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2011年9月29日 (木)

今日は参議院予算委員会パワー

今日は、大河原雅子参議院議員
参議院予算委員会総合的な水管理
八ツ場ダム、スーパー堤防
について質問。

インターネットで見ることができます。↓
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
下の方にある「会議名や発言者からの検索」で
9月29日、大河原雅子、予算委員会などを入れ、検索!
発言者二人目(16分40秒目~)

是非、視聴を!

答弁者は

総合的な水管理について前田武士国土交通大臣
水道用水について小宮山洋子厚生労働大臣
工業用水について枝野幸男経済産業大臣
八ツ場ダムで求めている2倍の量が余っている件で蓮舫行政刷新大臣
富士川から水を持ってくる検討より、
暫定水利権の整理が先ではないかという件で前田武士国土交通大臣
スーパー堤防について蓮舫行政刷新大臣
などなど。

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2011年9月27日 (火)

茨城の住民パワー

明日は日本学術会議の公開説明会の日。
 「河川流出モデル・基本高水の検証に関する学術的な評価」公開説明会
 日 時: 平成23年9月28日(水)10:00~12:00 (開場:9:30~)
 場 所: 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/giji-kihontakamizu.html

本日徹夜をするとして、ちゃんと取材に行けるだろうか・・・。いつ落ちてもおかしくない綱渡り。

茨城県は、3.11以後、震災被害も東電原発被害も両方たいへんで、八ツ場ダムからすぐにでも撤退して1円でも負担を少なくすべきだと思うのだが・・・、八ツ場ダムの他にも霞ヶ浦導水路も欲しい、あれも欲しいこれも欲しいで、ちょっと前には空港まで作ってしまったし、一体、どんだけ借金すれば気が済むのか・・・。

まだ紹介できていないし、直接取材にいけていないけど、県がそんな中、基礎自治体には少し明るい兆しもあって、えい!立ち上がれ茨城県民!と言いたい感じの今日この頃。

今日は、すでに立ち上がっている人々による通信をご紹介します。

八ッ場ダム住民訴訟通信-72 
2011年9月28日発行

国民無視、政治無力・・・“河川村の村芝居”。
八ッ場ダムが必要か否かの検証が、代替案とのコスト比較にすり替わる。Oh茶番。

 9月13日、八ッ場ダム検討の場で関東地方整備局(以下関東地整)は「総合的な評価の結果、最も有利な案はダム建設」と報告しました。八ッ場ダム検討の場とは、すでにお知らせしたように、関東地整と1都5県。つまり八ッ場ダム事業者=河川村による“客観的な検証”という茶番劇の舞台なのです。
そもそも八ッ場ダムの検証は「ダムが必要か否かの検証」であった筈のものです。なぜこんなに国民を愚弄した茶番劇が演じられてきたのか、その経緯を追跡すると「原発安全神話」をつくった政官産学による原子力村と同じ“河川村”の姿がくっきりと浮かび上がります。
■第一幕:ファンファーレ
2009年9月政権交代。前原国交大臣はマニフェスト通りに「八ッ場ダム中止」を発表。
■いきなり暗転
同月、八ッ場現地を訪れた前原大臣は、現地の推進派住民と1都5県知事の剣幕にたじろぎ、「予断なき検証をする」と後退。ただし「八ッ場ダムの中止は変わらず」と言明。
■第二幕:暗闇にまぎれて河川村住民の登場
2010年1月、前原大臣の私的諮問機関として「できるだけダムに頼らない・今後の治水対策に関する有識者会議」が発足。しかしメンバーは国土交通省による人選のためダム推進派の学者で固まる。しかも会議は非公開。早くも権力は前原大臣から河川村に移る。
■第三幕:河川村その正体を現す。政治無力。
2010年6月、上記の有識者会議が「中間とりまとめ」を発表。
現行のダム事業と代替案をコスト重視で比較検討する。その場合ダム事業は残事業費とする。
検討主体:国交大臣 検討検証主体:関東地方整備局 検討検証の場:関東地整+1都5県+関係市町村。コスト重視なら4600億円の大半を使ってしまった八ッ場ダムより安くつく代替案はなし。検証検討の場は八ッ場ダム事業者だけになるから「八ッ場推進の大合唱」。まっ暗闇。
■第四幕:菅内閣発足、国交大臣交代。期待を寄せたが…。
馬渕新国交大臣「予断なき検証とは、八ッ場ダム中止は前提ではない」と更に後退。
■第五幕:薄日さす。河川村を地盤とする自民党から異端児・河野太郎登場。
2010年秋、衆院予算委員会で自民党の河野太郎議員が「これまでの基本高水の根拠としていた
一次流出率0.5と飽和雨量48mmは欺瞞だ」と指摘。答弁に立った馬渕国交大臣はそれを認め、利根川の基本高水は根本から見直すと言明。
■えっまた暗転。暗闇に魑魅魍魎。
2011年1月、日本学術会議土木工学建築学委員会「河川流出モデル・基本高水評価検討等分科会」なる会議が発足。日本の最高の科学者集団という触れ込みだが、内閣府に属するお役所。大臣はそこへ丸投げ。土木工学建築学会と聞けば誰だって御用学者の集団と思う筈だが馬渕大臣は純情だった。ご丁寧に検討等分科会の小池俊雄座長は、あの基本高水22000トンを決めた「河川整備小委員会」のメンバーだった。この集団のお仕事は関東地整が出してくる「河川流出新モデル」を検証の名を借りてお墨付きを与えること。河川村がいつもやっていることだ。
■第六幕:河川村ぬけぬけと八ッ場ダムを後押し。
2011年8月、日本学術会議は新モデルで計算した結果、200年に一度の豪雨による洪水は毎秒21200トン→22200トンへ。カスリン台風の再来洪水は22000トン→21100トンへ(ただし実績は17000トン?)。従って利根川の基本高水は従来通り22000トンで変わらず。と回答。
関東地整は、問題の飽和雨量と一次流出率を変更しただけで、それ以外の係数は22000トンになるように調整。学術会議はカスリン台風の再来計算と実績とのかい離を説明できぬまま、これまで嘘に嘘を重ねた従来の基本高水を追認。
■第七幕:河川村「八ッ場ダムが最善」と我田引水。1都5県知事万歳三唱。
2011年9月、関東地整は1都5県知事を含む検証検討の場に「八ッ場ダムが最善」と報告。知事各位は「あたりまえじゃ。遅すぎる」とぶつぶつ言いながらニンマリ。
3.11を境に、私たちは政官産学による「原子力村の誤りを繰り返さない」と誓いました。マスコミは結果として「原発安全神話」を作ってしまったと反省していた筈です。しかし原子力村の行方は不明ですが、河川村はぬけぬけと健在でした。誰が見ても明らかな河川村の村芝居の茶番を、大半のマスコミは垂れ流し続けました。東日本大震災・大津波、原発事故と戦後最悪の状況にあるこの国が、災禍も癒えぬ今日、過ちを正すところかぬけぬけと繰り返すありさまは絶望的です。国民よ市民たれ。マスコミよジャーナリズムの誇りを取り戻せ。
※茶番(劇):底の見えすく浅薄な物事のたとえ。人をだます名人。(広辞苑より)
※本稿は前号の「嘘で固めた利根川基本高水の履歴」をご参照ください。

