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2010年9月29日 (水)

ダム見直し、官僚主導ルールが加味された?

公文書偽造問題に光が当たらぬまま、
やっぱりというか当然というか、早手回しに始まった。

●ダム事業の検証に係る検討について(平成22年9月28日)
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000265.html
によれば、国土交通大臣からダム事業者である
地方整備局長、独立行政法人水資源機構理事長、関係各道府県知事に対し、
ダム事業の検証に係る検討を指示したもの。

若干奇異なのは、「ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目」が定められ、結局、「国土交通省所管公共事業の再評価実施要領」の枠組みで「ダム事業の再評価を実施する」となっていることだ。

「治水のあり方を変える」と言ってきたのに、たった一日たっただけで「ダム事業の再評価」になっている。アレ?中間とりまとめをとりまとめたのはやっぱり官僚だったか、というドンデン返しだ。

その「国土交通省所管公共事業の再評価実施要領」http://www.mlit.go.jp/common/000124961.pdfを見ると、次のような流れだ。

検証に係る検討に当たって、ダム事業者は、
1)「関係地方公共団体からなる検討の場」を設置し、相互の立場を理解しつつ、検討内容の認識を深め検討を進める。関係地方公共団体の数が多い場合等においては、必要に応じ代表者を選定するなどの工夫をする。
2)検討過程においては、「関係地方公共団体からなる検討の場」を公開するなど情報公開を行うとともに、主要な段階でパブリックコメントを行い、広く意見を募集する。
3)学識経験を有する者、関係住民、関係地方公共団体の長、関係利水者の意見を聴く。
4)対応方針(継続又は中止の方針)の原案を作成し、事業評価監視委員会の意見を聴き、決定する。

その結果報告を、国の場合は国土交通省河川局河川計画課にするんだと・・・。

ざっと目を通して【気になる点】
・再評価の視点で費用対効果は「治水経済調査マニュアル」で算出するとある。(これを変えなければダムありきになる代物だが、これは有識者のガイドラインには記述がなかったのが加わっている)
「社会情勢の変化等により、検証主体自らが検証対象ダムを中止する方向性で考えている場合」の検証の仕方が書かれている。「中止の方向性及びそのような考えに至った理由を明らかにした上で、必ずしも本細目で示す詳細な検討によらずとも、従来からの手法等によって検討を行うことができる」とされていること。八ツ場ダムはこれにあたるのだろうか、意味が若干分からない。
・中間とりまとめにはあった、この考え方に沿っていなければ国土交通大臣の判断で再検討を要請することを担保していたのが、消えている。う~む。

一方で、それにさきがけ、
一日前の平成22 年9 月27 日(月)付けで
国土交通省関東地方整備局河川部から以下が出されている。

●八ッ場ダムの検証に係る検討について
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000092.html 
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000016249.pdf 
有識者会議が行われた当日。
これは、一つの官僚の暴走か抵抗を示しているのかもしれない。

そこに添付された「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場規約」によれば、検討主体である「国土交通省関東地方整備局」が、検討の場を設置・運営し、検討資料の作成、情報公開、主要な段階でのパブリックコメントの実施、学識経験を有する者・関係住民・関係地方公共団体の長・関係利水者からの意見聴取等を行い、対応方針の原案を作成するとされています。

検討の場の構成員は一都五県と関係市町の長。幹事会も設置され、その構成員は、一都五県の県土整備部長など、つまり従来のダム事業推進部隊の会。

10月1日11:00~12:00に幹事会がまず開催される。取材・傍聴ができる。

旧来のやり方に当てはめて考えてみれば、まず、関係自治体の長は、中間とりまとめ(もしくは今回の要領)をしっかり読む時間はないだろうし、何しろ賛成のスタンスである。

すると、実質はその意向を受けた、国土交通省の植民地とも言える県土整備部長らが、幹事会で(さらにその事前会議もあるかもしれないが)官僚主導で物事を決め、検討の場で、政治家が形式的にものを言って終わるパターンか?パブリックコメントは、今回の見直しガイドラインにおいてそうだったように、形式的アリバイに過ぎず、その他の住民参加については一切書いていない。

自民党政権下では、積み上げたでっち上げ根拠しか国交省からは出されず、首長たちが「必要である」と意見して「推進」の結論が出ることはほぼ間違いない。

さて、民主党政権は、官僚(ダム事業者)をどうコントロールするのか?

まさか、改ざん問題を放置したままで進むことはないだろうと思うのだが・・・・

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2010年9月28日 (火)

捏造された公文書はどこにあるか?

