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2011年9月 2日 (金)

新国交大臣は元河川官僚ですがな

今朝、嬉しげなトーンで河川局計画課が
開示請求していた中身の調整電話をかけてきた。
開示請求を出したのは8月16日なので2週間以上が経つ。

あやしいトーン、変なタイミングだなと思ったら
その嬉しげなトーンのもとは
新国土交通大臣の就任のニュースか、
勘ぐり過ぎかもしれないが、誰が大臣になるかによって
「開示」する中身を考えようと思っていたのだろうかと思えてしまう。

新国土交通大臣前田武志氏の経歴
> 京都大学工学部卒 / 同大学院修了
> 建設省入省(国土庁専門調査官 / 三重工事事務所長)
> 建設省河川局計画専門官
> 1974年 外務省出向  ベトナム日本大使館一等書記官 / シドニー領事)

元河川官僚ならば、ダムに頼る治水事業に戻るにしても、たとえば、八ツ場ダムの場合、今のままでは、特ダム法に基づいて基本計画の変更を行い、工期延長や事業費の増額が必要となることは、すぐに分かるはず。すると、わずかに人口がまだ増えている東京でさえ、ダム完成が、人口減少が始まった後でしかないということがいやがおうでも分かる。

八ツ場ダムに限らず、すべてのダム事業に関し、水利権行政が硬直していることも、基本高水が鉛筆ナメであることも分かっているはずだが・・・。知っていることを、次世代のために使ってくれる人かどうかが最大の見どころになる

昨日9月1日、衆議院第二議員会館第二会議室では
八ツ場ダム中止と現地の生活再建を求めてきた「八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会」総会が開かれた。
Photo

選挙によってメンバーが入れ替わったが、群馬、東京、埼玉、栃木、千葉、茨城の都県議会の議員50名によって構成されている。群馬県議会の角倉邦良議員が新会長に選ばれた。

Photo_5 

同日、こんなプロジェクトが国交省内では立ち上がっていた。

第1回 河川事業の評価手法に関する研究会
http://www.mlit.go.jp/common/000164991.pdf
 日 時:平成23年9月5日(月)14:00~16:00
 場 所:中央合同庁舎3号館(国土交通省)4階特別会議室
 主な議事内容(予定):評価手法における検討課題について 等

委員
大野 栄治 名城大学都市情報学部 教授
小林 潔司 京都大学経営管理大学院長・教授
清水 義彦 群馬大学大学院工学研究科 教授
多々納 裕一 京都大学防災研究所 教授
田中 淳 東京大学大学院情報学環
総合防災情報研究センター長・教授
戸田 圭一 京都大学防災研究所 教授
中嶋 秀嗣 NKSJリスクマネジメント(株)
ERM部シニアコンサルタント
松村 敏弘 東京大学社会科学研究所 教授

誰が何を意図したプロジェクトかを聞かねばならないが、政治空白期間のことであり、まずは政治主導とは思えない。見ると、問い合わせ先が、「国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室河川経済調査官 山田 博史」となっている。本来業務は取材妨害ではないらしいというのが本日のオチで・・(苦笑)。

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