富士川(静岡県)から導水する???。
正気の沙汰か利水代替案。なんと事業費1兆3000億円

“予断なき検証”のために出された八ッ場ダムの利水代替案は「富士川からの導水+地下水取水+藤原ダム再開発」を筆頭に荒唐無稽なものばかり。比較する八ッ場ダムの利水残事業費は600億円ですから馬鹿馬鹿しくて検討にも値しません。何よりもこれ以上水源開発を必要とするか否かはまったく検証もせず、各都県の水需給計画を鵜呑みにしてコストだけ比較するのですから国民を愚弄しています。例えば茨城県は現行の「いばらき水のマスタープラン」を水需給計画として提出しています。でも、この計画は達成年度の2020年度には日量46万トンの水余りを県自身が認めながら、環境用水と危機管理水に振り分けてごまかしているものです。その上、本年4月の「茨城県総合計画」では、2020年度人口を297万人から285万人へ下方修正しています。県もまた河川村の住民として奮闘しているのです。誰のために???。

お待たせしました控訴審進行協議です。
■日時:10月13日(木)午後3時30分 ■場所:東京高裁16階 民事10部
■北千住から千代田線「霞が関」へ。■集合は1Fロビー。3時15分までお待ちします。

第7回八ッ場ダムをストップさせる茨城の会総会
■日時12月4日(日)午後1時30分(開場1時)  ■場所:取手福祉会館2階B1・2
■講演「仮・八ッ場ダム検証の茶番を暴く」嶋津暉之(水源連共同代表) 他盛りだくさん。

八ッ場ダムをストップさせる茨城の会 代表:近藤欣子 濱田篤信 柏村忠志
事務局:神原禮二 

==(転載以上、とりあえず、上記通信の連絡先だけ伏せさせていただきました)==

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2011年9月24日 (土)

群馬県 伊藤祐司議員の対知事質問

昨日、情報交換をした中で、皆さんにも是非、見ていただきたいと思った情報です。

群馬県 日本共産党県議団 伊藤祐司議員の県議会質問
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=9825

平成23年9月定例会
9月22日 約37分

2 八ッ場ダム検証作業について
 (1)検証主体について    知事
 (2)利水について    知事
 (3)治水について    知事
 (4)発電能力について    知事
 (5)代替地等の安全確保について 知事   

伊藤県議がパネルで問う八ツ場ダムの必要性と
答弁書棒読みの知事の答弁が、
群馬県による「ダム検証」の実態を示しています。

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シンポジウムを終えて思うこと

過大であると言われ続けてきた「水需要予測」や「洪水予測」。

●しかし、実際には、ダム完成後に水余りで水道料金があがり
(ex神奈川県/宮ヶ瀬ダム・相模大堰)
買い手がなかった工業用水分の負担を自治体がかぶってきた。
(ex三重県/長良川河口堰)

それを見越して、無駄遣いになるから止めてくれと
住民訴訟が提起されても、訴訟の最中にダム工事が進み、
完成した頃に判決が出るが、「行政の裁量」が認められて住民側が敗訴する・・・。先進国でありながら、これだけ形骸化した司法もないと思うが。

でもやがて、住民が指摘したとおり、
水の使い道や買い手がなかったことがバレる。
誰も責任を取らない。税金が足りず、国と自治体の借金になる。
ハズレだらけだったのが「水需要予測」だ。

●「洪水予測」のハズレはもっとひどい。
洪水予測を大きくすればするほどダムが作れる便利な理屈だ。
ダムをたくさん造りたければ、洪水予測を大きくすればいい。

しかし、実際に重要なのは洪水予測が正しいかどうかではない。

過大な洪水予測をしておいてダム建設の根拠につかっていることは正されなければならないにしても、その先がある。

ダムが貯められる量には限度があるということだ。
そのダムにとっての貯水量の限界がくれば、
「ただし書き操作」によって入ってきた量だけ放流することができる。
中小の雨ならそもそもダムは要らないし、
ほんとうに大規模な洪水にはダムは役に立たない。
ダムに収まるだけのピッタリした場所にピッタリした雨が
降ってくれるわけではない。

しかも、ダムにおあつらえむきの洪水が来ても
実は効果は薄く水位の低下が10数㎝だったりする。
でもダムとはその程度のものだということを
河川管理者は自分の口からは言いたがらない。
時々「数㎝でもいいから水位を下げたい」と感情論でダムの必要性を訴える河川官僚がいるが、実際のところは数㎝しか下がらない程度のものだとよく分かっている。でもその言葉のトリックで、住民はもっとうんと水位が下がると思いこまされている

ダムは安全神話に守られているが
住民はすべての洪水に対してダムに守られているわけではない。
ところがそれを知らされるのは、ダムが役に立たずに被害にあったあとだ。

「八ツ場ダム」だけではなく、見直しにかけられている83のダムが
その「安全神話」に守られたままだ
自治体も国の安全神話に騙されたふりしている。

今後の治水対策のあり方に関する有識者会議での議論も
日本学術会議での議論も

この「洪水予測&ダム」神話を問い直す議論はできていない。
昨日のシンポジウムの第一部の私の反省点は、数多くの不手際は別としても
(いやはや開始直前にギックリ腰が再発したことも含め、多々ある(滝汗^^;)
その点をもう少し強調できなかったところかもしれない。

安全神話をうち破る一番の近道は「自治」なんだろうと
別に国を見限るわけではないが、最近そう考えている。

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2011年9月22日 (木)