「利根川水系における洪水予測データの捏造」については
ブログのどこにあるのかとの問い合わせがありました。
同じことを考えておられる方がいると思います。

ブログではまだ書いていません。
原稿では書きましたので、出たらお知らせします。

その間、八ツ場ダム訴訟における関さんの意見書とそのブログをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/54d8ec27401ccc9006de4869d4d4d727

より多くの人に目に触れるようにします。
かつより詳しく細かくブログでも触れていこうと思います。

しかし、
今回の一連の動きの中で、何がポイントかと聞かれたので、

============================
今後目指すべきは、「ダムかダムの代替案か」という単純に水位を下げる治水で
はないという点を強調していただければと思います。
============================

と強調しています。
捏造の話でさえ、目指すべき流れのなかでは枝葉の議論でしかありません。
しかし、公文書捏造は許すべきものではない。
ダムありきの結論を導くために、白昼堂々、
利根川ではそれが行われてきたことはメチャクチャはずかしいことなので
基本高水という住民の生活からかけ離れた言葉から卒業するためにも、この件は見過ごされるべきではないと思っています。

捏造が行われていることが分かったのは
第28回河川整備基本方針検討小委員会 
資料1「利根川に関する補足説明資料」7頁目 です。
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/051206/pdf/s1.pdf 

リンクが切れたりしないよな・・・。

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その他の変更点(ダム見直しスキーム)

27日の「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の「今後の治水対策のあり方について中間とりまとめ」のこれ以外のその他の変更事項は次の通り。

タイトルの変更や「多目的ダム」→「ダム」などはあえて落としているが、以下のような修正が行われている。(間違いや抜けていることに気づいた方は教えてください)

Before (http://bit.ly/alLpWw ) → After (http://bit.ly/aDfEpx )

第1章 今後の治水対策の方向性

P.5
○事業の進捗に伴う整備状況や効果の発現を確認するための検討を事業評価の中で概ね5年ごとに行い → 定期的に

P.11
○「また、できるだけダムにたよらない治水によって、結果的に河道に大きな負
担をかけ、流下能力を確保することのみを重視した河道の断面拡幅、掘削となら
ないよう注意しなければならない。河道掘削など河川改修に当たっては、河床の
土砂移動や河道の貯留機能に留意し、治水と環境が調和するとともに、できる限
り維持管理に要する費用、労力等の軽減につながるよう検討していくことが重要
である。」→追加された。

第2章 個別ダム検証の理念

P.13
○  「(2)各ダム事業について洪水調節、新規利水、流水の正常な機能の維持
等の目的別に検討を行う。(以下、(3)~(11)は洪水調節の例) 」→追加さ
れた。

○  「(5)河川を中心とした対策に加えて流域を中心とした対策を含めて幅広
い治水対策案を立案する。 」→追加された。

P.14
○  (10)各評価軸についてそれぞれ的確な評価を行った上で、財政的、時間的
な観点を加味して目的別の総合評価を行う。 →追加された。

○  (12)新規利水、流水の正常な機能の維持等についても、各目的別に検討を行
う。 →追加された。

○  (13)各目的別の検討を踏まえて、検証の対象とするダム事業に関する総合
的な評価を行う。 →追加された。

第3章 個別ダム検証の進め方

P.18
○  「検証に係る検討に当たっては、科学的合理性、地域間の利害の衡平性、透
明性の確保を図ることが重要であり、検討主体は、次のような進め方で検討を行
う。 」 → 「検証に係る検討に当たっては、科学的合理性、地域間の利害の衡
平性、透明性の確保を図り、地域の意向を十分に反映するための措置を講じるこ
とが重要であり、検討主体は、下記の①②を行った上で、河川法第16条の2(河
川整備計画)等に準じて③を行う進め方で検討を行う。」

第7章 評価軸

P.42
○(8)流水の正常な機能の維持への影響
●流水の正常な機能が維持できるか  
各治水対策案について、流水の正常な機能に寄与できるか否かを明らかにし、で
きない場合は課題について整理する。なお、流水の正常な機能の維持への影響に
ついては、第8章の利水代替案や評価軸の関係部分を参考にして検討を行う。→ 「7章 評価軸」から削除され、

P.60
「8.4 流水の正常な機能の維持の観点からの検討
流水の正常な機能の維持の観点から、河川整備計画で想定している目標と同程度の目標を達成することを基本とした対策案を立案し、評価する。検討にあたっては、必要に応じ、本章8.2の利水代替案や8.3の利水に関する評価軸の関係部分を参考とする。」が「8章 利水の観点からの検討」に追加された。

第8章 利水等の観点からの検討

P.46
○「利水対策案の検討に当たっては、治水対策の検討と情報の共有を図りつつ行うこととする。 」→削除された

P.47
○「(6)利水単独ダム
利水単独ダムは、利水者が許可工作物として自らダムを建設し、水源とする方策である。取水可能地点は、導水路の新設を前提としない場合には、施設の下流である。」→削除された

