2009年5月24日 (日)

転換のポジティブリスト

途上国ニッポンのコマで書きそびれたこと

「設楽ダム建設の是非を問う住民投票を求める会」が
最終的に議会で否決はされてしまったが、
住民投票を目指して「設楽ダム学習会」を開いた。

その際、学習会をきめ細かに行おうと考えた理由をこの会の伊奈紘さんに
教えていただき、う~ん、とうなった。

 ①情報の絶対的不足を解消
 ②間違った情報により「諦め」から開放
 ③集団と個人の考えの違いに気づかせる
 ④本音を話していいという場の必要性
 ⑤まちづくりを自分たちで、町の方向は自分たちでという自覚を育てる

伊奈さんがあげたこれらのポジティブリストは
どのダム予定地を訪れても感じる共通した問題の解決策だ。

・一方的な行政情報
・諦め
・個人の意見が言えない
・まちづくりへの意欲の不足

でも必ずといっていいほど、そうした中に
ポジティブリストを胸にかかえて、変えていこうという人が地域にいる。
そうした人々と出会うたびに感動して
できることはなんでもやらなければ、と思う。

だんだん頭に身体がついていかなくなっているのだが
ときに横着をしながら、怠けながら、焦りながら
一つひとつの問題の12億分の1でいい、と思ってとにかく続ける。

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2008年12月 3日 (水)

対話でつなごう滋賀の会の意見書

対話でつなごう滋賀の会」が1121日に国土交通大臣、近畿地方整備局長あてに意見書を出しています。転載許可を得たのですが、ブログにもアップロードされたとのことなので、リンクを張らせていただきます。↓

4知事の共同意見の発表にあたり、国土交通省と近畿地方整備局への意見書」

タイトルと項目は次の通り。ぜひ、ご一読を。

4知事の共同意見の発表にあたり、国土交通省と近畿地方整備局への意見書

対話でつなごう滋賀の会(代表 寺川庄蔵)

 

1、4知事の共同意見を尊重し、大戸川ダムの中止、丹生ダムの見直しを求める。

2、移転された住民への真摯な対応を

3、付替え道路など、これまで進めてきた付帯工事は最後まで実行を

4、地元の声を間違えないように

 ○地元大津市民の声は大戸川ダムNOである

 ○丹生ダムも地元の声はダム見直し

 ○ダム推進を声高にいう地元の対策協議会とは行政の出先機関?

 ○地元の声の正しい判断を求める

  

以上、http://taiwa-shiga.net/img/081121.pdf からでした

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2008年12月 2日 (火)

太田川ダム情報いただきました

失敗の毎日です。

昨日は、さいたま新都市に情報開示請求へ。

合同庁舎で国土交通省に開示請求をしたと思ったら、そこは防衛省だった。

用紙を一枚ムダにした(気づけよ<私)。

わ、間違えたと思って関東地方整備局の階に行き直し、

同じ階の農水省に迷い込んだ。

フロア図を3度見てやっと見つかった。自分にくたびれた。

さて、静岡の「グループ太田川水未来と太田川ダム研究会」がウェブを

立ち上げたそうです。

http://www.geocities.jp/ootagawa_mizumirai/

ついでですが、先日、週刊ダイアモンドに出た記事がここで読めます。

 

完成した静岡・太田川ダム堤体にひび割れのピンチ!

http://diamond.jp/series/inside/08_11_01_002/

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2008年9月24日 (水)

熊本県知事 首相に五木村のために会う

どこまでいってもこのままでは休めない・・・

と昨日は数ヶ月ぶりの完全オフ!自転車をこぎプチアウトドアしました。

911日に「ダムによらない治水」を県議会で宣言した熊本県知事に感想を送りたくなり、以下は21日に送ったものです。感想の最後に、知事の政治判断を受け止めるべきは国土交通大臣だから、ぜひ直接会って思いを遂げて欲しいとFAXしました。

するとなんと、知事はその日すでに「前」となってしまいましたが、首相に会いに行っていました。スピード感と理念がセットになった政治家の誕生です。

ダム問題で知事が首相と会談(熊本県)

http://www.kkt.jp/news/nnn/news868230.html

五木村振興 知事、福田総理と会談

http://www.kab.co.jp/db/asp/kabnews/KabNews.asp?src_month=9&src_day=22&id=4

蒲島知事が福田首相と会談 五木村の振興で協力求める

http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=15785&mod=3000

以下は単なる参考まで。

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蒲島郁夫・熊本県知事

泳げる川があることの希少さをお考えいただきたいと手紙を書きましたまさのあつこと申します。子どもたちにとってpricelessな遊び場、飛び込むことできる川を残されたことは、本当に賢明なご判断だったと思います。お金にかえることができるものなど、この世にそう多くはないからです。

