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2011年10月29日 (土)

邪悪なパブコメ 手前勝手な八ツ場ダム見直し

全国で83ダムが見直し中で、こちらですでに書いたが、
八ツ場ダムの見直しも、パブコメの段階に来た。
しかし、パブコメのかけかたも、中身もヒドイ。

パブコメにかけていますという案内はこちら
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000183.html
だが、そこから「記者発表資料」の中身をじっくり見なければパブコメの中身に到達しない。一般の人は、「記者発表」から読み解かなければならない。
会議の傍聴は「記者」と「国民」をわけて、「国民」を遮蔽するくせに
意見募集のときは「記者」の中に「国民」を含めて、「国民」を遮蔽する。

その壁を突破できた人てここに辿り着いた人は
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/index00000022.html
運がよければ、パブコメの中身にたどり着けるかもしれない。

「八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000184.html 
普通なら、骨子→概要→報告書と並ぶはずが、
報告書→概要→骨子と並ぶ。300ページを越えるのに概要版がなく、
せめて概要版と説明会を行わなければ国交省前で座り込みをする!
と宣言したら「概要版を作るよう指示を出した」と連絡が来た。
概要版は出て、骨子が出たのでその順番で出ているが、説明会はない。

ところが、一方的な「意見聴取」は行うと20日に記者発表した。
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000185.html

記者たちが当日記事を書き、次の日の21日に掲載されたとしても
その応募締めきりは29日(土)(本日!)までで、7日しかない。
パブコメより後に発表し、締めきりはパブコメよりも前!
なぜ、せめて30日(日)や月曜日の朝を締めきりにしないのか?
月曜から作業をする自分たち(河川官僚)の仕事の都合しか考えない
こういうのを「アリバイ」という。「傲慢」「怠慢」「勘違い」という。

さらに、意見を述べることができるのは、
東京、茨城、埼玉、群馬、千葉、栃木の1都5県民のみ

しかし、パブコメには八ツ場ダムが有利という答えが出るための非現実的な代替案として、静岡県の富士川からの導水も入っている。導水管が通る静岡県民も神奈川県民?もしくは山梨県?が意見を投じられない合理性はなにもない

八ツ場ダム(吾妻流域)から流れて来る水には一滴も接しないという意味では、栃木県も神奈川県や山梨県と変わりはないが、彼らは意見募集応募の対象になっている。河川官僚の自己都合で静岡県、神奈川県、山梨県を巻き込んでおきながら、河川官僚の裁量で、意見聴取は1都5県に限っている。

パブコメは日本全国誰でも書けるのに、意見聴取には壁を設けている。
整合性がない。

見過ごしてしまいそうな壁だが、ダム検証の手続きの非公正性を象徴している。この行政裁量は、間違っていると判断し、私は、一国民(昼間は東京都で水を使うことも多い神奈川県民)として淡々と意見聴取に応募する。そして、もしも、受け入れられなければ、異議申し立てを行う。その異議も却下されれば、その次の行動を起こす。
(続き)

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