P.53 
○「●法制度上の観点から実現性の見通しはどうか
各利水対策案について、現行法制度で対応可能か、関連法令に抵触することがないか、条例を制定することによって対応可能かなど、どの程度実現性があるかについて見通しを明らかにする。

●技術上の観点から実現性の見通しはどうか
各利水対策案について、利水参画者に対して確認した必要な開発量を確保するための施設を設計するために必要な技術が確立されているか、現在の技術水準で施工が可能かなど、どの程度実現性があるかについて見通しを明らかにする。
なお、以上の他に「実現性」としては、例えば、達成しうる安全度が著しく低くないか、コストが著しく高くないか、持続性があるか、地域に与える影響や自然環境へ与える影響が著しく大きくないかが考えられるが、これらについては(3)以外で述べる。」→追加された

P.58
○「法制度上の観点から実現性の見通しはどうか、技術上の観点から実現性の見通しはどうか、地域間の利害の衝平への配慮がなされているかについては、定量的評価が直ちには困難である。」

P.60
○「8.4 流水の正常な機能の維持の観点からの検討
流水の正常な機能の維持の観点から、河川整備計画で想定している目標と同程度の目標を達成することを基本とした対策案を立案し、評価する。検討にあたっては、必要に応じ、本章8.2の利水代替案や8.3の利水に関する評価軸の関係部分を参考とする。

8.5 その他の目的に応じた検討
洪水調節、新規利水、流水の正常な機能の維持以外の目的(発電(他の水利使用に従属するものを除く。)等)については、必要に応じ、本中間とりまとめに示す趣旨を踏まえて、目的に応じた検討を行う。また、導水路に関する事業等についても、必要に応じ、本中間とりまとめに示す趣旨を踏まえて検討を行う。」→ 追加された

第9章 総合的な評価の考え方

P.59
○「第9章 総合的な評価の考え方」

「第9章 総合的な評価の考え方
9.1 目的別の総合評価 (略)
9.2 検証対象ダムの総合的な評価 
9.1の目的別の総合評価を行った後、各目的別の検討を踏まえて、検証の対象とするダム事業に関する総合的な評価を行う。目的別の総合評価の結果が全ての目的で一致しない場合は、各目的それぞれの評価結果やそれぞれの評価結果が他の目的に与える影響の有無、程度等について、検証対象ダムや流域の実情等に応じて総合的に勘案して評価することが重要である。検討主体は、総合的な評価を行った結果とともに、その結果に至った理由等を明示する。」 追加

P.61
○「概算要求等の時期までに判断する」→「概算要求など予算措置を講じる上で適切な時期に判断する。」

以上、ここでは論評なし。

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洪水緩和のための「機能」と渇水時の「作用」は違う話

そしてこれに行ってきました。
やはり、残念ながら、公文書偽造隠蔽にとって都合のいい意見は
しっかり反映されていました。

眠いので余計な説明なしにパブコメ前と後を比較します。

Before (http://bit.ly/alLpWw  P.9)
================================
洪水緩和機能は、森林が洪水流出ハイドログラフのピーク流量を減少させる等の機能である。この森林の洪水緩和機能は、中小規模の洪水において発揮されるが、治水上問題となる大洪水の時には、顕著な効果は期待できない。

水資源貯留機能は、上述の機能を水利用の観点から評価したもので、無降雨日に河川流量が比較的多く確保される機能、言い換えれば、森林があることによって安定な河川流量が得られる機能であるが、渇水時には、地域や年降水量にもよるが河川流量がかえって減少する場合がある。
================================

After (http://bit.ly/aDfEpx P.9)
================================
洪水緩和機能は、森林が洪水流出ハイドログラフのピーク流量を減少させる等の機能である。一般に、この森林の洪水緩和機能は、中小規模の洪水において発揮されるが、治水上問題となる大洪水の時には、顕著な効果は期待できない。これは、大洪水の時には洪水のピークを迎える以前に流域が流出に関して飽和状態となり、降った雨のほとんどが河川に流出するような状況となることから、降雨量が大きくなると、洪水のピークを低減する効果が大きく期待できないためである。

水資源貯留機能は、上述の機能を水利用の観点から評価したもので、無降雨日に河川流量が比較的多く確保される機能、言い換えれば、森林があることによって安定な河川流量が得られる機能であるが、渇水時には、地域や年降水量にもよるが河川流量がかえって減少する場合がある。これは、森林の蒸発散作用により、森林自体がかなりの水を消費するからである。
================================

悲しいかな。誰の意見を取り入れたのかが手に取るように分かります。
狭い世界です。

BeforeとAfterの共通点は何か?
・森林に洪水緩和機能はないという点です。

何が問題か?
論点のすり替えが起きている。
 1段落目では「洪水緩和機能」について論じているところなのに
 2段落目では「水資源貯留機能」の話になっている。
 両者は違うものだ。

