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2010年8月21日 (土)

「請願」ってなんだろう?石原知事に問う

前回の石原都知事定例記者会見後、
必要な人々に取材をした結果を念頭に
二度目の質問に挑んだ。

私が考える限り、
「請願」(*)が議会(委員会および本会議)で採択されるということは
重大な意味を持つ。

一度は議会人であった石原都知事ならば
その重みを知っているはずであると思い、

「単なる執行機関」である行政が
議会の多数によって採択された要請を疎かに扱い
「単なる執行機関」である行政が
政治的意志を持ち「行政裁量」でそれを無視すること

それは問題だと考えるのではないかと思い、問うた。

これは「八ツ場ダム」という問題の切り口から出てきた
「政治と行政の関係」の膿だ。

それを正すこともまた、行政トップの役割ではないかと思った。

間接民主主義制度の中で、
国民や都民の一票で選ばれた政治家が、
その補完措置としてさまざま設けられている制度を活かさずして
民主主義は理想に近づかない。

しかし、石原知事の認識は、私の予想以上に浅く、愕然とした。
「『政治』と『行政』の役割について伺いたい」と問うと
「行政ってのは政治じゃないの?」と聞き返されたのだ。

多くのマスコミ(ニュース・キャスターなど)が
「行政」と「政治」を混同し、区別すらできていない。
また、「行政」が「政治的」に振る舞うことも日常茶飯事だ。

そして、それを正すことができるのは「政治家」でなければならないはずだが、
「都知事」という立場に上り詰めた人でも
その2つを混同しているという、とてつもない事実に直面し、
ただただ、呆然とするばかりだ。

これではどんな事業であっても(八ツ場ダムはその一つでしかない)
冷静に見直すことなど無理だろう。

石原知事記者会見
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/kako22.htm 
→2010/8/20 録画映像 開始後12分あたりから約8分間をご覧いただければ幸い。

ちなみに8月24日はタケコプターが必要なくなった。
代表選によって前原大臣を含めてどうなるかが分からないので
八ツ場ダム関係知事の集いは延期するそうだ。

まさのあつこ

*請願
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日本国憲法 第十六条  何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。
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