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2010年4月12日 (月)

時間どろぼうとアセス法

ミヒャエル・エンデの「モモ」。
そのストーリーは忘れてしまったが、
それに出てくる「時間どろぼう」にそっくりな人々を目撃した。

4月8日、参議院環境委員会に久々に傍聴に行った際である。
環境アセスメント法の改正案に関する参考人質疑が10時から行われていた。

「あぁ、どうも^^」と顔なじみの環境派な傍聴者が10人強ほどいたが、
参考人の陳述が終わり、自民党議員の質疑が始まった頃、
私のメモによれば11時25分頃、どこからともなく、
いや、委員会室の入り口から、
地味なダークな紺色のスーツを着た男性たちが
傍聴席にゾロゾロ入ってきた。15人ぐらいかな。

それだけでもビックリしたのだが、
今度は12時40分ぐらいに、その人たちがゾロゾロと出ていき
入れ替えで、また同じ格好の人たちがゾロゾロと入ってきた。

オシャレじゃないスーツ。個性的じゃない。
体型も似通っており、年齢も顔もよく分からない。
何もかも揃っているあの感じ。時間どろぼうだ!

さらにさらに、13時10分頃、ウソだろ、もう終わっちゃうよ
というタイミングでまたゾロゾロ、入れ替わった。
総勢40人を越える?

「あれはなんだったんですかねぇ?」と聞かれ、

「あの人数と言い、あの時間の頃合いと言い、
多分、国会から近い距離に会社のある某業界人かな?
環境派の人々が傍聴に来ているのを見て
動員をかけて駆り出されたのではないか?
これ、まったくの推測ですが(笑)」

争点の一つは、戦略的環境アセスメント(SEA)だが、
発電所を巡り、
「義務化すべきだ」「義務化したら発電所建設ができない」という綱引きが
法案化が検討される前の、環境省のガイドラインの段階、
つまりおよそ3年も前から続いてきた。

●環境影響評価法の一部を改正する法律案の閣議決定(平成22年3月19日)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12295 

環境派が傍聴に訪れているのを見て、
あわてて業界派が、「時間どろぼう」たちに動員をかけたのではないか、
それが私の憶測です。(憶測ですよ。あしからず)
濡れ衣だ、という場合は、恐縮ですが、ご連絡ください。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
→右側の検索で、2010年4月8日 環境委員会
→全部を見るのは大儀な方は カウンターで「1:48~」あたりからが面白い。

公明党の加藤修一議員の質問あたりからだんだん争点が絞られ、
共産党の市田忠義議員、川田龍平議員あたりが興味深い。
ゾロゾロ出入りする「時間どろぼう」達の「足」だけが参考人の後ろに見えています。

明日もまた「時間どろぼう」達は傍聴へと駆り出されるのでありましょうか?
アセス法改正案、今後の審議予定は以下の通りだと聞いています。
●4月13日(火)10時~
●4月15日(木)10時~

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コメント

お世話になります。
トネドの橘です。

2010年4月8日の環境委員会映像をまだ見ている途中ですが・・・

原科幸彦氏の話に非常に同感いたしました。
この国内の状況を恥ずかしくて海外に見せられないですね。
(海外向けの顔はしっかり作っているのですね)

引き続き見て行きますね。

すみません途中コメントで・・・

投稿: 橘 昌憲 | 2010年4月16日 (金) 21時02分

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