言い換えます。
 1段落目で言っているのは、
 洪水のときに、川にゆっくりと水を流す「洪水緩和機能」だ。
 それがあるかないか、
 それがここでは「治水」(洪水緩和)にとって重要なわけだ。

 ところが、2段落目では「水資源貯留機能」の話になっている。
 読んでの通り、
 無降雨日(雨が降らない日)に「比較的多く確保される機能」があると言い、
 かつ
 渇水時(雨が降らない日)には、「森林の蒸発散作用」で
 「河川流量がかえって減少する場合がある」

つまり、関係ない。

 洪水時に森林は川へ降雨が流れていく「作用」を緩和する「機能」が
 あるかどうかが問題なのに、
 雨が降らない日の森林の「機能」と「作用」の話をしている。

別の言い方をする。
 1段落目は「洪水緩和機能」、洪水時の「治水」の話。
 2段落目の「水資源貯留機能」は、
 その文中にあるように雨が降らない日、渇水時の「水利用」の話。
 
さらに言い換える。
 森は渇水時に「蒸発散作用」があるから
 森は雨が降るには「洪水緩和機能」がない
 と言っているようなものであり、まったく論理性がない。

この箇所は「1.4 流域と一体となった治水対策のあり方」について論じるところであり
「水利用」の観点から述べた2段目は本来、削除すべき。

そして、1段落目こそが、BeforeでもAfterでも、
公文書偽造の隠蔽に都合のよい記述になっている。

利根川のケースで、
コツコツより詳しく伝えていきますが今日はこの辺で。

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2010年9月27日 (月)

公文書偽造のゴマカシ方

今日27日(月)は、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が開催される。
そのことが「2010/09/24 (金) 17:50」に河川計画課から発信されている。
http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e2b6de97663b7df501a3c8ca5518323b4f471dba0.html
日 時:平成22年9月27日(月)18:00~19:00
場 所:中央合同庁舎3号館(国土交通省)11階特別会議室
主な議事内容(予定):中間とりまとめ 等

中間とりまとめについては、今回が最終だという。

8月20日、前原前大臣は、淀川水系流域委員会の長を務めた人々から
淀川水系流域委員会を再開するよう要請を受けた際、
中間とりまとめを最終的にまとめるときは
ご意見を伺いたい
」と宮本博司さんに依頼し、
宮本氏は「公開してくれるなら、そら、なんぼでもいきますよ」と答えた。

大臣はこのことを馬淵大臣に引き継がずに、出ていってしまったのか?
公開はしないから宮本氏は来ない、という河川官僚の見切り発車か?

9月24日(金)連休の谷間に
・ 審議会(社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針小委員会)に提出された資料の“捏造”は誰の指示か
・ “捏造”はほぼ間違いがないが、捏造を100%証明するための情報を国土交通省は「非開示」としているのを前原・前大臣が情報を出すと記者会見で語った。その後の対応はどうなっているのか?
・ 109水系のうち貯留関数法で計算を行った水系はいくつあるのか?そのすべてで捏造が行われた可能性があるのではないか
中間とりまとめは、これまで国交省がオーソライズしてきた水系ごとの100年の方針である河川整備基本方針が“捏造”に基づいていたこと前提としていない。
・ 中間とりまとめがまとまってもいない段階で、すでに関東地方整備局と一都五県が八ツ場ダム検証会議の10月1日開催を調整していると報道にリークしたのは誰の指示か?

などを聞くべく、午前中から夕方まで担当者に電話取材をかけても「打ち合わせ中」だった。結局、有識者会議の相談だったのだろう。中間とりまとめがまとまってもいないのに、10月1日に八ツ場ダム検証会議を開催するのはヤバイとさすがに気づき、対応(誤魔化し策)に走り、その上での本日の有識者会議の開催なのか?捏造があっても誤魔化せると思っている。自浄能力がなければ、中から腐る。そして今日、有識者も河川局におつき合いして一緒に腐るのか?

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2010年9月26日 (日)

八ツ場ダム問題に感じる目眩

前原・前国土交通大臣がすべきでやってこなかったこと
かつ馬淵新大臣が直ちに行うべきことを八ツ場あしたの会が提言している。

http://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1015

このブログを訪れる皆さん、そのもの全文を是非読んで欲しい。↑
項目は以下の通り。

====================
1 ダム予定地の生活再建を図るための取組みに早急に着手してください。
① 八ッ場ダム予定地の人々の生活再建、地域振興を目的とした政策チームを設けること。
② 地元の住民個々人に対して、丁寧な聞き取り調査を行い、住民の要望と現状の把握をより正確に行うこと。
③ ②の調査に基づき、現況の中で国の責任において実施可能な生活再建支援措置を早急に実施すること。
④ 生活再建関連事業という名の下に進められている様々な事業・工事の中身を精査し、生活再建に真に必要な事業を優先して進め、水没予定地の自然、景観を大きく損なう工事の見直しを行うこと、さらに、四車線で計画され、用地買収が進められてきた付替え国道の二車線化への見直しを早期に実施し、道路用地の利活用を図ること
⑤ ダム予定地住民の生活再建、地域の再生を支援するための法整備に早急に取り組むこと。

