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2011年6月21日 (火)

日本学術会議、想定内のショック

日本学術会議の河川流出モデル・基本高水評価検討等分科会 
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/giji-kihontakamizu.html
最終回(第11回)へ行ってきた。

● 想定内のショック

振り出しに戻った。
基本高水の算定にあたり、インチキがあったかなかったかはウヤムヤにされた。
検証の結果、利根川の基本高水は、これまでとほとんど変わらずということになった。

資料12(回答骨子4・・・ちなみに後半になり、情報公開原則に反して資料公表も議事要旨公表もが遅くなった。)にはこう書かれている。「昭和22年の既往最大洪水流量の推定値は21,100㎥/sの-0.2%~+4.5%の範囲、200年超過確率洪水流量22,200㎥/sが妥当であると判断する

「だから八ツ場ダムは必要です」という国交省のもともとの結論に等しい。しかし、文面では「結論」のあとに「展望」として次のように書いてある。「これらの推定値を現実の河川計画、管理の上でどのように用いるか、慎重な検討を要請する」(資料12のP.7)。つまり八ツ場ダムを作るかどうかは別の話よ、その判断は国交省の責任よ、というわけだ。よく言えば、学者としての良心の呵責、悪く言えば逃げ。

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