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2011年3月27日 (日)

「未曾有の津波」は東京電力を免責するのか

「快文書」と呼ばれる「19兆円の請求書」と共に、以下も合わせてお読みいただき、その後も、脱力し過ぎずに、暗黒時代を終わらせようという明るいエネルギーがわいてきますように。

●『「未曾有の津波」は東京電力を免責するのか─
土木学会指針と電力業界の関係─』
(2011年3月22日)
http://www.isep.or.jp/images/press/report_0322.pdf
環境エネルギー政策研究所 田中信一郎客員研究員

●なお、上記に出てくる「近藤徹」前土木学会会長について、勝手ながら補足させていただきます。
このペーパーにもあるように建設省OB(元建設技監)★ですが
その後、特殊法人水資源開発公団 最後の総裁★↓
独立行政法人水資源機構 初代理事長★↓
(財)水資源協会 最後の理事長★(2010年6月に解散) ↓
そして、土木学会会長★に・・・・・。

上記の機構や協会の総裁や理事長を務める傍ら、社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針検討小委員会の委員長を務め、一級河川のほとんどの方針を決定づける審議を行い、今、予算がついているダム事業の根拠付けをしてきた方です。

言うまでもなく、水資源機構はダムを作るための特殊法人の生き残り、水資源協会は八ツ場ダムを始め各地のダム関連事業を受注していた公益法人です。

ですから、このブログには何度も登場しています。お時間がある方は以下もどうぞ。

●(24)22 辻褄が合わなくなるV
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/2422-v-d589.html
●最後の選択肢としてのダム 2010年5月 2日 (日)
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-68a9.html
●川を住民の手に2007年2月17日 (土)

http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_a975.html
●抱腹絶倒的悲劇 2006年5月10日
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_4b8b.html 
故人姫野雅義さんのブログにも登場
●9月26日(月) 晴  13年前へ時間旅行

http://himeno.exblog.jp/3533048/

こんな研究者もおられることを胸に、2011 3 26 藤田祐幸講演 長崎
http://www.youtube.com/watch?v=3UAY2oXyInk

明日からは
●利根川の基本高水流量を検証する日本学術会議の分科会の第3回~5回
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/giji-kihontakamizu.html

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コメント

近藤徹前会長は、「安全の神はいないが」という格調高い(?)エッセイを書いている。
http://www.jsce.or.jp/president/message2009.shtml
その中で、堤防の安全性についてこのように触れている。
「連続堤防(系)は部分の堤防(要素)が連結した構造で、どの部分が破堤しても、大災害を惹き起こす直列型システムである。」
ところが、国土交通省 河川局 高規格堤防の見直しに関する検討会(
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koukikakuteibou/index.html)では、次の主張が国土交通省よりなされた。
「そこで、決壊しない堤防として整備することはシステム(系)としてのリスクを減じていると考え、事業中の当該地区が決壊した場合の被害を基本にしつつ、一連区間を整備しないと効果を発揮しないという指摘への対応を考慮することとする。」(第1回配布資料4)
つまり、ある個所をスーパー堤防にすれば、堤防全体の安全度が増す、という(理解しがたい)主張である。詳しくは配布資料に目を通していただきたい。自分が理解したことは、国土交通省は、目的のためならどんな屁理屈でも作り出す、ということだろう。

「マスコミ、政策決定者に影響を与えかねない事例が見られる。これらの仮設は、誤っている場合には住民、地域社会に回復不可能な被害を及ぼすだけに、慎重な検証が必要である。少なくとも土木学会等の専門家集団の場で公表し、多くの専門家の検証を得て定説となるまでは、"学界の定説"であると誤解を招く言動は慎むべきである。それが技術者の倫理である。」と書いた近藤前会長には、国土交通省河川局に対して除名などの処分をしていただきたい。それができないのであれば、土木工学の権威を失墜させているのは、だれかを前会長としてよく考えていただきたい。

投稿: | 2011年4月 7日 (木) 02時51分

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