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2010年12月21日 (火)

(31)29 地質

ここからの続きです。「国交省河川局の操作・捏造を疑っていたら、別の扉が次々と開いた先は官僚天国だった」転じて「書き続けるしかない」

(31)29 地質

「ダム問題」というときに、人々に関心を持ってもらいにくいのが「地質」の問題だ。何かが起きる前は、あくまで潜在的なリスクとして軽視されるし、ひとたび問題が起きたら、それがどんなに悪夢であっても「対策」するより他はない。

そして、その頃には人々の関心は他へ移っている。「ダム問題」とは多くの人にとって環境や税金の無駄遣いの話なのだが、ダムが完成したあとは、環境は破壊され、税金は使い尽くされた後だ。地すべりが起きたときに問題となるのは、そこに暮らす個人の生活や補償の問題や対策費であり、時には人が転出してしまった山奥の話であり、都会人の関心を引くきっかけも少ない。

責任の所在もウヤムヤにされ、その結果、他でもそれが繰り返されることになる。どうやったらそれを防ぐことができるか。私は私なりにできる方法で書き続けるしかない。

地元の人々の不安を仰ぐつもりはない。このことから目を背けたい人は背けてもらって構わない。何かが起きてからでは遅い。民主党政権になってからもなお八ツ場ダム事業が止まる気配がなく、「住民」の肩書きでダム事業を推進してきた町議たちも、地質について詳しいわけでもなく、さらには「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」でも都県も国交省も手に手を取り合ってダムを作る気マンマンで、地元の地質の脆さがかかえるリスクについては興味も認識もなさそうだ。長野原町で何が起きようと彼らにとっては他人事なのだ。だから、ここではせめて、吾妻峡の手前で水を貯めるべきではないと地質の素人である私であっても感じる点をいくつか書き留めていく。

国交省は八ツ場ダムにおいて地すべりが起きることはすでに予測し、その予測のもとに「対策」を考えている。八ツ場ダム工事事務所のウェブサイトの「Q  八ッ場ダムの貯水池周辺地すべり対策について」ページ を見ると次のようにある。そこから書いていこう。
(続く)

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