豪雨とダム

元国土交通省防災課長、淀川流域委員会委員長だった宮本博司さんが
小出裕章さんがいつも出ているたね蒔きジャーナルに電話出演

20110919 [1/2]たね蒔きジャーナル「記録的豪雨にダムは機能したか?」
http://www.youtube.com/watch?v=KzovuC9nMZM&feature=colike
20110919 [2/2]たね蒔きジャーナル「記録的豪雨にダムは機能したか?」
http://www.youtube.com/watch?v=_GhdHCfbPlk&feature=colike 

・想定外の大雨が降るとダムは機能しないこと
・ダムが効果を発揮するストライクゾーンは小さいこと
・ダムの安全神話
・八ツ場ダムを見直すということはどういうことだったのか?
・命を守るためにやらなければならないことは何か?
などにつきお話しをしています。

その他のニュース
長崎県 石木ダムはいらない!全国集会10月23日
http://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/e/c33d44e69e7adfe37fa5cb6283d236e1
●沖縄意見広告運動が、ニューヨークタイムズ・ウエブ版に!
http://www.nytimes.com/pages/world/index.html
●長良川河口堰、開門求める報告書 愛知県専門委
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011092190144103.html

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2011年9月21日 (水)

八ツ場ダムの選び方と23日シンポジウム

●嶋津 暉之(しまづてるゆき)さんが国交省地方整備局による八ツ場ダム治水・利水の検証の解説記事を詳しく書いている。利水について5案、治水について5案から八ツ場ダムが最も有利と判断した茶番の解説です。

●その茶番の前のプロセスをこちらで補足しておきます。
実は、この利水・治水各5案に絞り込む前からすでに茶番でした。

できるだけダムに頼らない治水」をテーマに話し合ってね、という国土交通大臣諮問を受けた今後の治水対策のあり方に関する有識者会議が2009年12月3日、ダムに頼ってもいいでしょ?という議論を一番最初にやったところから始まります。決定的なやり取りだけ抜粋します。↓
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tisuinoarikata/dai1kai/dai1kai_gijiroku.pdf
委員「既存のストックのダムを使った治水とか、どうしてもつくらなければならないダムとか、もう少しフレキシブルに考えられたほうがよろしいのではないかと私は思います。」
政務三役「既存のダムはできるだけ活用するということは、できるだけダムに頼らない治水とは何ら相反しない

「ダムに頼らない」がテーマなのに一番に「ダムを排除しない」ことをねじ込んだ。この会議は非公開だったので、議事録がだいぶだって公表され、「なんだこりゃ」と思いました。

そこで閉鎖的な記者クラブの規則やぶりを(記者クラブルール改正を要請しながら)繰り返し、役人にハラスメントを受けながらも会見に行っては質問して短信を書いていたんですが・・・。(取材は障害だらけです。このことを顕在化させた上杉隆さんはエライです)

●そうして昨年10月から八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場今後の治水対策のあり方に関する有識者会議 の後ろで文書を書いている人たちのやり方で、ダム」を選択肢の一番上に持ってきて

バカバカしい利水17方策と(↓クリックで拡大)
Water_alt
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000019762.pdf

バカバカしい治水26方策と(↓クリックで拡大)
Flood_control_alt
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000019761.pdf

を悠長に説明して、一都五県に何やっているのか、早く着工しろ!工期が伸びた分や国が払え、リアリティーのない代替案だと、毎回毎回大合唱させながら時間が過ぎました。

その中から冒頭の嶋津さんが解説している各5案へと絞っていきました。

ダムに頼ってもいいでしょ?というやり取りから2年。その間、大臣4人目・・・。官僚は腹を抱えて笑いますわね、笑われているのは国民です。

●それが大臣の政治的意思をねじ曲げて我田引水するのが得意な霞ヶ関での「八ツ場ダムの選び方」でした。こんなダム見直しを今、全国各地のダムでやっています。見直しさせないための遠回りな、出発したところに戻ってくる。タヌキかキツネに騙されて森を彷徨ったような話ですね(タヌキさんとキツネさんに失礼か・・・)つまり、このプロセス、時間、人間の使い方自体が税金のムダづかいですね。そういうことを予測した上で政が官をコントロールしなければならなかったのですが。

◆前原大臣時代に始めた「ダムに頼らない治水」は
今後の治水対策のあり方に関する有識者会議(ダム推進学者の会議)と
八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場(役人だらけの会議)
の二本立てで、ダムへと誘導し、

◆馬淵大臣時代に暴いた「利根川水系の基本高水の嘘」は
内閣府の日本学術会議に委託し、中身はコンサル(基本高水の受託企業)に雇われている学者が、関係学会に相談の上、嘘の基本高水をスルーさせる失態を演じた国交省の社会資本整備審議会の委員を委員長にして、本当は嘘だと分かるデータが出たのになぜか解釈だけは今のままでいいと言わせた。

●この間、立法府での地道な作業もあった↓

民主党の「八ッ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」会長の川内博史衆議院議員がブログで「ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法案」を前原政調会長に提出したことをビデオメッセージで伝えている。

川内博史ビデオメッセージvol.3(2011年9月16日)
その法案一式はこちら
『八ッ場ダム等特別措置法 要望書』[2011年09月16日]
『八ツ場ダム等特別措置法(要綱)』[2011年09月16日]
『八ツ場ダム等特別措置法資料(概要)』[2011年09月16日]

超党派の一都五県の議員達も正念場と捉えている→総会の模様(YouTube)
http://www.youtube.com/user/yambatomorrow

そして前橋で

★9/23(祝・金)シンポジウム「知っていますか?八ッ場ダムの真実」
http://yambasaitama.blog38.fc2.com/blog-entry-1167.html

国を変えるってことは人づくりですね。

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2011年9月20日 (火)

ショック・ドクトリン

笑えるほどに分かりやすい!

2011年9月15日(木)、
詩人で作家のアーサー・ビナード氏が
文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」に出演し、
「八ッ場ダム」をめぐるショック・ドクトリンを大批判!と連絡をいただき聴いた。

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65764658.html

アーサー・ビナード氏が大批判
「八ッ場ダム利権をめぐる1都5県の動き」と原発利権は同じ構図
9/15(3/3):ざまあみやがれい!

