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2010年4月13日 (火)

改正なのか? アセス法審議1

名前の字の訂正およびお詫びします(京子→恭子)
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参議院本会議の代表質問、参考人質疑に続き
今日からアセス法の本格審議が参議院環境委員会で始まった。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

▼中山恭子議員(自民党)質問
初期の段階で専門家の意見を取り入れることが「事業の推進」に効果をもたらす。環境大臣が学識経験者を活用するのが「評価書」の段階だが「配慮書」の段階で学識経験者の意見をくみ取って、現地調査をしてもよいということにすればどうか。

【感想】この議員の言葉の端々に「事業実施・事業推進・事業遂行」が現れる。そのために、今回の改正で入った業界人達からは「屋上屋」であると、非常に不評の「配慮書」の手続を、いち早く現地調査を同時に進めたら、一層早く事業が進むというもの。アセス法がなんのためにあるのかを歪めるトンデモ質問に、これまたトンドモない答弁が飛び出すのではないかとハラハラした。すると・・・

●環境省(答弁)
○早い段階で現地調査をすることから環境を損なうことがあった。
配慮書段階では、既存資料、必要に応じて現地調査というのが原則。
ご指摘のあったような、どういう場合に現地調査をやったらよいかは
環境省の基本的事項の中で示すことになる。

▼中山恭子議員(自民党)質問
基本的事項は、本来、法律の中、せめて政令の中に定めておくべきものではないか。複数案について書かれているが、法律の中に入れるべきではないか?

【感想】この指摘には賛成。アセス法は世の中で最も読みにくい法律の一つで、法律本体に必要なことが何も書かれていないと言っても過言ではない。ほとんどの中身が、政令や主務省令で定められている。さらにそれぞれの運用の仕方を各省庁がバラバラで定めている。つまり省庁丸投げ法であると言える。

▼中山恭子議員(自民党)質問
風力発電が政令で追加される話がある。追加した場合、環境問題と技術革新を調和させるにはどう考えるか?

●環境省(答弁)
騒音、バードストライクなどの被害も聞く。現在、自治体条例、NEDOのマニュアルがあるが、問題指摘がなされている。中環審でも追加すべしと意見をもらった。

▼中山恭子議員(自民党)質問
普天間移設問題について。有村委員からも指摘があったが辺野古周辺のアセスの状況は?

●環境省(答弁)
平成19年8月にアセス法に基づき、昨年10月13日に出された準備書に対し、沖縄県知事意見が出された段階。事業者である沖縄防衛局はそれを勘案し、評価書を作成中。

▼中山恭子議員(自民党)質問
新たな移設先が決まると、新たなアセスが必要になるのではないか。

●環境省(答弁)
配慮書については2年後の施行なので、配慮書の手続はかからない。

▼中山恭子議員(自民党)質問
辺野古アセスに4年がかかっている。新たな移設先のアセスにはどれくらいの時間を考えているか?

●環境省(答弁)
現行法では春夏秋冬2年半から3年ぐらいかかる。配慮書が加わると半年弱の公告期間などが一般論だがかかる。

一端ここでアップします。

まさのあつこ

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