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2011年4月 7日 (木)

Common MPの続き

4つ前のコマで書いたCommon MPについて、
以前、京都大学防災研究所にいらした奥西一夫先生から
あるMLにてメールをいただきました。
許可をいただきましたので、転載をさせていただきます。

~奥西一夫先のメール~~~~
Common MPというのは,まさのさんの下記ブログに
URLが紹介されているので見ましたが,これは提案されているプロジェクトであって,
流量解析ソフトではありません。

実はこのような流量観測プロジェクトは
多くの流域委員会で漠然とした形で提案されてきました。

従来の日本での流量観測が,河川管理者による,特定の河川政策,特にダム建設計画を推進するために必要なデータの取得を目的に実施されてきたことがおぼろげながら知られてきたことがその背景です。

Common MPに関する山田教授の論文には政策的なことは書かれていませんが,技術的にきちんとした考察に基づくもので,上記のような世論と結びついた時,大きな力になるものと,私は期待しています。

実は私が武庫川流域委員会で上記のようなことを主張した時,米国内務省の水資源管理を目的とした観測網を,少し時代遅れだと感じつつもモデルとして念頭に置いていたのですが,山田教授のCommon MPに関する論文を読むと,私自身の認識も時代遅れであったことが分かります。

(ちなみに日本でおこなわれている水資源基礎調査のデータは完全非公開です。
税金を使っているのに)

~メール転載終わり~~

これを読んで少々期待したことを次のコマで書かせていただきます。ちなみに、日本学術会議の分科会が検証のために河川局に請求をしているCommon MPに載ったデータが<検討中>としてまだ提供されていないのは、<著作権>が理由です。著作権のクリアを待っていると・・・・@@。治水という公共政策に関わる研究者に検証させるのに著作権を盾に共有しない(信頼しない)ということは、常識的にまずあり得ない(検証を依頼したんだから、本来、請求される前に持ってこなければならない)対応だと思う。

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