原発、沖縄、八ッ場ダムは皆同じ利権構造だ!地元の人が欲しいのは原発じゃない、基地じゃない、ダムじゃない、生活だと鋭く突いています。

そうそうこれもお知らせしなければ。

●今出ている雑誌『世界』(岩波書店)
基本高水はなぜ過大なのか
──国交省の作為と日本学術会議の「検証」を問う──

関 良基

●アーサー・ビナード氏が紹介していた八ツ場あしたの会の主催シンポジウムが23日に前橋で開催されます。上記の関良基さんの話も生で聴けます。↓

「知っていますか? 八ッ場ダムの真実」ー9/23秋分の日 in 前橋(2011-09-12)

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2011年9月15日 (木)

ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法案

民主党の「八ッ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」が、
先週、「ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法案」を公表した。節目となる大きなニュースだが、まだあまり取り上げられていない。
法案を入手したのでその概要を以下に張り付けます。
概要→「livelihood_program.pdf」をダウンロード

今現在は、これに相当するダムを推進させるための「水源地域対策特別措置法」が存在する。これは「人」ではなく「地域」にハコモノをばらまいて、地域を公共事業依存症にさせてしまう副作用があった。残念ながら長野原町周辺でもまさにその状態で、そのクスリが切れることを恐れる群馬版政官業トライアングル(しがらみ)に、人々ががんじがらめになっていた。

本来はそのような目的で作られたわけではなかったが、結果的にそのような性質の法律となり、ダム事業が長期化する中で、ダム事業自体が不要となってからも、「一度始まったら止めらないダム病」を悪化させるクスリとして作用してしまっていた。

一方で、水没予定地の人々の「生活」「生計」とは関係のない、地域へのハコモノバラマキ策だったので、不利益を被り、本来は最も受益を受けるべき水没予定地の人々が何十年にもわたって捨て置かれるという、非情な運用がなされてきた。

今回の「ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法案」は、法案を読む限り、ダム事業と生活再建を明確に切り離して、方向転換による混乱を低減させ、非情に捨て置かれてきた1人ひとりの「生活」や「地域」が立ち行くように制度設計されている。移転することなく地域に踏みとどまって地域をまもってきた人々を支援する第8条人が移転してしまった土地を活用するための第7条などが特徴的だ。繰り返すが運用はどの法律もそうであるように、為政者の理念と人々の良心にかかっている。

八ツ場ダムの場合は、「ダム湖による観光」という夢(絵に描いた餅)を描かされていたので、「ダム事業」と「生活再建」を「切り離せない」と言葉にする人が水没地域のうち川原湯温泉にはいると思う。3人の人からそんな言葉を聞いたことがあるが、彼らが「ダム湖による観光」を本当に信じているとも思えないのだ。

幸せに生きることはとても難しいし、とても簡単だ。法案概要を見ていて、そう思う。

この法律案は、八ツ場ダムだけに限らず、ダム事業の見直しを行っている政権として不可欠なものであることは言うまでもない。ダムを進めるにしろ、進めないにしろ、まずはセーフティネットを張ることが重要であり、為政者としては最初にすべきことではあった。一刻も早く成立させておくことが当たり前の社会への一歩だ。

それにしても、省益を損なう流れを作るような法律は官僚が書く閣法からは出てこない。官僚に頼らず、議員立法で出されようとしていることがミソであり、ようやく新しい時代へ少し向いたことになるのだろうか。

◆八ッ場「生活再建法」に試案 民主議連 臨時国会提出へ準備
(2011年9月8日 読売新聞群馬版)
◆地域振興法「早期に」 八ッ場 中止見据え反対議連
(2011年9月8日 上毛新聞)
http://yambasaitama.blog38.fc2.com/blog-entry-1175.html

◆八ッ場ダム、政府・民主首脳が最終判断 (動画)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4826377.html
TBS9月14日
◆政府民主首脳で最終判断 八ツ場ダム建設の是非で藤村長官
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110914/plc11091414490014-n1.htm
産経ニュース2011.9.14 14:48
◆「早く生活再建を」 長野原町住民ら
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110914/CK2011091402000073.html
東京新聞2011年9月14日
◆八ツ場ダムの是非、政府・民主三役で判断 官房長官
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E6E2E0908DE3E6E2EBE0E2E3E38297EAE2E2E2;at=ALL
日経新聞2011/9/14 19:56

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2年前からの予想を再掲

前のコマで、
こうなることは2年前から予想していたので驚かない
と書いたが、週刊金曜日の短信で、書いていたことを再掲させてもらいます。

テニスプレイヤーが、球が飛んでくる前に対戦相手の体勢や足先の向いている方向で球が飛んでくる方向を読むみたいに、こと河川行政に関しては、その政策文書や人選で、ある程度先が見通せてしまう。法律の構造上、かつ行政の性格上、そうしかならないという筋道があるからだ。「それはアタナの憶測でしょう」と言われることもあるが、今後はちょっとは耳を傾けてもらいたい。

金曜アンテナ(2009/12/11)より
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=912 
治水対策有識者会議開催
完全非公開、見えない審議

「『できるだけダムにたよらない治水』への政策転換」との趣旨で前原誠司国土交通大臣が招集した「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」(座長・中川博次京都大学名誉教授)が三日、国交省内で開催された。

大臣は冒頭挨拶で、「ダムを中心とする河川整備をいったんリセットしたい」と語り、同会議で策定される「新たな物差しで、一四三のダム事業の継続、中止、凍結を議論していきたい」と意気込みを示した。辻元清美、馬淵澄夫両副大臣と三日月大造政務官も出席し、政治主導が演出されたが、早くもその骨抜きが懸念される。

第一に、河川行政の大改革を行なうのであれば、国交省設置法に根拠を持つ社会資本整備審議会に諮問し、法改正が必要だ。それは河川局長が大臣に進言すべきことであり、私的諮問機関にとどめさせたことは改革への非協力に他ならず、局長失格である。

第二に、行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫内閣総理大臣)の事業仕分けでは、報道・傍聴にかかわらず、録音・撮影の制限はなかった。ところがこの会議は冒頭を除き非公開。政策形成過程を公開する内閣の方針に整合性を持たせる目配りもせず後退させたことも、河川行政における大臣補佐トップたる河川局長の怠慢だ。

第三に、肝心の中身だが、会議終了後の政務官会見の内容は、事務局を務める河川局河川計画課が事前準備した資料の域を出ていない。幅広い治水対策の立案手法、新たな評価軸、総合的な評価方法の検討、今後の治水理念の構築を目的とするという曖昧な筋書きだ。目的の絞り込みが甘く、官僚によるコントロールが容易である。「非公開にして自由闊達な議論を確保した」(政務官)と言うが、筋書きを離れる議論があっても外部からは見えない。規約には「発言者氏名を除いたものを国交省ホームページに公開する」と書き込まれ、発言の責任を持つ者がいない。

保坂展人前衆院議員は六日、八ツ場ダム集会で「委員にはダム行政を混迷させてきた戦犯とおぼしき人もいる」と委員構成を批判した。会議の最終報告は二〇一一年夏だが、大臣は骨抜きと時間の引き延ばしに気づいているのか。 (まさのあつこ・ジャーナリスト)

金曜アンテナ(2010/7/23
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=1247 
前原国交相私的諮問機関
ダム事業の検証方法 十数年前と瓜二つ!?

