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2011年2月24日 (木)

このグラフが目に入らぬか?群馬県知事と大畠大臣

● 「取り返しが付かない」 八ッ場で県議会 大沢知事が猛反発
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110224/CK2011022402000062.html
(2011年2月24日東京新聞群馬版)の記事で、
八ツ場ダムの「工期延長や事業費増額は容認し難い」という知事コメントを見て、
思わず、国立社会保障・人口問題研究所のウェブサイト
http://www.ipss.go.jp/pp-fuken/j/fuken2007/suikei.html 
から、これを作った。↓

Photo

●群馬県の人口はすでに2005年以降、減っている。
2035年には4分の1の人口がゴッソリ減っている。群馬県知事がダムを完成させろという2015年は、下り坂ど真ん中というか、ほんの下り始め。そして

(もとい!年齢3区分(65歳以上)と4区分(19歳以下)がごっちゃになっていましたので、次のコマで訂正します。現実はさらにもっとシビアでした。2011.2.27訂正)

65

●単に減るならまだしも、65歳以上の人口は20.6%から33.9%に増える。
それなのに人口は減る。少子化だからだ。19歳以下の人口は20%から14%に減る。

19

「工期延長や事業費増額は容認し難い」だろう。
だから2015年に完成させろという知事の思考が理解できない。
八ツ場ダムの検証の場でも、そう役人が繰り返している。
自治体のご希望に添うようにしたいと国交省も第一回会議で言っていた。

このグラフが示す未来像を考えれば、サンクコストを今払ってでも、
撤退するのが当該県知事としての重い責任
ではないだろうか。

利水に関しては「ダムか否か」ではない。
利水に関しては明白に「ダムではない」「ダムは要らない」「作っては未来世代は迷惑だ」。
八ツ場ダム検証の場では、この期に及んでそこがスタートになっていないから問題だ。

以下は、「米国や中国では6リットル以上のトイレは生産・販売ができないという節水規制」(以下から引用)があるという、サプライサイドから国が規制した故に生まれた当たりの持続可能性追求型ビジネス。日本はこんな当たり前の制度すら存在せず、未だに高度成長期にこしらえた「旧特殊法人水資源開発公団」こと、独立行政法人水資源機構すらつぶせずに、水が要らないのにダムを作っては、湯水のごとく川から海へながし、税金をドブに捨てていますけどね・・・・。

●今度はINAXが世界最少水量の記録更新!
TOTOと繰り広げる「節水トイレ戦争」の熾烈
http://diamond.jp/articles/-/11163?page=2

これが目に入らないフリをしたいのは誰か?

●地質に割く時間が本日もなくなった(怠惰)。
そういえば、ある議員秘書から連絡があった。
「地質」「地質」と言い続けているので、
何か決定打でもあるのかと思ったのかもしれないが、
上記のデータ(以前から分かっていた「行く末」)だけでも
十分に決定打だと思うんですが・・・。

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