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2010年4月23日 (金)

見てしまった事業仕分け

【2010年5月2日お詫びと訂正】
「40億円が超過した、と問題となっている「運営委員会の経費」」

「40億円が超過した、と問題となっている施設建設費」の大間違いでした。

運営委員会の経費では、サンフランシスコや東京のホテルで
大枚を払って開催したことが問題視されていたのでした。別物でした。
訂正してお詫びいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

やらねばならないことはあるが、ちょっとだけと思いつつ
事業仕分けの一コマ目だけ見てしまった。
http://www.shiwake.go.jp/shiwake/2010-04-23.html#A-3

仕分けられた仕分け人です・・・。
「なぜ、今回ははずされたんですか?」と聞かれて
優秀な方がいっぱいいるなかで選ばれずとも別に不思議はないのですが
いちおう、負け惜しみ的に(^0^;)

「さぁ、多分、前回『そもそも論』ばかり聞いていたからだと・・・
事業仕分けは、事業を仕分けるんであって、
そもそも論は歓迎されません。そうと知っていながら、
しかし、単なる「事業」の仕分けでは
トカゲの尻尾切りにしかなりませんから、
『そもそも論』にこだわって聞いていたんです
中には政策ごと必要性がなくなっているものもありますから
でも、そんなものは事業仕分けのやり方からは外れていると
思われたんでしょうね^^;」と答えておいた。

たとえば、今回、本日23日、
Aチームで「沖縄科学技術研究基盤整備機構」の
「運営委員会の経費」が遡上に載っていた。
また、建設予算を40億円超過してしまったことが議論の糸口で、
議論は事務局体制の見直しということに終息していった。

案の定、チームの結論は、(廃止に丸をつけた方も2名いたようだが)
事業はこの法人が実施することでよいが、ガバナンスの強化をして、
予算は縮減と決まった。

私なら当然「廃止」に丸をつけたし、そういう気持ちで突っ込んでいったなぁ。
なぜなら資料を見ると、(P.3)
http://www.shiwake.go.jp/data/shiwake/handout/A-1.pdf 
まず、この機構の存在自体が驚き。
「沖縄科学技術大学院大学」を作るためにできた機構で
大学院ができたら解散されるのだという。
博士号取得者がウヨウヨ余っているこの世の中に、
何故いま新しい博士課程専用の大学院を作るためだけに独立行政法人を作って解散なんてする構想なんかできたのか。

根拠法は沖縄振興特別措置法で、沖縄振興計画に基づいているという。
それならば、この法律の妥当性が怪しい。
必要性が明確ではない事業を一つ含んでいれば他も疑ってかかるべきだ。
この大学院がこの調子では、この沖縄振興計画自体の妥当性が怪しい。
この法律自身を点検して、廃止も含めて検討すべきではないか。

ノーベル賞受賞者を講師陣に迎えることと、
沖縄振興がただちに結びつかないことは言うまでもない。
大学院施設のハコモノ建設事業で
首都圏のコンサルと建設業者が儲かることが確保され
沖縄はダシにされた構図ではないかと疑うべきではないか。

もう一点。
40億円が超過した、と問題となっている「運営委員会の経費」だが
資料を見ると、(P.4)
http://www.shiwake.go.jp/data/shiwake/handout/A-1.pdf 
その運営委員には、著名な研究者が名前を連ねている。
この人たちが40億円を平気で超過させてしまった責任者であるのだから
責任をとってもらうべきではないか?
元文部科学大臣までいる。
それが運営委員会としての責任ではないかと思うのだが、
そうしたリスクを取らずに、40億円の経費を超過させ、名誉だけ取るなら
最低でも、名誉の辞任をしていただかなくてはいけないのではないか。

さらにもう一点。
民間の仕分け人の中で厳しい質問を飛ばしたほとんどが
(発言者を全員、画像と音だけで認知できたわけではないのでほとんどというが)
大学教授「以外」の仕分け人だった。これも当然だ。
大学教授たちもそこにポストをもらえるかもしれない利害関係者であり、批判されるべき運営委員に日本学術会議会長や同僚とも言うべき人たちがおり、批判しにくいのが人情だからだ。
身内を厳しく仕分けられるはずがないのだから、ムリがある。
この仕分けの席からは教授達には退席してもらうべきだったのだ。

私ならそう突っ込んでいただろう。
で、こんな元も子もない質問を飛ばすからこそ、
はずされたんじゃないかと、妄想しております。

それにしても、ガバナンスの見直しなんて、生ぬるすぎるのではないか。
横串で、この沖縄振興計画や、その根拠法である沖縄振興特別措置法を
貫くべきなんだろうと思う。さ、やるべきことに戻ろっと。

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