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2011年9月 3日 (土)

前田大臣報道と感想

流れてきた各紙の報道をまとめると以下のとおり。

●野田内閣:官僚ら「話をよく聞いて、政策進めて」
http://mainichi.jp/select/today/news/20110903k0000m040104000c.html 
毎日新聞2011年9月2日 21時0分
●八ツ場ダム建設是非は「予断なく判断」前田国交相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110903-00000505-san-pol 
産経新聞 9月3日(土)0時52分配信
●野田内閣、国交相に前田氏 八ツ場は冷ややか 群馬
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110903/gnm11090302280002-n1.htm
2011.9.3 02:28
●八ッ場進展 国交相に期待 相次ぐ交代 地元にいら立ちも
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110903-OYT8T00032.htm 
読売新聞群馬版 2011年9月3日
●「現場早く見て判断を」 新国交相に要望
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109030002 
朝日新聞群馬版 2011年09月03日
● 八ッ場問題 「解決手腕に疑問」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110903/CK2011090302000073.html 
東京新聞群馬版 2011年9月3日
●馬淵衆院議員に聞く
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109030001
(朝日新聞群馬版2011年09月03日)

↑「中止するには特定多目的ダム法を改正する必要がある」と書いてあるけど

▼改正じゃなくて、「運用」するだけでよいのに、やっぱり分かっていなかったのか、だまくらかされていたのか・・・。政治家は必ずしも、法律を読んだり解釈したりできなくても構わないが、政策を実現するためにどのように法律を運用することができるか、助言者(望ましいのは政治家の政策決定に対して、省益を損ねてでもそれを全うする人材が官僚にいることだが、抵抗勢力にしかなりえないのが現実・・・)をスタッフに配置できる力がないとどうしようもない。

↑「委員の人選では「反対派も入れろ」としつこく言った」と書いてあるけど

▼反対派は1人も入らなかった。意思決定勢力になりえない外部委員の話を聴いただけだった。

この間、川原湯温泉では、もともと立場の強い人や、将来的にあまり憂えていない人、努力と才覚でたくましく生きている人、見切った人、推進を望みながらもすぐにできるとは思っていないながらも早期着工と言い続けざるを得ない人、それ以外の選択肢が見えなくなっている人、中止を待っている人・・・さまざまおられる中、耐えしのげないほどの客足の激減に悩まされている人もいる(3.11以後、これは、川原湯温泉だけのことではないが、輪をかけてという意味で)。しかし、総じて言えるのは、現地の分かっている人は皆、特ダム法で基本計画に定められている通りの日程で、ダムが完成するなどとは微塵も思っていないこと。

実行する覚悟のない政治決断ほど迷惑なものはない。5年先すら予測することができない政治判断ほど迷惑なものはない。一方で、国交省(建設省)、政治家、そこに群がる業者達が、自分たちの利益と都合を優先させてきた人たちでしかないことを半世紀も目の当たりにしながら、それでもなお騙され続け、自分たちの生活や生き方をこうした人たちに委ねるしかないと思う人たちがいる。与えられた選択肢しか選べない弱者を利用し、乗じてきた人がいる一方で、日本をそういう国であることを放置してきた人がいる。

乗じる人と放置する人の両方と共に次のステージへと移行したい。「虐げられている当事者がその両方と闘ったり乗り越えたりして独自の道を切り開くこと」を応援したい。こんな抽象論は屁のつっぱりにもならないことを分かった上で、今日はそう書くことしかできない。

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