昨年来、前原誠司国土交通大臣が非公開の私的諮問機関で進めてきた「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が、ダム事業の検証方法を固めつつある。

(1)国直轄、独立行政法人水資源機構、道府県のダムは、各事業実施者(国直轄ダムは各地方整備局)が見直す。関係地方自治体からなる検討の場を開き、検討過程でパブリックコメントを行ない、また、学識経験者、住民、自治体の長などから意見を聴く。(2)事業者はダムを含む複数の治水対策案を立案。時間的な観点を加味し、安全度を確保することを前提に、コストを最重視する。(3)事業者は検討結果を書面で大臣に報告し、大臣は(2)に沿って検討が行なわれたかどうかを有識者会議の意見を聞いて判断し、対応を決定、法令に基づいて中止または推進の手続きを取るというものだ。

一三日の有識者会議後に会見した津川祥吾国土交通政務官は、「一〇〇年二〇〇年といった長期の河川整備基本方針ではなく、二〇年~三〇年の河川整備計画ぐらいの治水安全度を達成するという方向で見直せば、ダムで(治水を)進めるということにはならない」と自信満々である。

ところが、事業主体に見直しを丸投げする方法は、一九九〇年代後半に行なわれたダム事業等審議委員会と瓜二つ。複数案比較でダムが最も早くて安いとされ、市民の意見は捨て置かれ、推進する関係自治体は態度を変えずに推進表明をし、地方整備局が推進の結果を出して、本省がそれを追認した。

せめて淀川水系流域委員会のように、直しの場に出席者を公募し、公募に漏れた人でも傍聴席から発言ができるなど、見直しのやり方を本省から指定すべきではないかと筆者は問うたが、今のところはその考えはないようである。この見直し方法はパブリックコメント後に決定され、秋からは個別ダムの検証が始まることになる。このままでは、おきまりの官僚のシナリオで各地のダムが推進されてもおかしくない情勢である。
(まさのあつこ・ジャーナリスト)

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2011年9月14日 (水)

「八ツ場ダム」何と比べて有利なのか

「法治国家」でありながら、実際は、
「官僚独裁」が少なくとも河川ムラでは続いている。
昨日9月13日はそのことがまた証明されたに過ぎない。

八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場が開催され
八ツ場ダムが一番安い!早い!という牛丼チェーンのような結論が導かれたということで、今までになくTV(動画)を含めておびただしい報道がなされた(最下記)。

しかし、肝心なことは報じられていない。

検証の本質は、一体、国交省が何と比べて優位と結論したかである。

たとえば、利水。八ツ場ダムの代替案としての比較対象
静岡県の富士川から導水管で水を引っ張ってくる!とか
新潟県の信濃川から導水管で水を引っ張ってくるとかだったのだ。

そんなものと比べれば、八ツ場ダムが一番有利に決まっている

水が余って、東京・埼玉以外はドラマチックに人口も減り始めている。
八ツ場ダムの完成時期には東京・埼玉でも人口が減り
古いタイプのトイレや洗濯機なども節水型にリプレイスされ
水需要は収縮することがほぼ間違いないのにも関わらず、
水がもっと要る!を前提に
バカバカしい代替案と比較したに過ぎない。

水はもう、現状維持でいいんじゃない?という
今どきの民主国家らしいNo Actionが代替案に入りさえすれば、
No Actionが一番安い。

でも、そういう先進諸国並の選択肢は入らない検証方法が、
大臣の諮問機関下記1で説明)により、指定されていた。
一都五県官僚(下記2に相当)ですら、なぜこんな非現実的な代替案を出してくるのか、
検証のための検証ではないかと検証のやり方を批判していた。

ただ、彼ら一都五県の意見は、だから見直しなんかさっさと止めて早期着工しろということであり、自分たちの住民が果たして「もっと水を!」と考えているのかどうかは一切、見直しをしていない。

治水も同様、バカバカしい代替案との比較だった。

政権交代後、「八ツ場ダムを中止する」という政治決断が下されて以来、
「ムラ」はその決断をいかに自分たちのアジトに引き込んで
ボコボコに叩きつぶすかに腐心してきた。
工夫したのは、それがいかにそのようなヤクザなやり方をしているかに
見えないようにやるかだ。

手がこんだやり方だ。

1. 大臣に私的諮問機関「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」非公開で開かせた。ダムを推進してきた河川工学者と専門外の有識者だけからなる。

当然、ダムを最も有利という答えがだせるスキーム(いままで主張してきたダム必要性を確認することを前提として、他の代替案と比較するだけのスキーム)を、官僚のシナリオに沿って作る。ヤクザな言い方にたとえればダム推進の元締めだ。

普通、検証と言えば、ダムに批判的な市民からボコボコに批判してもらっても、その批判に耐えうることができるダム事業だけが残る、ことをイメージして検証スキームを考えるべきだが、官僚独裁国家では、そんな民主主義国家が行うようスキームは作らないというわけだ。

ここまでくればこっち(国交省)のもの、とばかり、
自分のシマに持ち込んで好き放題やってきた。

2.元締めが作ったスキームに沿って、全国各地で各ダム事業ごとに、ダム事業者が関係自治体を集めて検証会議を開き、上記で示したスキームに従ってダム事業者が行う検証に対して、意見を言わせた。あくまで意見を言わせるだけであって、ダム事業者(国である場合も、自治体である場合も)が主体であり、主従で言えば関係自治体は「従」でしかない。ヤクザな言い方でたとえればダム推進のチンピラだ。

