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2011年12月18日 (日)

魑魅魍魎の世界

昨日発売の週刊金曜日のタイトルが「核燃サイクルの魑魅魍魎」(12月16号)だが、
ダムを巡る世界も「魑魅魍魎」かつ「奇怪」で「混沌」としている。

八ツ場ダムを巡る自治体議員・国会議員たちの賛否にはそれぞれ「動機」がある。

たとえば、「推進」で出てくる
佐田玄一郎衆議院議員、小渕優子衆院議員、曽根弘文参院議員
(たとえばこんな報道にも登場↓
■決着間近 賛否で激動 2011年12月16日(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581112160001
の動機を考える上では、支持基盤との関係が見逃せない。

国会質疑の映像もこちらにアップされているので見て欲しいが
(↓これら文字を追うのが辛い人にお勧め画像↑)

平成22年02月24日 衆議院国土交通委員会議事録

○中島正純委員 八ツ場ダム事業受注者からの政治団体に対する献金の一覧表。これは三年間でございます。最近の直近三年間だけで、群馬県の議員に対して四千九百二十五万円の献金がなされております。(略)落札率が九五%以上の件数が二百六十四件中百八十件あるということでございます。(略)群馬県選出の議員に献金をしている業者の工事の受注回数が非常に多いことがわかります。(略)番号三十八の南波建設株式会社、これは、群馬県の自民党県議会議員で、自民党群馬県連の幹事長南波和憲議員の奥さんが代表取締役を務める会社です。この会社は、平成十三年度から二十年度の間に二十一回も受注をしております。(略)

次に、資料二の一ページ目をごらんになってください。番号一のJV受注の中に入っている佐田建設、JV受注なので四社の合計ですが、十八億七千九百五十万円の受注をしております。この佐田建設は、自民党の佐田玄一郎衆議院議員の祖父に当たる元参議院議員佐田一郎さんが設立された会社で、平成十六年四月まで佐田玄一郎議員のお父さんが代表取締役をしていた親族会社です。

さらには、八ツ場ダム受注業者から、群馬県選出の議員に多くの献金が行っております。
 ここで総務省選挙部長にお伺いいたします。業者から、小渕優子衆議院議員が代表を務める自民党支部と小渕優子衆議院議員と関連が深い自由民主党群馬県ふるさと振興支部には、最近の三年間、平成十八年から二十年の間でどれだけの寄附がなされていたのでしょうか。(略)

同じく、中曽根弘文参議院議員が代表を務める自民党支部には、最近の三年間、平成十八年から二十年の間でどれだけの寄附がなされていたのでしょうか。

回答はそれぞれこちらの議事録(衆議院国土交通委員会2010年2月4日)とこちらの議事録(衆議院国土交通委員会2010年3月5日)でどうぞ。

しかし、魑魅魍魎は自民党だけではないことがこの間の取材で見えてきた。

■12月16日号の週刊金曜日のアンテナのタイトルは
元建設相技監と国交相元秘書の暗躍
八ツ場ダムダム中止公約を蝕む古巣人脈 ★
■そして↑この件を前田大臣に尋ねた件が↓
http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-f0dd.html 
(2011年12月16日国土交通大臣会見メモ)
■さらに、上記★のときに取材に応じてくれず、推進の背景が不明だった一人(だから大臣に聞いたのだが)議員本人には16日に突撃取材をし、その背景が分かりましたので、どこかで続報できればと考えています。

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