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2010年6月30日 (水)

ダム見直しの失敗(その8)

「前原誠司国土交通大臣によるダム見直し これまでのあらすじ」を
ここからずっと書いてきました。

第一の失敗 八ツ場ダム中止のやり方
第二の失敗 ダム見直しを4種に分けたこと
第三の失敗 道府県営ダムへの補助金をつけたこと
第四の失敗 密室の有識者会議

こうして出てきたのが、
今後の治水対策のあり方に関する有識者会議
中間とりまとめ(タタキ台)ですが、

ここからが本題です。

第一の教訓 これまでの治水ってどうやってきたのか
第二の教訓 これまでの利水ってどういうものだったのか
第三の教訓 これまでの環境ってどういうことだったのか
第四の教訓 ダム事業にはどんな欠点があったのか
第五の教訓 ダム事業はどうやって見直してきたのか
最後の教訓 これらの教訓を踏まえて読むと、
        中間とりまとめ(タタキ台)はどうなのか

ってことで、ここからまた連続で書いていきたいと思います。

大袈裟に言えば、日本が変わる最後のチャンス。

元々、公共事業の見直しは、実は税の使い方、財政問題から始まっています。
その土台には「川は誰のものか」に象徴される環境保護運動と
時代の変化を無視して止めようとしないムダなダム事業への抵抗運動が
全国各地で立ち上がり、ソフトにハードに横へとつながった社会現象があります。

しかし、実際のところは、自民党政調会長(当時)が
増税はいかん、どこかで歳出をカットしなければどうにもならんと
決断したところが起点です。
いわば、もっとも手を付けやすかったところ、
「反対」の声が高く、見直しが強く求められ続けていた一つがダム事業でした。
これが公共事業全体に広がりました。

今で言う政治主導で始まった見直しでしたが、
これがやがて、官僚によって事業評価・行政評価という
行政に都合のよい「お手盛り」見直し方法へと進化・統合していきました。

この、政治主導の見直しが霞ヶ関の「お手盛り」見直しへ進化する不幸な歴史が繰り返されることのないよう、このむずかしい事がらを耕して、
中学生でも分かるぐらいの言葉で解説して、
「みんなが知ること」を一つの力へと変えていきたいと思います。

できるか?って自分の声が聞こえますが、信じるしかないっすよね。

最近、ツイッターを始めたんですが、
つながったお一人から
「大悪は大善の来るべき瑞相なり」(日蓮)
と言う言葉を教わりました。
簡単に言えば、「大ピンチは大チャンスが来る兆しだ」ってとこでしょうか。

ダム見直しの失敗(その7)まで読んだ人からは
「非公開?民主党はなんでそんなことになっちゃったんだ?」という問いも来ました。
「前原大臣のキャラ。でも、後悔していると思うんですよね。密室で官僚と有識者に抵抗されています(苦笑)。議事録読むとボロボロ。ダムに頼らない治水のあり方会議なのに頼りたい勢力が多勢」と答えたら、「頑張って!前原くーん」という声援も届いています。

失敗はある。重要なのは挽回だ!
人の失敗の挽回を待っていたって始まらない。
ここは一つ前向きに、おせっかいに「挽回」の応援をするしかない。
お任せ民主主義から、おせっかい民主主義だ!
・・・くたびれるけど。

(以上、まさのモティベーションを上げるための「その8」でした。)

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