昨日あった会議は、このチンピラ会議の方だ。
次のステップは、カタギの人にも話をきいておこうというもの。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000044335.pdf
それが終わると、元締めのところに、報告が行くが
元締めは自分たちが作ったスキーム通りに検証が行われているか
どうかをチェックして、最後にその意見を大臣が聞いて答えを出す。

仁義なき戦いをする人も真っ青なアンタッチャブルな世界が
河川ムラだ。こうなることは2年前から予想していたので驚かない。
こうなることを伝えようとしてきたつもりだが、その警告がきちんと
受け止められなかったことが悲しい。

八ッ場 ダム建設が有利 国交省、コストなど評価(東京新聞2011年9月13日 夕刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011091302000188.html
八ツ場ダム建設が最も有利 国交省整備局が総合評価(共同通信2011/09/13 11:10)
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091301000243.html
八ツ場ダム建設「最も有利」=関係自治体に報告案―国交省関東地整局(朝日新聞=時事通信社2011年9月13日11時6分)
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201109130026.html
八ツ場ダム案、最高評価 国交省検証(朝日新聞2011年9月13日11時27分)
http://www.asahi.com/politics/update/0913/TKY201109130172.html
八ッ場ダム:「検討の場」初会合 流域首長、政府を批判(毎日新聞 2011年9月13日11時50分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110913k0000e040055000c.html 
八ツ場ダム建設が最も効果的 1都5県の知事が早期再開要請
(産経ニュース2011.9.13 12:31)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110913/fnc11091312330006-n1.htm
八ツ場ダム、治水・利水に「最も有利」 地方整備局
建設続行か、民主の判断焦点に(日経新聞2011/9/13 12:02)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819490E3E1E2E2938DE3E1E2EBE0E2E3E39790E3E2E2E2
国交省整備局「八ッ場ダムは建設が最良」と結論(読売新聞2011年9月13日12時33分 )
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110913-OYT1T00502.htm?from=rss&ref=ymed

動画
八ッ場「建設が有利」、脱ダムに再び揺れ
http://www.mbs.jp/news/jnn_4825576_zen.shtml
周辺知事らが八ッ場ダムの早期着工を求める(テレビ朝日)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210913016.html 
八ッ場ダム検討会、「建設が優位」(TBS NEWS13日11:51)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4825400.html 
八ッ場ダム評価“建設が優位”(NHKニュース9月13日 13時12分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110913/t10015568851000.html 

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2011年9月10日 (土)

八ツ場ダムカレンダー

平成23年9月13日(火) 東京
「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」(第1回)
及び「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」(第9回幹事会)
の合同開催について
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000380.html

平成23年9月23日(金) 前橋
シンポジウム「知っていますか? 八ッ場ダムの真実」
http://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1328

平成23年9月28日(水) 東京
回答「河川流出モデル・基本高水の検証に関する学術的な評価」(平成23年9月1日公表)に関する公開説明会
https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0026.html
意見募集期間:平成23年9月6日(火)~9月16日(金)

ダム放流(ダム決壊を防ぐために人為的なタイミングで流入した分を放流して被害が出るニュースは気をつけていないと目に入らない。)

○台風12号:奈良・十津川で2棟流され1人死亡 増水、7人不明
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110904ddm001040057000c.html
毎日新聞 2011年9月4日 東京朝刊
○【台風12号】泥流 襲われた山里  2011年9月 6日
http://www.sankei-kansai.com/2011/09/06/20110906-057342.php
○台風12号:放流で水没、湯原温泉露天風呂「砂場」 復旧作業急ピッチ /岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20110909ddlk33040584000c.html
○台風12号 日高川漁協が壊滅的被害 2011年9月 9日
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/09/12-11.html
○御坊市議会 椿山ダムの放流に疑問の声 2011年9月10日
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/09/post-467.html
余談的○黒部川の排砂 9月9日
http://mcaf.ee/63mhs
先月だが○大島川:ダム放流で3児が一時、岩場に孤立 愛知・新城2011年8月15日
http://mainichi.jp/select/today/news/m20110815k0000e040075000c.html

新大臣
●新国交相、住宅政策に詳しい前田武志氏2011/09/02
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110902/552466/ 
●【新閣僚に聞く】前田武志国土交通相 東北復旧に住宅エコポ復活を2011.9.9
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110909/mca1109090501003-n1.htm

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2011年9月 9日 (金)

ダム中止後の生活再建支援法やらシンポジウムやら

書こうと思っている続きがまたまた書けない状態に陥っているうちに・・・ニュース一つ、お知らせ一つ。

民主党の「八ッ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」(会長:川内博史衆院議員、事務局長:初鹿明博衆院議員)ダム中止後の生活再建支援法案を公表したというニュースが入ってきた。臨時国会で提出するのだそうだ。

(転載歓迎)

~シンポジウム「知っていますか? 八ッ場ダムの真実」~

 八ッ場ダム中止をマニフェストに掲げた民主党が政権交代を果たしたのは、ちょうど2年前のことです。けれども、その後、八ッ場ダムを巡る政策は迷走し、ダム推進ありきの検証作業の挙句、今や八ッ場ダム本体工事にゴーサインが出かねない状況です。
 行政がウソにウソを重ねてきた八ッ場ダムは、構想から59年目を迎えますが、いまだに真実がほとんど知られていません。
 八ッ場ダムは地滑りの危険性など、あまりに多くの問題を抱えています。こんなダムを本当に造っていいのか、本体工事着工前の今だからこそ、立ち止まって考える必要があるのではないでしょうか。造られてから後悔しても、間に合いません。

◆日時:2011年9月23日(祝・秋分の日) 午後1時半~4時半
                          開場:午後1時

◆会場:群馬県社会福祉総合センター8階大ホール
      http://www.gswc.or.jp/ggswc/

      群馬県前橋市新前橋町13-12  TEL/027-255-6000
      JR新前橋駅東口より徒歩5分(JR上越線、吾妻線、両毛線停車)
        
◆ プログラム
第一部 「八ッ場ダムの検証は茶番劇」
     関 良基 拓殖大学准教授(森林政策学) 
     まさの あつこ ジャーナリスト
     嶋津 暉之 水問題研究家

第二部 「八ッ場ダム予定地は地すべりのデパート」
     中川 鮮 地域環境研究所代表・元京大防災研究所・前中津川市長 (砂防工学)
     中山 俊雄 元東京都土木技術研究所主任研究員(応用地質)

