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2011年12月13日 (火)

12月13日取材メモ

12月13日大臣会見 国交省記者クラブ
(八ッ場ダム関連のみ)

Q:12月1日の有識者会議で、八ッ場ダムの効果について、最小で30センチ、最大で60センチ水位が低下すると関東地整が言っていたと答えているが、以前、関東地整に取材したときにそのような計算はやっていないと。また、最下流の江戸川区では低減効果はないと。検証には情報の正確性が必要だと思うが、お確かめいただけないか。

大臣:それは確かめましょう。

Q:栃木県知事が352名の命が失われたと。八ッ場ダムとは関係ない地域がない。パブコメで出した。その見解「関係地方公共団体からなる検討の場」に対する意見については、検討主体としてコメントする立場にございません。と正確性は必要なので確認していただけないか。

大臣:江戸川は専門家の方でしたでしょうか、工事事務所の方でしょうか。

Q:職員の方です。

大臣:利根川流域全体のいろいろな複雑な検討をやっておりますから、そういうことを承知した上でお答えかどうかはわかりませんが、定性的に言えば、低減効果というのは、最上流からはじまって、ずっと延々と多分何百キロあるんでしょうか。ずっと下ってきて、しかも、関宿で分派するわけですから。そして江戸川になる。しかも海の近くになるとこれは海水面でゼロになる。そういう意味では下流に行くに従って特に江戸川という海に近いところでは効果は低減するのは定性的には言える。こういうふうに思います。

キャスリン台風についてもこれもちゃんと確認をさせます。定性的に言えば、キャスリン台風のあのとき吾妻川流域といういか八ッ場のときにはあまり雨が多くなかった。むしろ栃木県群馬県の東とかあちらの法に大量の豪雨があっての洪水でありましたから、洪水の性格から言うと、栃木県側に大きく被害があった。渡瀬遊水池とのところでくだってきたところで破堤して、それが江戸川区も含めて大きな被害を及ぼした。

Q:江戸川では被害は1名だけでした。

大臣:浸水という意味では。あの当時であっても浸水の予想、待避、避難、こういったものでもうまくいけば、被害は最小限に止まるわけでございます。それが東日本の教訓ということになるかと思います。だからハードである一定の外力に対してはなんとか抑える。それを越える場合には、人命が第一ということでソフトの防災を含めて、人命第一で人の命を守っていくのが防災のあり方だ。そういうふうに思います。

Q:八ッ場ダムについて。前原政調会長が与党側の対応として、疑問点への回答がない間は着工容認できいないと言われましたが、国交省としての回答の作業の進捗状況はいかがでしょうか。

大臣:すでに具体的な疑問点というのは、官房長官経由で受け取っていまして、それに対する回答を製作して、党の方に提出しているところなんですね。なるべく早くご意見を伺い、こちらからもご説明する機会にしたいと思っています。

Q:法定計画との関係ですが、八ッ場ダムの法定計画といいますと、河川法に基づいて基本方針はできていますが、河川整備計画はできていません。今回は相当ということで、1.7万トンという数値が出ていますがこれは2005年に出ていた河川整備計画案で1.5万トンと出ていましたので、齟齬があるわけですが、法定計画としての妥当性、正当性がないのではないかというのが一点。それから特ダム法に基づいて基本計画が工期と事業費総額を定めていますが、検証の中で、工期も伸びるし、総額も増額になると書かれていた。この法定手続、河川法の手続と特ダム法の手続はどのようになさいますでしょうか。予算をつける前に決着をつける必要があると思いますが。

大臣:手元にないので、正確なことをお答えできませんが、そういった趣旨のことも質問の中に入っていたと思うんですね。特ダムの方については1都5県が関わっているわけですから、計画を変更するときには議会の承認を得た上で、知事さんの了解が必要だとこういうことになっているはずなんですね。
これは今までのプロセスの中で精査をして、地質調査などして概要を具体的に精査していく中で、工費があがったりすることがあるのは承知をしていまして、了解を得ているんだと私は思っている。了解を得ていないと計画は・・。

Q:検証の議事録を読んでいただきたいんですけれども、検証の場で検証の場の幹事会で、各都県全部がですね、増額には応じられないということが言われています。法律に基づけば増額については1都5県の了承がいりますので、そこは動かなくなります。

大臣:それはこれからの協議を通じてということになるんだと思いますね。

幹事社:大臣は予定があるので最後の一問

Q:党の方の調整なんですが、これは回答はすでに提出済みという理解でよろしいんですか。それと意見調整なんですが、目処としていつ頃までにどういう形で調整するのか。

大臣:提出はすでにしておりまして、したと思うんですが、昨日全部、回答はあらあら。
そして今の党の方の政策調査会はあらゆるものが集中しているので、なかなか日程が取りづらい。いずれにしても私がどういう判断をすることになったとしても、どういう結果であれ、予算に反映させなければならない。

Q:前原さんとお会いしてないですよね。
大臣:そうですよ。

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