2 代替地の安全性確保のために入念な検討を担当部局に指示してください。

3 八ッ場ダムの治水・利水代替策を早急に策定するように担当部局に指示してください。
① 八ッ場ダムなしの治水計画の策定
② 水利権許可制度の改善
====================

八ツ場あしたの会は、この1年、一貫して、ある意味、地元の長野原町の行政・議会よりも真摯に提言してきている。

八ツ場ダム問題の解決は
少なくとも担当副大臣か政務官(大臣直属なら誰でもいい)が
1人24時間体制であたり、指揮をすべきほどの大仕事だ。

その大仕事となるべき課題を
任意団体がまったく無償で繰り返し提言してきているにもかかわらず
その提言が軽んじられてきたことに目眩を感じる。

「新しい公共」という言葉だけが踊る民主党政権に目眩を感じる。

そして何よりも、ジャーナリストでございますと言いながら
報じてこれなかった自分に目眩を感じる。

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2010年9月23日 (木)

何をやっているのか?

八ツ場ダム検証開始は10月1日 国交省方針
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092201000973.html   
2010/09/22 20:16   共同通信

八ツ場ダム必要性の根拠である
利根川水系での洪水予測データの捏造が明らかになったにも関わらず、
それを放置したままダムを検証?

木村厚労省元局長の証拠資料改ざんを上回る公文書偽造事件だが、
それを明らかにしないままなし崩しで、まさか葬り去るのか?

ダムにたよらない治水の理念は基本高水に依拠しない。
しかし、厳然として現在の河川法も有識者会議の中間とりまとめ(案)も
基本高水に依拠している。
そうである以上は、いくらダムにたよらない治水と言っても実現しない

この期に及んで、
社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針検討小委員会に提出した
検討資料に「偽造」が見つかり、洪水予測における流量の予測が
インチキだった
ことが分かったのに、
そのあまりのウソの大きさに気づかないとでも言うのか
(偽造を見抜いた人にしっかり聞けばすぐに分かるウソであるが
 聞かなければおそらく大半の人が分からない)

地元住民の生活再建策は最優先されるべきで、
そのために検証結果は早く出さなければならないのは当然だが
捏造データに基づいたままでダム自体の検証を進めれば、
利根川だけでなく、109水系の一級河川その他の
100年の方針を誤ることになる。

だいたい、中間とりまとめ(案)の(案)は取れていない。

パブリックコメントの結果の反映すらしていない。

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2010年9月20日 (月)

研究者生命をかけた関良基さんの報告

関良基さんが
研究者生命をかけて、
基本高水論争に終止符を打とうとしています。
http://blog.goo.ne.jp/reforestation

基本高水(計画高水)を河川法から取り除き
水位を下げる治水から、命を守る河川行政への転換の要
となりそうです。

上記を読む上での参照先は↓

●http://www.yamba.jpn.org/tochigi.htm
第28回 栃木県2010年7月29日
から 
「治水問題の意見書(関良基)」
http://www.yamba.jpn.org/shiryo/tochigi/tochigi_g_iken_seki_1.pdf
「治水問題の意見書2(関良基)」へ
http://www.yamba.jpn.org/shiryo/tochigi/tochigi_g_iken_seki_2.pdf

●今後の治水対策のあり方に関する有識者会議 
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tisuinoarikata/index.html
から第4回議事録へ

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北海道のダム事業を検証する全国集会

とりいそぎいただいた案内、掲示します。

北海道のダム事業を検証する全国集会

会場:北大 学術交流会館
日時:10月3日13:00~16:00
主催:北海道のダム事業を検証する全国集会」実行委員会

チラシはこちら→「20101003end.gif」をダウンロード

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2010年9月19日 (日)

民主党政権に求められてきたもの

9月16日、PARC自由学校で

1.民主党政権に求められてきたものは何か?
2.公共事業とは何か?(総論、実態、問題点)
3.政権交代から現在までの民主党の公共事業政策に対する評価

についてまずは話題提供をと言われ、公共事業の視点から、注文通りに話をした。
タイムリーなので、冒頭部分を、当日のレジメから書き抜く。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.民主党政権に求められてきたものは何か

権力を握ることとは行政権のコントロール
民主党に求められたことはその強化(=政治主導)

【行政】(内閣)しかできないこと
    予算、人事、法執行、閣法   
    (例:任命権、法執行権を駆使したか?)
【国会】しかできないこと
    予算審議、法案審議、行政監視(法執行管理)、議員立法
   (例:行政裁量、行政不作為を質したか?)
【司法】しかできないこと
    国民が1人でも権力に対して闘える場
     (例:関係法の改正を考えているか?)

