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2011年10月 7日 (金)

前田武士国土交通大臣への提案

八ツ場ダムの見直しのパブリックコメントが始まった。

国土交通省関東地方整備局のトップページ で
「八ッ場ダム建設事業の検証に係る討報告書(素案)」に対するパブリックコメントの
実施について掲載しました
 と出てくる。

その一番下に、『「八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対するパブリックコメント」』とあり、

記者発表資料、意見募集要領、意見提出様式

をクリックすると

・記者発表資料[PDF:335KB]
・意見募集要領[PDF:162KB]
・意見提出様式[PDF:72KB]
・意見提出様式[Word:46KB]
・意見提出様式[一太郎:45KB]

しかし、これを見ても意見するノモは出てこない。

「八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)

を見るとやっと出てくる。
「一括」と「個別」があり、一括でダウンロードしてみると317頁ある。概要版はない。誰が読むのか?

「記者」資料にはこうある。

 『国土交通省関東地方整備局では、「ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目」(以下、「検証要領細目」という。)に基づき、八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討を進めています。
 このたび、「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」における検討を踏まえ、検証要領細目に示されている検討結果の報告書(素案)を作成しました。
つきましては、今後の検討の参考とするため、別添の「『八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)』に対する意見募集要領」によりパブリックコメントを行い、広く意見を募集しますのでお知らせします。』

さて、これを読んでも、普通の人々にはサッパリわからないだろう。
何を聞かれているのか?何のためのものか?どう使われるのか?

これは、解説すればいわば、国交省関東地方整備局が、治水と利水から見た八ツ場ダムを、有識者会議のやり方で事業者として自ら見直した結を報告書にしたものだ。これを有識者会議や大臣に提出するつもりだが、このままでよいか?異論はないか?と聞いているのだ。

そのことが上記の赤字の文書で読み取れますか?

しかも中身は317頁
東電賠償請求の書類が156頁だったということで
請求させないための嫌がらせだと批判されたが、同じ原理
(東電賠償請求書類は「いやがらせ」? 専門用語だらけマニュアル156ページ
http://www.j-cast.com/2011/09/13107162.html?p=all 2011/9/13 19:08)

どういう考え方のもとでこの報告書が作られているのかを説明する箇所を見ても
その説明はこの通り

この報告書が、第一ラウンドで信濃川(千曲川)から導水する考え(これ4-135)を却下して、第二ラウンドまで残った静岡県の富士川これ4-134から導水する代替案と比較して八ツ場ダムが優れているという考え方で、作られたものだということは、一読しただけでは、誰も分からないだろう。

「水利権を整理する」「水利権行政を変革する」「渇水のときにはこれまでやってきたのと同様に融通し合う」「これまで通り美味しい地下水を生かす」というまともな代替案との比較はなされていないことは、誰も分からない。つまり、書いていないことは誰にも分からない。

「広く意見を募集しますのでお知らせします」というだけで
意見など本当は聴く気はないのだ

さて、前田武士国土交通大臣はどうするのだろう?
これが前田大臣が実現したい河川行政なのだろうか?

そして、明日、大臣は現場(長野原町)へいくわけですね・・・。

大臣に国土交通省と国民との意識のギャップと対立を埋めるために、以下のことを関東地方整備局に指示するよう、最低限の提案をしたいと思います。
1.説明会を利根川流域各地で開く。
  少なくとも利水を要望している基礎自治体ではすべて。治水策として八ツ場ダムを要望した基礎自治体ではすべて。各1都5県はもちろん。
2.概要版を作る。

これすらも行わなければ、私はパブコメの提出期限である11月4日の前の祝日(3日)を挟んだ前日(11月2日)に、国土交通省本省の前で座り込みをします。

これは八ツ場ダム問題を筆で伝えきれなかった自分への罰であり、
同時に、現在の河川行政に対する抗議の意思の表明です。

まさのあつこ

<加筆>なお、上記の提案は直情径行的な最低限の提案だが、八ツ場あしたの会は、根っこからの正攻法で攻めている。これが最善の提案であることを加えておきます!

■あしたの会 再検証やり直し住民支援求める
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581110070002
朝日新聞2011年10月07日

■八ッ場ダム検証「批判派入れ第三者機関で」 市民団体が要請書
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20111007/CK2011100702000065.html
東京新聞群馬版 2011年10月7日

以下は鉛筆なめぶりを暴露した素晴らしい記事だ!

■八ッ場ダム費用対効果「倍増」(2011年10月7日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20111007-OYT8T00043.htm

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