共催:八ッ場あしたの会、八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会、八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会

【東京方面からの列車時刻】
~行き~
●特急「リゾート草津」 新宿発10:54  新前橋着12:28
●湘南新宿ライン 新宿発10:19 高崎着13:00  両毛線乗り換え 高崎発13:06 新前橋着13:16

~帰り~
●特急「草津」 新前橋発17:47 赤羽着19:06
●両毛線 新前橋発17:06 高崎着17:16 湘南新宿ライン乗り換え 高崎発17:26 赤羽着18:51
●快速アーバン 新前橋発18:25 上野着20:07

◎〈参加費〉 500円(資料代として)

*懇親会のお知らせ
シンポジウム終了後、午後5時より最寄りのイタリア料理店で懇親会を開きます。参加ご希望の方は9月20日までに下記事務局までご連絡ください。 参加費2,500円。

お問い合わせ・連絡先:八ッ場あしたの会群馬事務局
http://yamba-net.org/modules/inquiry/index.php?op=0

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2011年9月 8日 (木)

審議会に負けない自治をどう作るのか

8月を予定していた公開説明会の予定が発表された。利根川の基本高水は「これでいいのだ~」という説明会だ。(以下、日本学術会議HPから案内抜粋)

 日 時:  平成23年9月28日(水)10:00~12:00 (開場:9:30~ )
 場 所:  日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
 対 象:  報道関係者、一般の方々等
 定 員: 約200名(事前登録制、定員に達し次第締め切ります。)
 ※参加申込み、詳細はこちら
   → https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0026.html

早速申し込んだ。「公開説明会においてできる限り多くのご疑問に回答するため、説明会の開催に先立ちご質問を受付けます」とある。

先日(9月5日)にすでに国交省の社会資本整備審議会河川分科会(第44回)で
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000384.html
国土交通省河川局河川計画課の泊宏・河川計画調整室長が「議題(1)利根川の基本高水について」を説明したそうだ。

もともと、国交省の説明を鵜呑みにして、飽和雨量がコロコロ変わっていることに気づかなかったのが社整審であり、ご本人は否定しているが、記録に残っているので構成メンバーであったことを否定しようもない方が、その「評価」を日本学術会議の河川流出モデル・基本高水評価検討等分科会委員長として行い、その結果の説明が泊室長によって行われたその場である社整審河川分科会にまたいてというトリプル構図。

さてこの分科会、マリ・クリスティーヌさんや御厨貴さんが、出席したかどうかにかかわらず、この問題に一体どれだけ、責任感をもってメンバーに名を連ねているのだろうか。

形骸化した審議会をうち破ることができるのは、「自治」なのだが、目覚めた地域とそうでない地域とで、運命が分かれてくる。これも民主主義ではあるが、それに乗じて、旧体制を維持しようとする人々の意識を変えるために、自分は結局のところ何ができているのか。

つい先日も、事業仕分けで凍結された埼玉県朝霞市の国家公務員住宅が再開、着工となった。私は遠吠えをしただけだ。自分たちにとって都合のいい結論を出してくれない会議体が登場すると、それとは別の会議体を、自分たちの言うことをきく構成メンバーで作り、議論しなおさせて結論を得る。こんなことは常套手段の霞ヶ関を、民主党政権は舐めていたから、舐められているのか。

利根川の基本高水の見直しに関しては、もし日本学術会議が良識ある結論を出したら、社整審が覆すのだろうと予想していたが、そうなるまでもなかった。

ある幹部が政権交代直後に「これは革命ではなくて、政権交代だから」と言っていた。革命ではないという意識が、今につながっている。そして革命はやはり政権ではなくて、住民にしか起こせないのか、政権は胡座をかいて住民が汗をかくしかないのか・・・

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2011年9月 3日 (土)

こんなときは先進地から元気をもらう。

必見↓
2011年8月29日 (月)
もうすぐダム撤去開始ー荒瀬ダム待ち望む声看板に
http://kumagawa-yatusirokai.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-efd1.html 

「川再生への一歩」…地元住民ら喜びの声
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20110902-OYT8T01209.htm
読売新聞熊本版 2011年9月3日

荒瀬ダムの撤去許可を申請 県企業局が国に
http://kumanichi.com/news/local/main/20110903001.shtml 
熊本日日新聞 2011年9月3日

米最大のダム撤去計画、間もなく開始
http://news.ameba.jp/20110902-294/ 
2011年9月02日19時35分 提供:ナショナルジオグラフィック

長良川河口堰検証 専門委員会 ヤマ場-1
http://tokuyamad.exblog.jp/16500753/
長良川河口堰検証 専門委員会 ヤマ場-2
http://tokuyamad.exblog.jp/16500768/

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前田大臣報道と感想

流れてきた各紙の報道をまとめると以下のとおり。

●野田内閣:官僚ら「話をよく聞いて、政策進めて」
http://mainichi.jp/select/today/news/20110903k0000m040104000c.html 
毎日新聞2011年9月2日 21時0分
●八ツ場ダム建設是非は「予断なく判断」前田国交相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110903-00000505-san-pol 
産経新聞 9月3日(土)0時52分配信
●野田内閣、国交相に前田氏 八ツ場は冷ややか 群馬
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110903/gnm11090302280002-n1.htm
2011.9.3 02:28
●八ッ場進展 国交相に期待 相次ぐ交代 地元にいら立ちも
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110903-OYT8T00032.htm 
読売新聞群馬版 2011年9月3日
●「現場早く見て判断を」 新国交相に要望
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109030002 
朝日新聞群馬版 2011年09月03日
● 八ッ場問題 「解決手腕に疑問」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110903/CK2011090302000073.html 
東京新聞群馬版 2011年9月3日
●馬淵衆院議員に聞く
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109030001
(朝日新聞群馬版2011年09月03日)

↑「中止するには特定多目的ダム法を改正する必要がある」と書いてあるけど

▼改正じゃなくて、「運用」するだけでよいのに、やっぱり分かっていなかったのか、だまくらかされていたのか・・・。政治家は必ずしも、法律を読んだり解釈したりできなくても構わないが、政策を実現するためにどのように法律を運用することができるか、助言者(望ましいのは政治家の政策決定に対して、省益を損ねてでもそれを全うする人材が官僚にいることだが、抵抗勢力にしかなりえないのが現実・・・)をスタッフに配置できる力がないとどうしようもない。