★民主党に課せられる課題=政治主導
行政を内閣が統制し、
国会(合意形成/利害調整)の力を高め、
国民の力(司法による行政チェック機能)を強めることと 
+地方自治の強化=自治体行政裁量の強化ではなく、住民力の強化
         この1年:どれも芳しくない

~~~~~~~~~~

ダム事業についてもそうだった。

・多くの法律の主語は「大臣」であり、
・前原大臣は「大臣」として、「大臣」がやるべき、
 与党になったからこそできる「法執行」をやってこなかった
・八ツ場ダムで中止と言いながら多目的ダム法を執行しないから住民を生殺し
・県営で行うダムの補助金をつけるかどうかの判断も、
 それが適正かどうか「大臣」が判断できるのにもかかわらず補助金をつけた。
・法の執行を行うことこそが、政治主導。政治責任を伴う。
・だが、官僚の説明やマスコミのプレッシャーで、
 中止はするけど法手続をしないといったことをはじめ、やってこなかった。

何故それができなかったかという質問があり、
多くの議員たちは、法案審議でも法案を読んでいないのではないかと、
秘書経験、取材経験で感じてきた。
大臣になったからといってすべての所管法に詳しくなくてもいい。
しかし、自分と理念を共有し、法にも詳しい人を政治任用すべきだし、本来はできる。
河川に関しては、情報公開、住民参加で実績をあげた元河川官僚がいる。
その人を河川局長に任命していればよかった。
与党になることは人事、任命権を握ることでもあり、それが本来はできた。
当然できることをやってこなかったのが原因ではないかと思う
と答えました。

マニフェストの理念を語りっぱなしにするのが野党。
法を執行してそれを具現化していくのが与党。
試行錯誤の1年を経て、
新内閣が、旧内閣の延長線で行政運営をやれば何も変わらない。

それ以上に、
国民が国任せ、議員任せ、マスコミ任せでいれば何も変わらない。

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2010年9月16日 (木)

どうなる!? ―政権交代後のニッポンの政治(誠司!?)

朝から慌ただしかった。今日19時からは

どうなる!?  ―政権交代後のニッポンの政治
【対論】ダムを止める? 続ける? 
住民の意思で公共事業をチェックし、変革する
http://www.parc-jp.org/freeschool/2010/kouza/kouza_17.html

で、京野きみこ衆議院議員http://www.ham-chan.jp/
と対論することになった。

こんなタイミングになってしまったので
ここはやっぱりタイトルをもじって

「どうなる!?  ―政権交代後のニッポンの政治(誠司!?)」

で笑いを取って(石投げられる?)からかなぁ。
そろそろ出かけよう。

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2010年9月14日 (火)

基本高水論争の終結

そして次はどこへ向かうべきか。

それを書きたいと思っていますが
やるべき仕事が詰まっているので
先にキーワードを挙げておきたいと思います。

河川法改正の理念 ~戦争から創造へ~
○水位を下げる治水から人の命を守る治水へ
○泳げる川へ
○権利の確保から譲り合う利水へ 
○一つの答えから合意形成へ
○断絶分断から、山から海、海から山をつなぐ川へ

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2010年9月12日 (日)

暴かれた国交省のウソ

今日の東京新聞1面
「八ツ場ダム流量予測過大か 専門家指摘 国、建設根拠揺らぐ」
必読

続行する八ツ場ダム裁判に提出された鑑定意見書で明らかになった話。

簡単に言うと、
基本高水(*)をはじき出す係数を実態に合わせてみたら、
国交省の洪水予測は過大だったことが分かったというもの。

雨水をためる土壌の力(飽和雨量)を
国交省は、戦後すぐの、はげ山に相当する低い数値で計算してきた。
ところが、もはや流域ははげ山なんかではない。

そこで、実態に近い数値で計算をしてみると
国交省が使った係数で計算したときの予測よりも15~25%低い予測が出てきた。

どうだ!と突きつけられた国交省は
この矛盾を詳細に裏付けるための情報を隠したまま
反論もできずにいることを暴いた記事。必読、永久保存版です。

●ちなみに、その話題の意見書はこちら↓
http://yambasaitama.blog38.fc2.com/blog-entry-596.html

最近の八ツ場ダム関係ニュース
●ー八ッ場ダム 中止宣言から一年<上> 是非論の停滞 国と流域都県 平行線ー
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100911/CK2010091102000068.html 
2010年9月11日東京新聞群馬版
●ー現場監督ら書類送検 八ツ場の鉄パイプ落下 群馬ー
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/100910/gnm1009100220000-n1.htm 
2010年9月10日 産経新聞
●その他もろもろは
八ツ場あしたの会http://www.yamba-net.org/ 
自民党政権時代から変わっていない==;八ツ場ダムの必要性を訴える工事事務所のウェブhttp://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/ 

(*)基本高水が机上の「想定」でしかないことは以前に
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-643f.html