賢明なご判断だったと思う理由はそれだけではありません。出張先で川辺川ダムのニュースを聞き、出張先から戻り、911日の議会での演説を聞き、感銘を受けました。なんと多くの方の意見を受け止め、これ以上にない判断をされたことでしょう。多くの方が、「知事は私の気持ちを受け止めてくれた」と思われたことでしょう。恥ずかしながら私もその一人です。まして熊本の住民で川辺川を愛する方はなおさらそうでしょう。「お金には変えられないものをどうか奪わないで欲しい」という気持ちで、固唾を飲んで知事の判断を待ち「白紙撤回」という言葉を聞いた人々は、あたかも自分の命が救われたように、緊張感が解け、涙が出てきたのではないでしょうか。

さて、洪水調整機能についても感想を述べさせてください。

知事がもっとも気にかけた一つは人吉の治水であろうと思われますが、気候変動による集中豪雨が頻発している今日このごろだからこそ、「ダムによらない治水」はリスクマネジメントとして最適なものだと思われます。人間にとって予測可能ということはこの上ない「強み」だからです。雨がたくさん降れば川にもたくさん流れてくるという予測。逆にいえば、ダムによる治水は、予測不能なギャンブルのようなもの、そして気候変動時代においては、ギャンブル性を増すものだと思うからです。

球磨川本流にある市房ダムですでに、自然の摂理とは違う予測不能なタイミングで洪水に見舞われるようになった人吉にとっては、これ以上にギャンブル性が高まる治水策は避けたいというのは、生命力が発する本能的メッセージではないかと思います。

ダムが機能するのは、ダムの集水域にダムに収まる、ちょうどいい量の雨が降ってくれた時だけで、それ以外の場所に大雨が降っても無用の長物であること。流れる川をせき止めても、ダムで抑えきれないほどに降り続ければ、予測不能なタイミングに、ダム操作規則という人為的な判断によって、ダムを守るための水量が放流されること。つまり、河川工学による治水は「限定的な条件下で定めた仮定に基づく実験」以上のものではないこと。

すなわち、ダムによる治水とは、河川工学上の仮定に命を預けるのかどうかの選択であり、選択肢の一つでしかないということに日本社会が気づき、ダムによらない治水へと新しい一歩を踏み出す大きな転換点になったと思います。そこにある潜在的な危険を住民が地域の歴史から学び備える環境を整備する、財源や権限にとどまらない「地方分権」への一歩が始まるのではないかと思います。

五木村について。ダムに地域(物理的、精神的)を破壊された人々は、初めはダムを作るという「公益」の犠牲となりました。そして今、知事がダムによらない治水を政治的決断により選択したことを受け、その「解」を唯一、国の側で受け止めるべきは、政治家たる国土交通大臣であると思います。ぜひ、県知事自らの選択を、そして選択に到るまでの思いを、国土交通大臣に政治家から政治家として直にお伝えくださいますよう。

そして、国土交通大臣が、真の意味の地方分権の意味を問えば、川辺川ダム中止の決断をせざるを得ないと考えます。すると、今ある川を残すという「公益」に、五木村の人々は再び複雑に心を揺り動かされると思います。苦渋の選択の上にダムに沈まなかった故郷を抱えて暮らしていく人々の心を、ありのままに、大臣が知事と共に受け止めてくださいますよう。ご決断に関する感想と共にその願いをお伝えしたいと思いました。

2008921

まさのあつこ

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2007年2月24日 (土)

静岡空港と産廃に抗議して自殺

26日、静岡空港に反対していた一人の市民が、ガソリンをかぶってライターで焼身自殺した。

遺書として2通の抗議文が残されていた。

  1通は静岡県知事宛てで空港反対問題

  1通は静岡市長宛てで吉津焼却灰産廃問題

自殺されたのは、静岡県庁別館正面玄関前。

抗議文は、遺体のそばと、自殺直前40分前のmixiのブログにも残されたが当日に消去されてしまったという。

後者の産廃問題は公害調停中で、その議事が非公開であることを楯にとって、「マスコミに公表するな」と圧力がかかっていたという。「たいへん純粋な方でしたので、抗議の憤死をされたのです」

報道は自殺を事件として取り上げたが、その後、市や県がどうこの命がけの訴えに対応したかのかを報じていない。こんな事件すらもすぐに埋もれ、納豆のダイエットなど虚偽エンターテイメントに視聴者の目が集まる。

