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2010年12月25日 (土)

(33)31 真実とカモフラージュの分解

ここからの続き)「書き続けるしかない」です。 
 
(33)31 真実とカモフラージュの分解

● 「地元住民の方から、現在上部工を施工中の『国道145号付替道路 久森沢川橋』の下部工にクラックが発生していて、安全性に問題がないかの問い合わせを受けたことについて」(平成19年8月21日年のQ&A)

↑「」に対する八ツ場ダム工事事務所の「」を読んでも、なんのことかチンプンカンプンの人がほとんどだろう。それが彼らの狙いだからだ。だから解説する。

● 結論から言えば、「クラック」(ひび割れ)という事象に対して、八ツ場ダム工事事務所は三つの事項をまぜこぜに説明して、事象の原因と責任(事業者:八ツ場ダム工事事務所、設計:ダイヤコンサルタント、工事実施:日本橋梁)をウヤムヤにしたのだ。

三つの事項とは
1.ダイヤコンサルタントの「設計ミス」
2.クラックの原因として八ツ場ダム工事事務所が記述した「乾燥収縮」
3.クラックの原因として八ツ場ダム工事事務所が記述した「沈下」

1の「設計ミス」は、八ツ場ダム工事事務所によれば「設計を請負った者の責任において設計の見直し修正」を行ったと記述されている。

2の「乾燥収縮」の説明が最初になされ、長く懇切丁寧。その結果生じる「クラック」についての安全性についての説明も根拠付きの説明。この説明が最初に来て一番長い。つまり、これが真実を隠す<と言って語弊があれば煙に巻く>ための情報、カモフラージュだ。そして「施工業者から補修の申し入れにより工事期間中に補修を実施しています」と記述されている。問題はなかったと言いたいわけだ。

ところが

3の「沈下」については興味深いほどに一切の説明がない。
これこそが本当は、本当に説明しなければならない事象だった。

真実は幾重ものベールに包まれている。
そのベールの一つを取り去ったのが次の次ぐらいのコマで自己転載する記事で、
上記Q&Aは、あとづけで行った説明だった。
(続く)

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