書きましたが、今回の鑑定書とその記事は、机上の計算に使う係数すらも
実態とズレていたことを明らかにしたもの。

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2010年9月 7日 (火)

畑仕事ができなくなる前に(手紙)

8月30日に寺嶋ゆうさんという女性が寄せてくれた情報です。

熊本県五木村は国が川辺川ダムの中止を決定した地で、かつ村自体はまだ中止を受け入れたわけではない村です。しかし、「先週1週間、毎晩連続で、五木村で各種団体、各地域住民を対象に「意見をお聞きする場」が開催」とされたそうです。

その「生活再建を検討する場」主催に、今も川辺川ダムの水没予定地で暮らす、唯一の世帯の方が寄せた手紙を、ご本人に了解を取ってご提供くださり、そのまた了解を得て転載させていただきます。(改行は私の方でいれさせていただきました)

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生活再建を協議する場のみなさま

私は高齢で目も見えなくなってきて、会議に出席することができませんので、文書で意見をのべます。よろしくお願いします。

一番お願いしたいのは、農地造成についてであります。

私は、祖先から受け継いだ5反の農地を、代替地造成のために手放しました。村のために仕方ありませんでしたが、国交省の職員が、私から印鑑を借りて、調印させられたことを、私は忘れたことはありません。国のやり方に、腹が立ちました。村も県も国も、農地造成の約束を果たしてくれるか不安だったので、県の緒方寿春氏に立ち会ってもらい、国との間で、農地が造成されたら5反歩を私に配分してくれるように覚書を書きました。村は立会いを断りました。それから10年以上が過ぎましたが、農地は造成されていません。覚書の時間を区切っておればよかったと、今後悔しています。

数年前、水没地の農地を借りられるようになった時、私も申し込みましたが、今農地を持っているものは申し込めないと断られました。その後、空いている土地を使って良いと言われ、鍬を入れましたが、周りから文句の出たので使ってはならないと言われました。

私は年金生活者ですが、現金生活をするには、年金だけでは足りません。畑なしでは、生きてゆけない。国がいつまでも5反の農地造成をしないので、生活するには農地が足りなくなりました。5年か6年かけて、つるはしでセメントを割り、石を拾い、いくらかの畑を広げ今はそこを使っています。

五木村のような山の村での暮らしは、昔からほとんど現金収入がありません。昔から、ほとんどの人が田畑で自分たちで食べるものを作りながら、しいたけやこんにゃく、梶を売ったり、仕事に出たりして、わずかな現金収入を得て、生活してきました。

すべてのものを現金で買う暮らしができるのは、ごくわずかの者しかいません。役場やサラリーマン、充分な年金のある年金生活者だけです。田舎には仕事が少なく、皆生活に苦労しています。畑で石を拾ったことのない、村や県や国の職員は、知らないだろうが、町の現金生活者と五木の生活は違う。農地があれば、自分で食べるものを作ることができます。農地さえあれば、給料の少ない生活者でも、五木村でなんとか生活していくことができます。

ダムは、農地を取り上げ、水没地の生活者の生活を変えました。そのために、昔と違って、高い給料をもらえる仕事につかなければ、五木で生活できなくなりつつあります。

今、代替地の人はどう思っておられるのでしょうか。どうやって生活しておられるのでしょうか。いつもそれを思います。自分一代は良くても、子や孫はどうして生活するのだろうかと心配です。農地がなければ、少ない給料だけでは生活していけない。高い給料をもらうには、町に出て仕事をしなければならない。村から子や孫が出ていき、ますます寂れた村になっています。

私は80を過ぎて、目も見えなくなり、だんだん何もできなくなってきました。私のような年寄りが言う必要はないのかもしれませんが、この村の将来がどうなるのかと、いつも心配です。生活再建は、橋や道路だけではない。年を取り、畑仕事ができなくなる前に、村人の生活を戻してほしい。ここで生活していけるような、村づくりをしなければ、村がつぶれてしまう。

今すぐ下を使えるようにしてほしい。国から無償で村や個人に戻すか、村が管理をし、村や個人が自由に使えるようにするのが良い。有償であればできるだけ安い価格が皆にとって良かろうと思います。私は、農地を買い戻すため、補償金は使わずに持っています。農地を手放した人が、補償金を使ってしまったり、年を取って農業をできなくなってしまう前に、農地造成して下さい。頭地だけでなく、ほかの集落にも農地がほしい人がおるかもしれない。残った空き地は、産業作りに使えるよう、村が自由に使えるようにして下さい。

今すぐにしなければ、手遅れになる。私も年を取り、いつまで農業ができるかわからないが、私だけの問題ではない。村の将来のために、ここで生活していけるようにしなければならない。今のまま、時間だけが過ぎていくと、村が本当につぶれてしまうと私は心配しています。

平成22年8月24日
五木村田口
○○○
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2010年9月 6日 (月)

水制度改革を求める国民大会

9月9日はこれに↓
「水制度改革を求める国民大会」
http://mizuseidokaikaku.com/report/report25.html 
プログラム
http://mizuseidokaikaku.com/report/report25_tenpu1.pdf

日時:9月9日(木)午後1:30~午後4:00