静岡空港問題にはいろいろな立場で関わった。この1ページを書くのに3週間がかかった私が言えた義理ではないが、世の中ほんとうにおかしい。

もっと知りたい方は、青山貞一氏の独立系メディア

◆静岡空港建設と焼却灰不法投棄に抗議し焼身自殺

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2007年2月17日 (土)

赤木さんや須藤さんから学ぶこと

赤木さんに転載させてもらってもいいですか?と伺ったところ、以下のようにお返事が来ました。

~~~~~~~

転載されるのにふさわしいかどうか。

そういう申し出もあるとまったく予想、意識しないで、ダム推進に対し敵意むき出しの、主観的表現を多く交えて書いてしまっているからです。

(略)

書き物は、対論を意識し、この場合、ダム賛成の人も反対にまわるような客観的な記述の仕方でないと、公にできないと考えていました。MLは、いわば身内の意見交換、情報提供の場ですから、傍聴に行きたくても行けなかった人に少しでも、つたなくても、ようすを知らせたい一心で書きました。

~~~わはは、これは↑無断転載、失礼失礼~~~~~~~~~

赤木さんの「一心」。

須藤さんの「一心」

世の中を動かすのは、こうした「一心」なのだといつも学びます。

プライドをかなぐり捨てて、ブザマにやっていこうと思いながらも、格好をつけてしまう自分を感じることがあります。物書きで食べていこうと思い始めてから、なおさら、その傾向は強くなってきているような気がします。

「書く」ビジネスは、必ずしも世の中を良い方向へ持っていくことと同一方向にはありません。その矛盾の中で、隙間を見つけて、もがいて、負けています。

そんなとき、「一心」に伝えようとする気持ちに触れて、私は鼓舞されます。

がんばるぞ~と「一心」に思えます。感謝!

まさのあつこ

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2006年8月 4日 (金)

細川内ダム反対運動の資料館

資料の山から、今年6月にいただいた旧木頭村の住民でダム反対運動資料保存会の代表・田村好さんからのお知らせが出てきました。

* * *

 200012月、国はついに「細川内ダム計画」を断念し、これを中止すると発表しました。木頭村民の30年に及ぶ反対運動が実を結んだわけです。

 そこで、この度、旧木頭村内(現、那賀町)に「細川内ダム建設」反対運動資料館を建て、ここに残された多くの資料(ダム対策同志会による反対運動の全記録、各省庁・県などへの反対陳情と抗議文や細川内ダム関連、木頭村資料、県資料、質問主意書から、ムシロ旗、メガホン等まで)を保存し、一般の方々に広く公開することに致しました。写真やポスターなども展示する予定です。数年かけて、全国各地のダム反対闘争の資料も収集したいと思います。

 資料館の隣には、67年前に建てた山小屋を移動し、「おららの山小屋」と名づけ、山小屋の生活体験もしていただけるようにします。

 資料館と「おららの山小屋」ともに06年9月の完成予定です。

細川内ダム建設反対運動資料館と「おららの山小屋」予定地

徳島県那賀郡那賀町 木頭折宇 上ミかげ16番地の1

(国道195号線より約130mぐらいのところ)

ダム反対運動資料保存会

代表 田村 好

* * * 

徳島新聞でも詳しく報道されています!↓

細川内ダム反対運動の歴史後世に 旧木頭村民、予定地に資料館計画

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2005年7月 4日 (月)

嶋津暉之さんの田尻賞受賞

 このブログで唯一(あれ?もっと紹介したような気もするが)「人」というカテゴリーでご紹介した嶋津暉之さんが、この度、田尻賞を受賞されました。
 詳しくは、ここ(PDF)(嶋津暉之さんが遠藤保男さんとともに共同代表を務める水源開発問題全国連絡会のウェブサイトに)

続きを読む "嶋津暉之さんの田尻賞受賞"

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2004年9月13日 (月)

嶋津暉之さん

 今日は、「八ッ場ダムをストップさせよう 東京集会――住民監査請求報告大集会」に行ってきました(参加者400名)。内容については主催者たちがどこかのホームページで報告するでしょうから、私は、この機会に、「嶋津暉之さん」のことを書きます。

 田中康夫さんが使った「脱ダム」という言葉は、今でこそ、誰でも知る言葉となりました。でも、高度成長期に立てられたダム計画が、その受益を受ける都会人たちの知らぬ間に、目に見えない山奥で人々の心を翻弄し、コミュニティを壊していたことを、その頃、私たちのほとんどは気づいていませんでした。

続きを読む "嶋津暉之さん"

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