↑「委員の人選では「反対派も入れろ」としつこく言った」と書いてあるけど

▼反対派は1人も入らなかった。意思決定勢力になりえない外部委員の話を聴いただけだった。

この間、川原湯温泉では、もともと立場の強い人や、将来的にあまり憂えていない人、努力と才覚でたくましく生きている人、見切った人、推進を望みながらもすぐにできるとは思っていないながらも早期着工と言い続けざるを得ない人、それ以外の選択肢が見えなくなっている人、中止を待っている人・・・さまざまおられる中、耐えしのげないほどの客足の激減に悩まされている人もいる(3.11以後、これは、川原湯温泉だけのことではないが、輪をかけてという意味で)。しかし、総じて言えるのは、現地の分かっている人は皆、特ダム法で基本計画に定められている通りの日程で、ダムが完成するなどとは微塵も思っていないこと。

実行する覚悟のない政治決断ほど迷惑なものはない。5年先すら予測することができない政治判断ほど迷惑なものはない。一方で、国交省(建設省)、政治家、そこに群がる業者達が、自分たちの利益と都合を優先させてきた人たちでしかないことを半世紀も目の当たりにしながら、それでもなお騙され続け、自分たちの生活や生き方をこうした人たちに委ねるしかないと思う人たちがいる。与えられた選択肢しか選べない弱者を利用し、乗じてきた人がいる一方で、日本をそういう国であることを放置してきた人がいる。

乗じる人と放置する人の両方と共に次のステージへと移行したい。「虐げられている当事者がその両方と闘ったり乗り越えたりして独自の道を切り開くこと」を応援したい。こんな抽象論は屁のつっぱりにもならないことを分かった上で、今日はそう書くことしかできない。

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日本学術会議 その後

 なんというタイミングか・・・。日本学術会議は平成2391日、同年113日に国土交通省河川局長から依頼された「河川流出モデル・基本高水の検証に関する学術的な評価」について回答した。

内容は以下の通り。国民に対する説明会の予定はまだ公表されていない。まだ読めていないが「はじめに」の中に2~6が入っていますね・・・。

         平成23年9月1日
         日本学術会議

 表紙
 要旨
 目次
 1.はじめに
 2.流出解析法のレビューと貯留関数法の位置づけ
 3.貯留関数法とその適用法
 4.貯留関数法の利根川への適用
 5.結論
 6.附帯意見
  <用語の説明・参考資料1-2>
  <参考資料3>
  <参考資料4>
  <参考資料5- 5- 5- 5-
  <参考資料6>
  <参考資料7>
  <参考資料8>
  <参考資料9>
  <参考資料10>
  <参考資料11-14>

はは~ん、そして、先に社整審で説明されるわけか。以下は抜粋。

社会資本整備審議会河川分科会(第44回)の開催について(お知らせ)
               ≪≪2011/09/02(金)14:00
1. 日 時  平成23年9月5(月)10:00~12:30
2. 場 所  中央合同庁舎3号館(国土交通省)11階特別会議室
3. 議題
(1)利根川の基本高水について
(2)東日本大震災に係る復旧・復興の取り組み等について
(3)その他
傍聴、取材可
問い合わせ先
○利根川の基本高水について
水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室課長補佐里村真吾
代表(5253)8111 内線35374 直通(5253)8445

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2011年9月 2日 (金)

新国交大臣は元河川官僚ですがな

今朝、嬉しげなトーンで河川局計画課が
開示請求していた中身の調整電話をかけてきた。
開示請求を出したのは8月16日なので2週間以上が経つ。

あやしいトーン、変なタイミングだなと思ったら
その嬉しげなトーンのもとは
新国土交通大臣の就任のニュースか、
勘ぐり過ぎかもしれないが、誰が大臣になるかによって
「開示」する中身を考えようと思っていたのだろうかと思えてしまう。

新国土交通大臣前田武志氏の経歴
> 京都大学工学部卒 / 同大学院修了
> 建設省入省(国土庁専門調査官 / 三重工事事務所長)
> 建設省河川局計画専門官
> 1974年 外務省出向  ベトナム日本大使館一等書記官 / シドニー領事)

元河川官僚ならば、ダムに頼る治水事業に戻るにしても、たとえば、八ツ場ダムの場合、今のままでは、特ダム法に基づいて基本計画の変更を行い、工期延長や事業費の増額が必要となることは、すぐに分かるはず。すると、わずかに人口がまだ増えている東京でさえ、ダム完成が、人口減少が始まった後でしかないということがいやがおうでも分かる。

八ツ場ダムに限らず、すべてのダム事業に関し、水利権行政が硬直していることも、基本高水が鉛筆ナメであることも分かっているはずだが・・・。知っていることを、次世代のために使ってくれる人かどうかが最大の見どころになる

昨日9月1日、衆議院第二議員会館第二会議室では
八ツ場ダム中止と現地の生活再建を求めてきた「八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会」総会が開かれた。
Photo

選挙によってメンバーが入れ替わったが、群馬、東京、埼玉、栃木、千葉、茨城の都県議会の議員50名によって構成されている。群馬県議会の角倉邦良議員が新会長に選ばれた。

Photo_5 

同日、こんなプロジェクトが国交省内では立ち上がっていた。

第1回 河川事業の評価手法に関する研究会
http://www.mlit.go.jp/common/000164991.pdf
 日 時:平成23年9月5日(月)14:00~16:00
 場 所:中央合同庁舎3号館(国土交通省)4階特別会議室
 主な議事内容(予定):評価手法における検討課題について 等

委員
大野 栄治 名城大学都市情報学部 教授
小林 潔司 京都大学経営管理大学院長・教授
清水 義彦 群馬大学大学院工学研究科 教授
多々納 裕一 京都大学防災研究所 教授
田中 淳 東京大学大学院情報学環
総合防災情報研究センター長・教授
戸田 圭一 京都大学防災研究所 教授
中嶋 秀嗣 NKSJリスクマネジメント(株)
ERM部シニアコンサルタント
松村 敏弘 東京大学社会科学研究所 教授

誰が何を意図したプロジェクトかを聞かねばならないが、政治空白期間のことであり、まずは政治主導とは思えない。見ると、問い合わせ先が、「国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室河川経済調査官 山田 博史」となっている。本来業務は取材妨害ではないらしいというのが本日のオチで・・(苦笑)。

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