場所:星陵会館(東京都千代田区)http://www.seiryokai.org/kaikan.html
主催:水制度改革国民会議国民運動推進委員会
後援:52団体

ダム関連ニュース色々↓

●新内海ダム、コンクリ打設始まる
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001009030002 
朝日新聞香川版2010年09月03日
●八ツ場ダム、工事進むが議論停滞 民主代表選見守る地元
http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201009040307.html
朝日新聞群馬2010年9月5日
●八ツ場ダム、国へ質問状攻勢 東吾妻町、「中止」に備え
http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201008270472.html
朝日新聞群馬 2010年8月28日
●老舗も休業、川原湯温泉 「八ッ場中止」宣言1年
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010082202000031.html
東京新聞2010年8月22日
●「早く利水撤退の精算を」 丹生ダム巡り大阪府が要望
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201009040017.html
朝日新聞滋賀2010年9月2日
●芹谷ダム中止に彦根市長「納得できない」知事に提言書
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201009010155.html
朝日新聞関西2010年9月4日
●佐世保市イベント 「ダム推進に偏り」
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001009060001
朝日新聞長崎2010年09月05日 
●水道水:かび臭が発生 北茨城市、給水車使い提供--きょうから /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100905ddlk08040117000c.html
毎日新聞 2010年9月5日 

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2010年9月 4日 (土)

政局に左右されず1議員1課題でいいんだが

週刊金曜日(7月23日号)の特集
「『政治』を動かすのは市民だ-私たちが提言します」
http://www.kinyobi.co.jp/news/wp-content/uploads/2010/07/100723-003trim.pdf
で多くの人が民主党政権にジミな注文をつけたが
為政者に読まれなければ意味がない。遠吠えでは意味がない。

この特集の全体を読んでもらい
(声を上げているさまざまな人の存在を再認識してもらい)
かつ、私自身が追ってきた情報公開、公文書管理、審議会問題に関する
枝野幸男民主党幹事長の見解を確認しておきたい。

そこでインタビューを申し込んでみた。

・政策調査会は「市民」の受け皿になるのか
・国家戦略局室、人材の政治任用のあり方について
・情報公開法改正案、公文書管理法政令、審議会の公開ルールについて

民主党の考え方を問うた。↓このタイトルが枝野氏の見解。

「市民参画型政治への革命的転換は、第一歩を遂げた」
http://www.kinyobi.co.jp/consider/consider_newest.php 

少なくとも情報公開法改正案、公文書管理法政令については
小幅であっても一歩前へ進んでいる。
枝野氏本人が積み残しを認めている部分を含めて、
次の民主党代表が誰になろうと首相が誰になろうと「後退」だけはしないでもらいたい。

こちらも深刻↓

「法の抜け穴」放置
アスベストが再生砕石に(2010/9/3)
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=1332 

アスベスト問題は数年前に調べたときにも
縦割り行政の壁の隙間に落ちていたが今もまったく変わっていない。

700人を越える議員がいるんだから、政局に左右されず、
1議員1課題でもいいから
きっちりと取り組んでくれる議員がいればいいのだが。

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2010年9月 2日 (木)

本『ダムが国を滅ぼす』

いかーん!昨日締め切りの原稿を忘れていた!

人の本を宣伝している場合ではないが
現在のダム問題、丸わかり本、献本をいただいたのでご紹介!

『ダムが国を滅ぼす』
今本 博健 (著), 「週刊SPA!」ダム取材班 (著)  ¥ 1,470 
扶桑社 (2010/8/18)

▼目次 
第一章 日本にもうダムは要らない
第二章 “世界最悪のダム”北海道・二風谷ダム
第三章 マスコミが報じない八ッ場ダムの意外な真実
第四章 全国各地の“ムダなダム”を歩く
第五章 民主党は“ムダなダム”を止められるか
第六章 対談「今こそ“官治”から“民治”への転換を!」 田中康夫×今本博健
第七章 狭い日本は“ムダなダム”だらけ

第七章にある「現在進行中の“ワースト河川事業”」は
これからダム問題を取材しよう!という記者さんたちのネタ本としても
使えるのでオススメです。
足もとにダム問題があるのを知らないアナタにも!

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